ドジョウを飼育しよう!人気のドジョウの種類とドジョウの飼育方法を紹介!!
ドジョウは日本の田んぼや川に生息している川魚です。水槽内では砂の中に潜ったりするので、飼っていても楽し魚です。水質の悪化にも強いのでドジョウの飼育はとても簡単です。今回の記事ではドジョウの飼育方法と人気のドジョウの種類について紹介します。
ドジョウは低温にも強い魚なので、室内飼育であればヒーターがなくても飼育することができて、飼育も簡単なので初心者の方でも飼いやすい魚です。
ドジョウは地味な魚と思われていますが、よくみ見るととても可愛らしい顔をしていて、仕草も可愛いので、飼っていてとても楽しい魚です。
今回の記事では、ドジョウの飼育方法について紹介するので、ドジョウを買ってみたい方はぜひ読んでみてください。
ドジョウとは
ドジョウは日本の他にも台湾や中国、ベトナムなどに広く生息している魚です。自然の土壌は田んぼや川や池などに生息しています。
ドジョウはコイ科の生き物で実はコイの仲間になります。淡水に生息していて、餌呼吸だけでなく腸からも呼吸をすることができるので、水槽内の酸素量が少なくなると水面に顔を出して呼吸をします。
栄養価の高い魚なので食用として食べられることがあったり、アロワナなどの肉食の魚の餌として販売されています。
ドジョウの大きさ
ドジョウの種類にもよりますが、小さいものであれば6cmほど、大きなものだと20cmほどまで成長します。多くの種類では12〜13cmほどまで成長することが多いです。
熱帯魚ショップでは5cmほどの稚魚が販売されていますが、意外に成長するので購入するときは水槽のサイズに合わせて適切な数に抑えるようにしましょう。
ドジョウの寿命について
寿命は種類によって違いますが、以外に長生きな魚で、飼育下でも8〜10年ぐらい生きると言われています。性格も大人しいので、他の魚と混泳させることができるので、飼いやすい魚です。
水質が悪かったりストレスのかかる環境で飼育していると寿命は短くなってしまいます。なので、ドジョウを飼育する際は混泳相手と水質の悪化に気をつけるようにしましょう。
ペットにオススメのドジョウ
地味なイメージがあると思いますがドジョウには様々な種類がいて、種類によって見た目も様々です。
種類も豊富で、ヤマトドジョウ、フクドジョウ、ヒドジョウ、ホトケドジョウなどが代表的な種類です。。中でもペットとしてよく飼われているドジョウを紹介します。
マドジョウ
ドジョウといえばこの種類を指すことが多いです。マドジョウは15cmほどで成長が止まることが多いですが、稀に30cmほどまで成長することがあるドジョウです。
日本に広く生息しているドジョウで見た目は茶褐色の肌に斑点模様が入っています。ペットとして販売されていることも多く、ホームセンターなどでも販売されていることがあります。
また、マドジョウのアルビノ個体もペットとして販売されています。
ホトケドジョウ
ホトケドジョウは九州と北海道を除く日本国内に広く生息しているドジョウです。
水草に隠れていることが多いドジョウでかわの底よりも中層を泳いでいることが多いです。体は他のドジョウに比べて太く短いのでずんぐりむっくりした印象があります。
体調は10cmほどまでしか成長しないんで、他のドジョウに比べって小型で小さい水槽で飼育することができます。
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シマドジョウ
ペットショップやホームセンターなどでよく販売されているのがシマドジョウです。日本固有のドジョウなので、日本の気候にも適応しやすいので飼いやすい種類です。
模様の綺麗なドジョウなのでペットとして人気があります。
基本的には体の横に黒い模様が入っていますが、個体によってはライン状になっていることもあります。体色が明るく、模様が綺麗なので海外でもペットとして人気のあるドジョウです。
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ヒドジョウ
ヒドジョウは日本に生息しているマドジョウが黄色に変わったドジョウです。ヒドジョウはブリードされているので、流通量も多く熱帯魚屋さんでも販売されています。
ドジョウの中でも綺麗な色をしているので、見た目が派手なドジョウを飼いたい人にもオススメです。ヒドジョウにはアルビノも販売されているので、変わったドジョウを飼いたい方はアルビノのヒドジョウを飼うのがいいと思います。
フクドジョウ
フクドジョウはドジョウの中でも大きく成長する種類で、20cm程度まで成長します。朝鮮半島原産のドジョウですが、日本にも生息しています。
体調が大きく生息する土壌なので、30cm水槽では手狭になってしまいます。フクドジョウを飼育する場合は45cm水槽で飼育するようにしましょう。
ドジョウの飼育に必要なもの
ドジョウの飼育はそれほど難しくありません。
