コリドラスの寿命はどのぐらい?平均寿命と長生きさせる方法について紹介!!

2015年1月8日

コリドラスの寿命はどのぐらい?平均寿命と長生きさせる方法について紹介!!ステルバイコリドラスの寿命は5年ほどだと言われていますが、種類によって違ったり、飼育環境によっても変わります。長生きな個体だと10年ほど生きることがあるので、コリドラスを飼育する場合は長生きできるように飼育環境をしっかりと管理して飼育するようにしましょう。今回の記事では、コリドラスの平均寿命とよくなってしまう病気を紹介します。

コリドラスは見た目もかわいいし、体も丈夫で飼育も簡単なので、飼ってみよと思う人も多いと思います。性格もおとなしく喧嘩もしないので、混泳させるのにも向いていて、様々な熱帯魚と混泳されることが多いです。

値段もそれほど高くないので、これからアクアリウムを始めようとする人や、水槽に何か魚を足したいって思った時に選択に入ってくるのがコリドラスだと思います。

コリドラスは、底砂の間に挟まっている餌を食べるので、水槽の掃除役として、色々な魚の混泳相手としてよく飼育されている、ペットとして人気の高い熱帯魚です。ペットショップも良く販売されているので、飼ってみようと思う方も多いと思います。

今回の記事では、そんなコリドラスの寿命とよくなってしまう病気を紹介するので、飼ってみようかなって思う人はぜひ読んでみてください。

コリドラスの平均寿命は?

コリドラスパンダ

コリドラスの平均寿命は3年〜5年です。

コリドラスには色々な種類がいますが、どの種類のコリドラスも平均寿命は3年〜5年になります。

コリドラスは寿命が比較的短いのも飼いやすい理由だと思います。プレコなどのナマズ系の魚は、15年以上生きる魚がほとんどなので、飼おうかなって思ってもちゃんと責任もって飼えるか不安になることもあると思います。

コリドラスの場合は、そこまで長生きしないので初めてアクアリウムを始めようと思った時に飼いやすい魚だと思います。

ただ、今回の記事で紹介しているのは平均寿命で、長生きな個体だと10年ほど生きることもあります。水質と水温に気を使って飼育すれば、5〜10年ぐらいは長生きさせることができます。また、コリドラスの種類によっても寿命は違うので、コリドラスをお迎えする際は注意してください。

小型種の寿命

小型のコリドラスの寿命は2〜3年ほどになります。

コリドラス・ピグミーやハステータスが小型の種類のコリドラスになります。小型のコリドラスは水槽の中層を泳いでいることが多いです。遊泳力もあり、群れて泳ぐので10匹ほどで飼育すると群泳する姿を見えることができます。

中型種の寿命

中型種の寿命は3〜5年ほどになります。

コリドラスパンダやジュリーなどペットショップで見たけるコリドラスの多くは中型の種類になります。寿命は3〜5年ほどと言われていますが、長生きな個体だと中型種でも10年ほど生きることがあります。

ワイルド個体の方が長生きする傾向があります。

大型種の寿命

大型種の寿命は平均で5年〜10年ほどになります。大型種の方が長生きな傾向があるので、なるべく長く飼育したい場合は大型種を選ぶのがいいと思います。

シュワルツィなどが大型種になります。

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コリドラスがよくなる病気

コリドラスがよくなってしまう病気は、尾腐れ病です。

尾腐れ病は水温や水質の変化がストレスになってしまって、尾ひれや背びれが腐って溶けてしまう病気です。

メダカなどが尾腐れ病になってしまうと、普通に尾ひれが腐って溶けるのですが、コリドラスの場合は尾ひれや背びれだけじゃなくて、ヒゲも腐って溶けてしまいます。

1度ヒゲが溶けると元には戻らないので、コリドラスを飼育する場合は、ヒゲやヒレが白くなって溶けていないか、たまに確認するようにしましょう。

コリドラスが尾腐れ病になるとヒレが白く変色します。そのうちヒレが溶けてくるので、症状が進行する前に発見して早めに治療するようにしましょう。

コリドラスが病気になった時の対処法

まずは水質の改善に努めましょう。

コリドラスが尾腐れ病になってしまう原因は水質の悪化が原因のことが多いですです。水温や水質の変化がストレスになって尾腐れ病になってしまうこともありますが、水質が悪化することでエロモナス感染症になってしまい、尾腐れ病になってしまいます。

エロモナス菌は淡水にいる常在菌で、水槽の中にも必ずいます。生体がストレスなどで弱っていて、免疫力が下がっていてり、水質が悪化しているとエロモナス感染症になってしまいます。

例えば、混泳している魚にいじめられるストレスで尾腐れ病になったり、水槽の底砂がコリドラスにあっていないとストレスで尾腐れ病になってしまうことがあります。

他の魚にいじめられている場合には別の水槽に移してあげて、底砂があっていない場合には、コリドラスが食べやすい大きさの底砂を用意してあげましょう。

グッピーやカラシンなどの小型の熱帯魚と混泳させている場合でも、ちょっかいをかけられてストレスを感じていることがあります。他の熱帯魚と混泳させる場合は隠れ家を多く作って安心できる場所を作ってあげるようにしましょう。

ストレスの原因を排除することができたら、水温を28〜29度ぐらいにして薬浴させてください。水温を上げることで代謝が良くなるので、病気の治りが早くなります。

水温を上げるときは少しずつあげるようにしてください。

薬浴を始めたら、1週間ぐらい様子を見ましょう。治ったようだったら水を三分の一ぐらい抜いて、新しい水を入れてください。治っていない場合は、水を3分の1ほど入れ替えて、また薬浴させてください。コリドラスの病気について!コリドラスがよくなる病気と治療方法を紹介!!

コリドラスを長生きさせる方法

コリドラス・パンダ

コリドラスを長生きさせるために大切なことについて紹介します。

水温と水質を安定させる

コリドラスを飼育する場合は水質が悪化しないようにすることと、水温が急激に変化しないようにしましょう。

phは6〜7の間で、水温は22〜28度の間で安定させるようにしてください。急激な水温の変化や水質の変化はコリドラスにとってストレスになってしまいます。

水温が低すぎるのもよくありませんが、高過ぎても体力を消耗してしまい弱ってしまうので、夏場水温が高くなる時期は水温が高くなり過ぎないように気をつけてください。

底砂の掃除をこまめに行う

水質の悪化は濾過不足や底砂に汚れが原因なことが多いです。コリドラスを飼育する場合は底砂に田砂などの粒の細かいものが使用されることが多いです。田砂などの粒が細かい底砂は通水性が悪く、厚く敷くと嫌気性バクテリアが発生しやすくなります。

コリドラスは低層にいることの多い熱帯魚なので、底砂の汚れが原因で水質が悪化していると体調を崩しやすいので気をつけてください。

嫌気性バクテリアは酸素がない場所に発生するので、田砂を敷く場合は薄めに敷いておくようにしましょう。

コリドラスは餌を食べる量も多いので、底砂にはフンが溜まりやすいです。水換えをする際は底砂の掃除をしながら水を抜くようにしましょう。ちゃんと濾過フィルターを設置している場合でも週に1回は底砂の掃除をして、水槽の水を3分の1ほど抜いて水換えをしてください。

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