水槽の暑さ対策ついて!水温の下げ方や良くあるトラブルについて紹介!!

2018年7月6日

水槽の暑さ対策ついて!水温の下げ方や良くあるトラブルについて紹介!!

夏場は水温が高くなってしまったりと、何かとトラブルが起きる季節です。水温が高くなるとトラブルも増えるので、夏になる前に準備しておくのがいいと思います。今回の記事では夏の水温対策について紹介します。

夏場は気温が高くなるので、水温も上がってきます。単純に水温が上がって熱帯魚が弱ってしまうことがありますが、それ以外にも水温が上がることで起きるトラブルはいくつかあります。

なので、夏になる前にちゃんと水温対策をして、水温が上がりすぎないようにする必要があります。

今回の記事では、夏の水温が上がりすぎてしまったときの水温の下げたかについて紹介するので、アクアリウムをしている方はぜひ読んでみてください。

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夏に起きるトラブル

夏場は水温が高くなるので、トラブルが起きやすいです。簡単に起きてしまうトラブルを紹介します。

濾過能力が下がる

高水温になると熱帯魚の活動だけでなくバクテリアの活動も低下します。バクテリアの活動が低下すると濾過能力が下がってしまいます。

水温が上がってきたことによってバクテリアの活動が下がって濾過能力が下がると気づかないうちに水質が悪化していることがあります。

水が悪くなりやすい

夏場はバクテリアの活動が低下するので、水が悪くなりやすいですが、ほかにも餌の食べ残しや熱帯魚のフンが腐敗しやすくなります。

涼しい時期は腐敗する前に濾過されていたのが、水温が高くなると濾過されるよりも早く腐敗してしまうので、水質が悪化しやすくなります。

水質が悪化しやすくなるので、水温が高くなってきたら特に水質の悪化に気をつけて毎日水質をチェックする必要があります。

酸素量が下がる

水温が高いと水中の酸素量が下がってしまうので、熱帯魚が酸欠になってしまうことがあります。酸素量が少ないとバクテリウアの働きも悪くなるので、濾過能力も低下します。

エビ類などを飼育していると酸素量が低下したことによって落ちてしまう個体が出てくることがあります。今まではエアレーションを入れないで飼育できていても、水温が高くなったことによって酸素が足りなくなってしまうことがあるので気をつけてください。

魚の活動が下がる

暑すぎると魚の活動も下がって、餌もあまり食べなくなります。今までと同じように餌を与えていると食べ残しも増えるので、水が悪くなってしまいます。

水温が高いと食べ残しが悪くなりやすいので、余計に水質が悪化しやすくなるので注意してください。

水草が枯れる

水温が高くなると水草も枯れてしまうことがあります。種類によっては水温が高くても問題なく育てることもできますが、水草は高温に弱いので枯れてしまうこともあります。

枯れた水草は水を悪くしてしまうので、水草を入れる時は注意してください。水草は種類にもよりますが高水温は苦手なので、水温は25度以上にならないようにしましょう。

夏の水温対策

それでは簡単に夏の水温対策について紹介します。

エアコンをつける

1番手っ取り早いのがエアコンをつけることです。

室内全体を一定の温度に保つことで水槽内の水温を下げることができます。ただ、電気代が高いのでコスパは悪いです。

自宅にいる時間が多いのであればエアコンを使って室温を下げておくのもいい方法だと思います。

冷却ファン・水槽用クーラーを使う

冷却ファンや水槽用のクーラーを使用することで水温を下げることができます。

冷却ファンは水槽の水が蒸発するときに放熱する効果を利用して水温を下げるので、2〜3度程度しか水温を下げることはできません。なのであまり水温が高すぎる場合は冷却ファンだけでは水温が下がりきらない場合はあります。

ただ、値段が安く簡単に使うことができるので、少し水温を下げたり場合は冷却ファンがおすすめです。

水槽用のクーラーは値段が高く、設置するのに手間がかかりますが、温度を設置することができます。水槽用のクーラーがあれば夏場の水温で悩むことはもうありません。

常に適正な水温を保つことができるので、昼と夜で気温の変化が激しい季節でも水温が管理しやすいです。川魚など底水温を好む魚を飼育する場合は水槽のクーラーが必要になってくると思います。

エアレーションを入れる

エアレーションは水槽内の水を動かしたり、水面に泡がはじけることで水温を多少下げてくれます。

また、水温が高いと水中の酸素量が下がってしまうので、エビや魚が酸欠になって死んでしまうことがあります。なので、夏場はエアレーションを入れて酸素を水槽内に供給するようにしましょう。

濾過フィルターを増やす

水温がどうしても上がってしまう場合は、濾過フィルターを増やして濾過能力を強化しておくのがいいと思います。

スポンジフィルターであれば値段も安くて、ほかのフィルターと組み合わせて使うこともできます。エアレーションを使って動かすこともできるので、酸素を供給することができて夏場におすすめです。

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与える餌の量を減らす

水温が高くなると熱帯魚は餌をあまり食べなくなります。水温が高いのに今までと同じように餌を与えていると食べ残しが増えてしまいます。

なので、水温が高くなっている場合は魚の様子を見ながら餌の量を少し減らすようにしましょう。

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