アクアリウムでのソイルの使い方とソイルの種類について紹介!!
水草を育成するにソイルを使うのが一般的ですが、ソイルは普通の砂利に比べて扱いには注意が必要です。今回はアクアリウムでのソイルの使い方について紹介します。
アクアリウムでは色々な種類の底砂が使われていますが、水草を育てる場合はソイルが非常に優れているので、水草水槽を作る場合はソイルを使うのが一般的です。
ただ、少し扱いが難しいので、初心者が使うと失敗することが多いです。なので、アクアリウムを始めたばかりの方がソイルを使う場合は注意してください。
今回の記事ではアクアリウムでのソイルの使い方について紹介するので、水草水槽を作ろうと思っている方やソイルを使おうと思っている方はぜひ読んでみてください。
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ソイルの使い方
ジュン (JUN) プラチナソイル ブラックタイプ パウダー 8リットル
砂利を使用する場合は洗ってから使いますが、ソイルの場合は洗わずに使用します。
ソイルは土なので、水洗いすると粒が崩れてしまって、泥のようになってしまうので注意してください。
水槽にソイルとしく場合は水の入っていない水槽に袋から出して、そのまま入れましょう。
ソイルを敷く厚み
ソイルを敷く厚みは大体3〜6cmほどです。
背の低い水草を植える場合でも、根を張るので最低でも2cm程度は敷くようにしましょう。
ソイルを薄く敷いてしまうと根から十分に栄養を吸収することができなくなるので、少し厚めに敷いておくようにしましょう。
ソイルを敷くときは手前を浅くして、奥にいくにつれて厚めにしくと奥行きが出てかっこいいレイアウトを作ることができるのでオススメです。
奥を高くする場合は、先に軽石などを奥に敷いてからソイルを敷くとカサ増しすることができて、通気性もよくなるのでオススメです。
水を入れる
ソイルを水槽に敷いたら、ソイルが舞い上がらないようにそっと水を入れましょう。
ソイルが舞い上がると、ソイルの成分が水中に溶け出してしまったり、綺麗に敷いたソイルがぐちゃぐちゃになってしまうので気をつけてください。
水槽に水を入れるときは、ソイルが入っていた袋を敷いたソイルの上に乗せて、袋の上にゆっくりと水を注ぐようにしましょう。
水草を植える場合は、まずはソイルが浸るぐらいまで水を入れて、水草を植えた後にまた水を入れるようにしましょう。
立ち上げについて
ソイルを敷いて水を入れたら濾過フィルターを稼働させましょう。ソイルを入れたばかりだと水質が安定しないので、落ち着くまで熱帯魚を飼育することはできません。
およそ2週間〜1ヶ月ぐらいで水質が安定してきます。飼育が簡単な熱帯魚であれば飼育することができます。
熱帯魚を飼育する前にアンモニア濃度と亜硝酸濃度を測定して、水質が安定していたら熱帯魚を飼育するようにしましょう。
ソイルの種類について
ソイルには吸着系のソイルと栄養系のソイルの2種類があります。栄養素がたっぷり入っているのが栄養系のソイルで、含まれている栄養素が少ないのが吸着系のソイルと言います。
栄養系ソイルの使い方
栄養系ソイルは栄養素が豊富に含まれているので、使い始めは水質も不安定になりやすいです。
また、水中に栄養素が多く溶け出すので、苔も生えやすくなります。コケが発生してしまう場合は水換えの頻度を多くして、水中の栄養素がを薄めるようにしましょう。
また、栄養素が多いので栄養系のソイルの方が水が濁りやすいです。しばらくすれば濁りは収まっていきますが1〜2ヶ月ぐらいかかる場合もあるので、水換えをしながら気長に待ちましょう。
コケが発生してしまった場合はコケ対策にオトシンクルスなどの正体を飼育するのがいいと思います。オトシンクルスも水槽のコケ対策として優秀な熱帯魚です。オトシンクルスの飼育方法は下記で紹介しているので、そちらも読んでみてください。
【オトシンクルスを飼おう!!】オトシンクルスの特徴と飼育方法を紹介!!
吸着系ソイルの使い方
吸着系のソイルは栄養素がそこまで入っていないので、水質も安定しやすいです。
ただ、栄養系ソイルほどではないですが、苔が生えることがあります。なので、吸着系のソイルを使う場合でも、水換えをして苔が生えないようにする必要があります。
また、育成する水草によっては栄養素が足りなくなってしまうので、追肥をする必要があります。栄養系のソイルでも少しずつ栄養素は無くなっているので、吸着系のソイルを使っている場合でも追肥が必要になります。
ソイルの掃除の仕方
ソイルは崩れやすいので、基本的には底砂の掃除はしません。ソイルをかき回すと粒が砕けてしまい、栄養素が水中に溶け出してしまいます。
栄養素が水中に溶けだすと水槽内が苔だらけになってしまうので、極力ソイルは触らないようにしましょう。
コリドラスやドジョウなどの砂を掘り返す魚を飼育していると粒が崩れてしまうことがあり、水が濁ってしまうこともあるので注意してください。
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