水草水槽を作ろう!水草水槽の立ち上げと簡単に育てられる水草を紹介!!
水草水槽はとても綺麗なので、挑戦してみたいと思う方も多いと思います。co2を添加しないでも育てることができる水草はたくさんあります。今回の記事では、水草水槽の立ち上げかたと簡単に育てられる水草を紹介します。
水草水槽を作るためには、co2添加装置が必要になりますが、水草の種類によっては光量が少なかったり、co2を添加しなくても飼育することができます。
水草水槽は管理が大変そうなイメージがありますが、アクアリウムに多少慣れてくれば、簡単に管理することができます。
水草が成長していくのを見るのも楽しいし、綺麗なレイアウトを作るのも楽しいので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
今回の記事では、水草水槽の立ち上げ方と初心者の方でも簡単に育てられる水草を紹介するので、水草水槽を立ち上げたい方はぜひ読んでみてください。
水草水槽に必要なもの
水草水槽には、水槽・照明・ソイル・フィルター・co2添加装置・ヒーターが必要になります。水草にはco2添加装置が必要ないものもあるので、絶対に必要なわけではありません。
ただ、co2添加装置があった方が水草の飼育難易度はぐんと下がり、水草がたくさん気泡をつける姿を見ることができるので、本格的に水草水槽を作ろうと思う場合はあった方がいいと思います。
それぞれの設備について簡単に紹介します。
照明
植物は光合成をして成長します。水草も同じで、水草を育てる場合は光量が必要になります。
飼育が難しい水草を育てる場合は光量の強いライトが必要になります。難易度が高くない水草であれば、観賞魚用のライトでも問題なく育てることができます。
難易度の高い水草を育てる場合は、観賞用のライトだと光量が少ないので、水草の飼育には向きません。
なので、光量の多いライトを用意するのがいいと思います。水草はLEDで育つ?水草水槽にオススメのLEDライトを紹介!!
ソイル
ソイルは栄養素を含んだ土です。水草を育てるのに必要な栄養を供給したり、飼育水を水草の適した弱酸性に帰る働きがあります。
底砂と肥料だと水草に適した環境にならないので、育ちづらいですが、ソイルを使用することで、水草が育ちやすい環境になります。ソイルには栄養が多く含まれている栄養系のソイルと栄養素が少なめに吸着系のソイルがあります。
栄養系のソイルを使うと栄養が多すぎてコケだらけになってしまうので、最初は吸着系のソイルから初めてみるのがいいと思います。アクアリウムでのソイルの使い方とソイルの種類について紹介!!
フィルター
フィルターは水を循環させて綺麗にするために必要です。
水草水槽を作る場合は外部フィルターがオススメです。上部フィルターや外掛けフィルターは水が空気に触れることが多いのでco2が抜けやすいです。
co2を添加する場合はせっかく添加したco2が抜けてしまうので、外部フィルターにしましょう。外部フィルターのメリットとデメリット。外部フィルターの選び方やオススメの外部フィルターを紹介!!
co2添加装置
光合成にはco2と光が必要になります。光量が多くてもco2が少ないと水草は育ちません。
co2を添加させるためには、co2添加装置が必要になります。
co2添加装置はボンベ式、発酵式、タブレット式、自然溶解式があります。ボンベ式は安くても5000円ぐらいするので値段は高いですが、見た目もスッキリして、co2の量も調整することができるのえオススメです。
水草の説明には「〇〇滴/秒」と記載されていることがあります。これは水草にどれだけco2を添加すればいいのかの目安として記載されています。
〇〇適の数が多ければ、それだけco2が必要になるので、水草を選ぶときに見てみてください。co2を添加させて水草を綺麗に育てよう!co2の添加方法を紹介!
