コリドラス水槽に水流を作るメリットと水流の作り方を紹介

2018年8月22日

コリドラス水槽に水流を作るメリットと水流の作り方を紹介ステルバイ

コリドラスを飼育する場合、水流がなくても飼育する事ができますが、水流を作る事で様々なメリットがあります。今回の記事では、コリドラス水槽に水流を作るメリットを紹介します。

コリドラスを飼育している水槽を見てみると水流のある水槽が多いです。なので、コリドラスを飼育する場合は水流が必要だと考える人も多いと思います。

実際はコリドラスは水流がなくても飼育する事ができます。ただ、水流を作ったほうがコリドラスの住みやすい環境を作る事ができるので、アクアリウムに慣れてきたら水流を作ってあげるのがおすすめです。

今回の記事ではコリドラス水槽に水流を作るメリットを紹介するので、コリドラスを飼ってみようみようと思う方はぜひ読んでみてください。

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コリドラス水槽の水流はいる?

コリドラス

水流は絶対に必要なわけではなく、水流がない環境でも問題なく飼育する事ができます。

ただ、コリドラスは水流に向かって泳ぐ習性があり、水流がある環境を好むので、水流を作ってあげるのがおすすめです。

ただ、強い水流を好むわけではありません。水流が強すぎると疲れてしまって死んでしまう事があります。なので、水流を作る場合はシェルターなどを用意して、休める場所も作っておくようにしましょう。

また水槽全体に水流があると休むことができなくて疲れてしまうので、一部分は水流のない場所を作っておくようにしましょう。

水流を作るメリット

水流を作ることのメリットは様々あります。簡単に水流を作るメリットについて紹介します。

運動不足を解消できる

水流に向かって泳ぐ習性があるので、水流を作っておくとコリドラスの運動不足を解消する事ができます。

水流がないと水槽の底で餌を探していることが多いですが、水流があると水流に向かって泳ぐようになるので、水流のない水槽に比べて活発に泳ぐ様になります。

ヒレが綺麗に育つ

水流のある水槽で飼育をしたほうがヒレが綺麗に育つと言われています。

これは運動不足を解消できることと同じで、水流のない水槽に比べて活動的になるのでヒレが綺麗に育つと考えられています。

ゴミが一箇所に集まりやすい

水流を作っておくと、底砂に溜まる熱帯魚のフンや餌の食べ残しなどが一箇所に集まりやすくなるので掃除が楽になります。

コリドラスは水槽の掃除役として飼育される事が多いですが、熱帯魚の餌の食べ残しを食べてくれますがフンもするので底砂が汚れやすいです。

底砂が汚れると水質も悪化してしまうので、コリドラスを飼育する場合はちゃんと底砂を綺麗にしておく必要があります。

フンなどのゴミが一箇所に集まるようになれば、掃除も楽になって水質を管理しやすくなるので水流を作るのがオススメです。

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水が循環しやすくなる

水中がない環境より水流がある方が水が循環するようになるので、フンや餌の食べ残しが底に溜まりづらくなり、濾過能力が高くなります。

水が循環して、多くのゴミがフィルターに回る事で、濾過能力が高くなるので水質をの悪化を防ぐ事ができます。

水流が無い水槽だと水槽の底面全体にゴミがたまります。水流があれば、小さいゴミは水流によって流されて濾過フィルターの中に入り。大きなゴミは一箇所に集まるので、水槽の掃除がしやすくなります。

酸欠になりづらくなる

プレコやコリドラスなどの魚は酸欠に弱いです。

水温が高い環境だと水中の酸素濃度も低くなってしまうので酸欠になることがあります。水流があることでエラからの酸素を供給しやすくなり、酸欠になりづらくなります。

水流の作り方

コリドラスパンダ

水流を作る方法について紹介します。

エアレーションを使って水流を作る

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エアレーションとはポンプを使って水中に空気を送り込むことを言います。エアポンプとエアストーンをチューブで接続して水中にエアストーンを入れて使用します。

エアレーションを設置することで細かい気泡を送り出すことができるので、熱帯魚の酸欠を防ぐことができます。水面へと上がっていく空気の力で水流を作ることができます。

ただ、この方法では下から上への水流しか起こすことができません。なので、プレコを飼育する際は他の方法と組み合わせて水流を作る様にしてください。

濾過フィルターを使って水流を作る方法

次に紹介するのが濾過フィルターを使って水流を作る方法です。

外部フィルターや上部フィルタなどの排出する水の力を利用して水流を作ることができます。外部フィルターや上部フィルターを使っている場合は排出口の向きや水圧を調整する事で水流を作る事ができます。

外部フイルターであれば給水と排水に2本のパイプだけ水槽に入れればいいので、水槽内をすっきりさせることができます。

また、外部フィルターは水流の向きを好きに変えることができるので、水流も作りやすくおすすめです。ただ、小さい水槽の外部フィルターを使用すると排水の勢いが強すぎて水流が強くなってしまうことがあります。水流が強すぎるとコリドラスが疲れてしまうので、水槽にあった外部フィルターを使用する様にしてください。

ディフレクターを使った水流の作り方

他にも回転式のディフレクターや水流ポンプを使って水流を作る方法もあります。水流ポンプはサイズも大きく、見た目も悪くなるので、ディフレクターを使うのがいいと思います。

ディフレクターは水流の強さを調整することができたり、水流の向きを自由に変えることができます。また、値段も安いので導入しやすいメリットがあります。

ディフレクターは水槽の側面に貼り付けて使用するので、水槽内がごちゃごちゃしてしまいます。また、水流を弱く設定していても小さい水槽では洗濯機の様に水流が回転してしまうので注意が必要です。

水流を作る時の注意点

水流を作るときは、水流のない場所も作るようにしましょう。水流のない場所を作っておくと、水流のない場所にフンなどのゴミが溜まりやすいので掃除がしやすくなります。

また、疲れた時に水中のない場所で休憩する事ができるようになります。水槽全体に水流があったり、水流が強かったりすると疲れて弱ってしまう事があるので気をつけてください。

フィルターや流木や石などを設置して水流が当たらない場所を作っておくようにしましょう。水流が弱い場所があれば、コリドラスが疲れたときに休むことができるようになります。

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