ちゃんと飼育設備を揃えて水質の悪化や水温の上昇に気をつけておけば初めてでも育てやすいと思います。ただ、ドジョウの種類によっては高水温が苦手な種類もいるので、夏場の水温には気をつけてください。
それでは簡単にドジョウの飼育に必要なものを紹介します。
水槽
水槽のサイズは大きくなることを考えて45cm水槽で飼育を始めるのがいいと思います。
30cm水槽で飼育することもできますが水槽は大きい方が水温や水質が安定しやすいので、初めて魚を飼育する場合は少し大きめの水槽を使用するのがおすすめです。
30cm水槽でも飼育することはできますが、45cm水槽の方がろ過フィルターなど45cm水槽の規格にあったものが多く販売されているのでおすすめです。
ドジョウは水面から飛び出してしまうことがあるので、水槽には蓋をしておくようにしましょう。
ろ過フィルター
ろ過フィルターは上部フィルターで問題ないと思います。上部フィルターは水槽の水をポンプで組み上げて、ろ過層を通した後、水槽内に落とすシステムのフィルターです。
ろ材が入る量も多くろ過能力が高く、掃除も楽でメンテナンスがしやすいのでおすすめです。ろ過フィルターの中でも値段が安く使いやすので初めて魚を飼育する人には特におすすめです。
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隠れ家
ドジョウを飼育する場合は隠れ家を用意してあげましょう。
混泳させない場合でも隠れる場所がないと安心することができなくてストレスをためてしまいます。ドジョウ同士でも喧嘩をすることがあるので、隠れられる場所を用意してあげてください。
隠れ家は岩を組み合わせたり、流木や土管などをいれておくようにしてください。
ドジョウの飼育にオススメの底砂
一般的な熱帯魚と同じようなレイアウトで飼育することができますが、ドジョウを飼育する場合はは底砂を入れるのがいいと思います。
ドジョウは砂の中に潜る習慣があるので、砂を入れておいたほうがストレスも少なくなります。
砂が大きすぎるとうまく潜ることができず、角がある粒だとドジョウが怪我をしてしまうので、底砂はドジョウにあったものを選びましょう
田砂
田砂は名前の通り田んぼの土から粘土質の土を除去した後に残った砂利を加工した砂です。
角がなくて丸いのでドジョウが潜っても傷つくことがなく、水質を弱酸性や弱アルカリ性に傾けることもないので使いやすい底砂です。
比重も重くて水槽内で舞ってしまうこともないので、ドジョウを飼育する場合は1番おすすめなのが田砂です。
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川砂
川の底の砂をイメージした底砂です。これも角が取れているので、ドジョウが傷つくことなく安心して使用することができます。
田砂よりも鑑賞性がよく色が明るいので見た目もいいです。色合いを見て気に入った方を選ぶのがいいと思います。
ボトムサンド
コリドラなどの底を泳ぐ魚のための底砂でこちらも角がないのでドジョウを傷つけることはありません。
ただ、軽い素材なので掃除をするときに舞ってしまうことがあります。
水草のレイアウトについて
ドジョウは底砂に潜る習性があるので、底砂に植える水草は相性が悪いです。根を張るタイプの水草を植えてもすぐに掘り出してしまいます。
なので、ドジョウを飼育する場合は水草は流木などに活着するものを使用するようにしましょう。ウィローモスであれば流木に活着させることができ、育てるのも簡単なのでオススメです。水草を入れるときは農薬に気をつけて!水草の農薬を除去する方法を紹介!!
ドジョウの餌について
ドジョウは基本的になんでも食べます。なので、混泳させている熱帯魚の餌の食べ残しなども食べてくれます。餌の食べ残し以外にも水草の傷んだ部分も食べてくれます。
ドジョウは大きくなると餌を食べる量も増えるので、餌の食べ残しだけでは痩せてしまうので、ドジョウ用の餌を与えるのがいいと思います。
ドジョウの餌は市販されているドジョウ用の餌がオススメです。他にも沈下性の餌であれば問題ないのでコリドラス用の餌などを代用することができます。
人工餌以外にも冷凍のアカムシを与えると喜んで食べてくれます。ただ、アカムシは食べ残しがあると水を汚してしまうので、たまにおやつとして与えて、食べ残しが出ないように少量に煤のがオススメです。
餌を与える頻度は1日に1回〜2回ほどで大丈夫です。
ドジョウの混泳について
ドジョウはおとなしい魚で、他の魚にちょっかいをかけることがないので、混泳に向いている魚です。
中層や上層を泳ぐ魚とであれば、問題なく混泳させることができます。ただ、大きさ魚や肉食の魚と混泳すると食べられてしまうので注意してください。
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