ヒーター
冬場はヒーターが必要になるので、ヒーターも用意しておきましょう。
水草水槽の立ち上げ手順
必要な設備を紹介したので、水草水槽の立ち上げ手順を紹介します。
水槽を設置する
水槽設置するときはあまり日が当たらない場所に設置しましょう。日が当たると水温が上がってしまうので注意してください。
水槽を設置する場合は水槽の重さに注意してください。60cm水槽でも水を入れると100kg近くまで重くなります。水槽台を設置して、水槽が斜めにならないようにしましょう。水槽が斜めになると一点に負荷がかかって水槽が壊れやすくなるので、注意してください。
水槽を設置するときは水槽の下に水槽マットを敷いてから設置するようにしましょう。マットを敷いていないと水槽が割れてしまうことがあるので、気をつけてください。
ソイルを敷く
水槽を設置したらソイルを入れましょう。
ソイルは最低でも3cm程度ないと水草が根をなることができないので、3cm以上敷くようにしてください。
ソイルは後ろを高くして、手前を低くすると奥行きを出すことができます。作るレイアウトに合わせてソイル敷いてください。
流木や石を設置する
流木や石などの大きなものを設置してください。
流木に水草を活着させる場合は水草を巻いてから設置してください。構図を意識しながら、設置するとかっこいレイアウトになります。
フィルター、ヒーターを設置する
フィルターを設置して、あらかじめホースや配線をまとめておきましょう。水草で隠れるように配置しておくと水草を植えた時により自然な仕上がりになります。
水を入れる
水を入れるときはソイルが撹拌しないようにソイルが入っていた袋などを敷いて、その上から優しく水を入れるようにしましょう。
水は敷いてあるソイルより3cmぐらい上まで入れてください。全部入れてしまうと水草を植えるのが大変になるので注意してください。
水草を植える
水を入れたら、水草を植えましょう。水草は縦に植えるよりも斜めに植えた方が抜けにくくなるので、斜めに植えるようにしましょう。
水草を入れたら、水槽の上まで水を注水しましょう。水を入れるときは壁などをつたうようにして優しく注水してください。
初心者でも育てやすい水草
水草には陰性植物という種類があります。陰性植物とは強い光量を必要とせず、影でも育つ植物です。
co2の添加が必要ない種類も多く、水質にもうるさくないので育てやすい種類です。初めて水草を育てる場合は陰性植物から始めるのがいいと思います。
アヌビアスナナ
アヌビアスナナは水草の中でも育てやすく入門種として人気です。
石や流木にも活着するので、色々な使い方ができる水草です。co2を添加しないでも育てることができる水草です。アヌビアスナナは初心者向き!アヌビアスナナの育て方と活着方法を紹介!!
ミクロソリウムプテノプス
アヌビアスナナと同じで、流木や石に活着させることができます。成長が遅い水草なので、トリミングそれほど頻繁にトリミングをする必要がないので、メンテナンスが楽です。
co2の添加なしで育てることができるのでオススメです。
ミクロソリウムナローリーフ
ミクロソリウムプテノプスと並んで人気の水草です。葉が細いのが特徴の水草で、この水草もco2を添加しないでも育てることができます。
ウィローモス
日本にも生息している水草です。石や流木に活着させることができて、育てやすく飼育も簡単なので初心者の方にオススメの水草です。簡単に育てられる!ウィローモスの育て方と活着方法を紹介!!
水槽に入れておけば勝手に育ちます。
co2の添加が必要な水草
前景草として人気の水草のほとんどはco2の添加が必要になります。なので、前景草は育てるのが難しい水草です。
ただ、前景草があると水槽の華やかになります。かっこいいレイアウトの水草水槽を作ろうと思ったら、co2添加装置を用意して挑戦してみるのがいいと思います。
co2の添加が必要ですが、その中でも比較的育てるのが簡単な水草を紹介します。
前景草
グロッソスティグマ
グロッソスティグマは前景草の中でも比較的簡単に育てられる水草です。
成長も早いので、少量のグロッソスティグマでも床材全体を覆うことができます。他に水草に比べて高く感じる方もいるかもしれませんが比較的安い値段で水槽を全体を覆うことができます。
中景草
ブリクサショートリーフ
中景草として人気の高い水草です。飼育が簡単な水草ですが、co2の添加が必要です。
背が伸びる水草じゃないので、後景草の邪魔にならないので扱いやすい水草です。
アマゾンチドメグサ
丸い葉の水草です。成長が早い水草で、水槽に浮かべておくだけで成長してくだます。
適度に水中の栄養を吸収してくれるので、コケ対策として水草に入れられていることが多いです。水質を安定させることに役立ってくれる水草なので初心者の方にオススメです。
後景草
アマゾンソード
アマゾンソードは水草の中でも最もポピュラーで丈夫な水草です。初心者向けの水草の代表のような水草です。
co2の添加も必要なく入れておくだけで、勝手に育ってくれるのでオススメです。値段も安くて育てやすいので、初めて水草を育てる方は後景草はアマゾンソードがいいと思います。アマゾンソードは後景草にオススメ!アマゾンソードの育て方と増やす方を紹介!!
スクリューバリスネリア
スクリューのように葉っぱがねじれている水草です。後景草として人気が高く、飼育が簡単で、co2の添加がなくても育てることができます。
ただ、環境が悪いとねじれが弱くてなってしまい綺麗に育たないので注意してください。
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