小型水槽で飼育できるオススメの熱帯魚を紹介!!

2017年3月13日

小型水槽で飼育できるオススメの熱帯魚を紹介!! 

グッピー

30㎝キューブ水槽などの小型水槽は管理もしやすく、省スペースでも設置できるので小型水槽でアクアリウムを初めようと思う方も多いんじゃないでしょうか。身近な癒しアイテムとして小型水槽はとてもオススメです。今回の記事では、小型水槽で飼育できるオススメの熱帯魚を紹介します。

小型水槽は簡単に設置することができるので、熱帯魚を飼ったことがない方や女性の方などに大変人気の高い水槽です。入る水の量も少ないので、掃除や水換えなどのメンテナンスも楽なのでアクアリウム初心者の方でも管理しやすいと思います。

ただ、小型水槽は水量が少ないので水質の維持が大変です。飼育する熱帯魚の量が多いとすぐに水質が悪化してしまいます。

小型水槽を使う場合は水質のチェックを小まめにやり水換えをちゃんとしておく必要があります。また、飼育する熱帯魚の種類や数によって水質は悪化しやすくなります。30㎝のキューブ水槽より小さくなると水量が少なすぎて水質を維持するのが難しくなるので注意してください。

今回の記事では小柄水槽で飼育できるオススメの熱帯魚を紹介するので、小型水槽を設置しようと思う方はぜひ読んでみてください。

小型水槽は初心者向き?小型水槽のメリットとデメリットを紹介!!

それでは、小型水槽で飼育できるオススメの熱帯魚を紹介します。

小型水槽でも熱帯魚は飼育できる?

小型水槽でも熱帯魚は飼育することができます。中でも有名なのがベタです。

ベタが小さな瓶や容器などで販売されているのを見たことがある人も多いと思います。ベタの他にも小型の熱帯魚であれば30cm以下の水槽でも飼育することができます。

ただ30cm以下の水槽は水量が少なく、水質が悪化しやすいので、多くの熱帯魚を飼育することはできません。30cm水槽では種類にもよりますが小型の熱帯魚が5匹ほど飼育することができます。

小型水槽で飼育できる熱帯魚について

どんな熱帯魚でも小型水槽で飼育することができるわけではありません。

小型水槽で熱帯魚を飼育する際は小型水槽でも飼育しやすい種類の熱帯魚を選ぶようにしましょう。簡単に小型水槽で飼育することができる熱帯魚の条件について紹介します。

大きく成長しない

当たり前ですが、小型水槽で飼育する場合は大きく成長しない熱帯魚を選ぶようにしましょう。

大きく成長する熱帯魚の稚魚がペットショップで販売されていることがあるので、熱帯魚を選ぶときは最大でどのぐらいまで大きくなるか調べておきましょう。

30cm水槽で飼育する場合は成長しても10cm以下の熱帯魚を選ぶようにしましょう。

水質の変化に強い

小型水槽は水量が少ないので、水質が悪化しやすいです。水槽が小さくなればなるほど、熱帯魚のフンや餌の食べ残しなどで、水質が悪化しやすくなります。

小型水槽で熱帯魚を飼育する際は水質の変化に強く、飼育しやすい種類を選ぶようにしましょう。

水温の変化に強い

小型水槽だと水量が少ないので、水換えをしたとき水温が変化しやすいです。また、水量が少ない分外気温の影響も受けやすいです。夏場は水温が高くなりやすいので注意が必要です。

水温の変化は熱帯魚にとってストレスになってしまうので、水温の変化にも強い熱帯魚がオススメです。

小型水槽にオススメの熱帯魚

それでは30cm以下の小型水槽にオススメの熱帯魚を紹介します。飼育がしやすい種類の熱帯魚を紹介しているので、初めて熱帯魚を飼育する方でも飼育しやすい種類です。

カージナルテトラ

カージルテトラは熱帯魚の代表的な種類の魚です。

背中の部分はブルーで、お腹の部分はレッドでとても綺麗な魚です。水質の変化に非常に強いので、初心者の方でも飼育がしやすい種類です。

群れを作って泳ぐ習性があって、群泳している姿はとても鮮やかです。安心できる環境だと群泳しなくなってしまうので、群泳させたい場合は他の魚と一緒に飼育するのがいいと思います。

値段も安く、20匹で1000円前後で販売されていて、水槽を立ち上げた時のパロットフィッシュとしても最適の魚です。

ネオンテトラ

ネオンテトラはカージナルテトラと並んで人気の高い種類の熱帯魚です。

見た目はほとんど同じですが、ネオンテトラの方がお腹の赤い面積が狭く、体もネオンテトラの方が小さいです。体が小さいので多くの数のネオンテトラを飼育することができます。

カージナルテトラと同じで、性格もおとなしく飼育も簡単なので、アクアリウム初心者の方でも簡単に飼育することができます。

値段はネオンテトラの方が安く、40匹で1300円前後で飼育することができます。値段も安いので、ネオンテトラもカージナルテトラと同様にパロットフィッシュとしてよく飼育されています。ネオンテトラの餌は何が良い?飼育にオススメの餌と餌を与える量や回数を紹介!!

