ホトケドジョウを飼育しよう!!ホトケドジョウの特徴や飼育方法を紹介!!

2018年6月22日

ホトケドジョウを飼育しよう!!ホトケドジョウの特徴や飼育方法を紹介!!

ホトケドジョウは日本に生息しているドジョウで飼育も簡単なので人気の高い淡水魚です。体長も小さい種類なので、小型の水槽で飼育する事ができるので、初心者の方にもオススメです。今回の記事ではホトケドジョウの特徴と飼育方法について紹介します。

ホトケドジョウは左右に4本生えたひげが特徴のドジョウで、見た目が可愛らしいのでペットとして人気の高い淡水魚です。

性格も大人しく色々な魚と混泳させる事ができるので、初心者の方でも飼いやすい種類の魚です。水質の悪化によって病気になってしまうことがありますが、熱帯魚の飼育に慣れていて、ちゃんと水換えをして水質を安定させていれば問題なく飼育することができます。

ただ、高水温に弱いので、飼育する場合は水槽用のクーラーが必要になってきます。通年で25度以下の水温を維持することができれば飼育はそれほど難しくありません。

今回の記事では、ホトケドジョウの特徴と飼育方法を紹介するので、ホトケドジョウを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

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ホトケドジョウとは

ホトケドジョウは東北地方から近畿地方と四国の一部と本州に生息している日本固有の淡水魚です。体長も7cm程度までしか成長しない小型の種類なので、小型水槽でも飼育する事ができます。

日本固有種のドジョウですが、近年は開発によって保護が必要になっていて、現在は絶滅危惧種・IB類に指定させています。

地域によってはアラブドジョウやオカメドジョウとも呼ばれています。ホトケドジョウという名前は仏様のような優しい顔をしているから名付けられたと言われています。

ホトケドジョウは見た目が他のドジョウとは少し違います。他のドジョウが細長い体をしているのに対してホトケ土壌は他のドジョウに比べて太く短い体をしています。

また、底砂に潜ることがほとんどなく、中層付近を泳いだり水草の間に隠れていることの多いドジョウです。

ホトケドジョウの飼育方法

ホトケドジョウは熱帯魚屋さんでも販売されています。絶滅危惧種に指定されているドジョウですが、値段は安くて800円程度で販売されている事が多いです。

室内飼育であればヒーターがなくても飼育する事ができますが、夏場水温が高くなりすぎると元気がなくなって餌を食べなくなる事があります。

ホトケドジョウは20度前後の水温を好むので、通年で20度前後になるようにするのが理想です。ただ、25度ぐらいまでであれば飼育することができます。

それ以上に水温が上がると危険なので夏場に水温が25度以上になってしまう場合は冷却ファンを用意して水温を下げるのがいいと思います。

簡単にホトケドジョウの飼育方法を紹介します。

水槽

7cm程度までしか成長しない小型の淡水魚なので、30cm水槽などの小型水槽で飼育する事ができます。他の熱帯魚と混泳させる場合は混泳させる魚や魚の数に合わせて水槽のサイズを選ぶのがいいと思います。

水槽は少し大きい方が水質が安定しやすいので、45cm水槽がおすすめです。45cm水槽であれば濾過フィルターやライトなど45cm水槽の規格にあったものがたくさん販売されています。

濾過フィルター

飼育環境が過密じゃなければ外掛けフィルターやスポンジフィルターで飼育する事ができます。混泳させたり過密の状況で飼育するのであれば、濾過能力のフィルターを選ぶのがいいと思います。

床材

ドジョウは砂に潜るのが好きなので、底砂を敷いてあげた方が喜びます。

底砂は粒の細かい田砂などを選びましょう。シマドジョウは弱アルカリ性の水質を好むので、水質を弱酸性に傾けるソイルなどはホトケドジョウの飼育に向いていません。

ホトケドジョウは底砂に潜ることはあまりありませんが、たまに底砂に潜ることがあります。角があるものだと体を傷付けてしまうことがあるので、粒が小さくて丸い田砂などの底砂がおすすめです。コリドラスの飼育には田砂がおすすめ!田砂のメリットや使い方を紹介!

隠れ家

ホトケドジョウが安心できるように、流木や土管などを入れて隠れ家を作っておくようにしましょう。

水草に隠れていることも多いので、ウィローモスなどの水草を設置してあげるのもおすすめです。

ホトケドジョウの餌

ホトケドジョウは雑食なのでどんな餌でも食べてくれます。底に落ちた餌を食べるので餌は沈下性の餌がいいと思います。

沈下性の餌じゃなくても食べてくれますが、他の魚と混泳させている場合は他の魚に食べられてしまうので沈下性の餌がおすすめです。

雑食性ですが肉食の傾向が強いので人工餌であればコリドラス用の餌がおすすめです。

他にも冷凍のアカムシなども好んで食べるので、餌を食べていない時やおやつとして冷凍のアカムシを与えるのもいいと思います。

ホトケドジョウの混泳について

ホトケドジョウは性格が温厚な魚なので、他の魚と混泳させる事ができます。

小さいエビを食べる事も少ないので、小型のシュリンプとの混泳にも向いています。ただ、大きな魚と混泳させるとシマドジョウが食べられてしまうので注意して下さい。

混泳させるときは同じサイズ程度の魚で、ドジョウが口にないらないようにしましょう。

高温に弱い魚なので、熱帯魚と混泳させる場合は25度以下の環境で飼育することができるものを選ぶようにしましょう。オトシンクルスとドジョウを混泳させるときの注意点を紹介!!

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