アフリカンランプアイ

アフリカンランプアイは体長が3㎝ぐらいまでしか成長しないとても小さな熱帯魚です。

目が青く光っていることからランプアイと呼ばれていて、群れで泳ぐ姿がとても美しい熱帯魚です。水槽のライトをLEDにするととても綺麗に光ります。

値段も20匹で1500円前後と安いので初心者の方でも飼育しやすいです。性格もおとなしいので他の熱帯魚と混泳させることもできます。ただ、体が小さいので口に入るサイズの魚と混泳させると食べられてしまうことがあるので注意してください。

グッピー

グッピー

グッピーは水質の悪化にも強く、飼育しやすい種類です。

ただ、繁殖もしやすいので、オスとメスを同じ水槽で飼育していると繁殖して増えてしまうので、小型水槽で飼育する場合は注意してください。

繁殖をさせない場合はオスだけで飼育するようにしましょう。低温には弱いので、飼育する場合は20度以下にならないようにヒーターを設置して飼育するようにしましょう。グッピーの国産と外国産の違いは何?国産と外国産の違いについて紹介!!

ベタ

ベタ

小型水槽だけでなく、小さな瓶やコップで飼育することもできます。

ベタはラビリンス器官というものを持っていて、空気中から直接酸素を取り込むことができます。酸欠に強いので、瓶など酸素濃度の低い環境でも飼育することができます。

ベタのオスは気性が荒いので、オス同士を混泳させると死ぬまで喧嘩してしまいます。なので、ベタのオスを飼育する際は単独で飼育するようにしましょう。ベタを飼育しよう!!省スペースでも飼えるベタの特徴と飼育方法を紹介!!

ゴールデンハニードワーフグラミー

ゴールデンハニードワーフグラミーはグラミーの中でも小型で、性格もおとなしいので飼いやすい種類の熱帯魚です。

原種のハニードワームグラミーも人気の高い種類です。

値段は1匹300円前後と安いので初心者の方でも飼いやすいと思います。水質の変化にも強く体も丈夫なので飼育も簡単です。体調は4cmほどまで成長します。今回紹介している熱帯魚の中では少し大きめで、30cm水槽の場合は2匹ほど飼育することができます。

ベタのように空気中から酸素を取り込むことができるので、酸素濃度が下がりがちな小型水槽で飼育しやすい種類です。

グラミーには、他にもチョコレートグラミーなどの小型の種類もいますが、気性が荒いので小型の種類でもグラミーを購入する場合は注意してください。

コリドラス

コリドラスも飼育がしやすいのでとても人気の高い種類の熱帯魚です。コリドラスは模様や形が様々で、種類がとても豊富で100種類以上が存在しています。

コレクション性がとても高い種類の熱帯魚で、見た目もとても可愛いので、色々な種類のコリドラスを集めている方もたくさんいます。水槽の底を尻尾を振って一生懸命泳いでいる姿は可愛く、土を掘りながら餌を探す姿も可愛い、とても愛らしい熱帯魚です。

土を掘りながら餌を探すので、水草を植えていると水草を掘り返してしまうので、抜けやすい水草は設置しないようにするのがいいと思います。

コリドラスが種類が多く、種類によってサイズが異なります。小型水槽でシクする際はコリドラスパンダやコリドラスジュリーなどの小さいサイズの種類を選ぶようにしましょう。

コリドラスを飼おう!コリドラスの飼育方法とオススメの種類を紹介!!

トランスルーセントグラスキャット

トランスルーセントグラスキャットはナマズの仲間で、透明の体で骨と内臓が透けているのが特徴的な熱帯魚です。

今回紹介した熱帯魚の中では水質の変化には弱いので、飼育する場合は水質の悪化には注意してください。

トランスルーセントグラスキャットはナマズなので夜行性です。昼間や明るいときは水草の影などに隠れてしまいますが、数匹いれば水槽のアクセントになるのでとてもオススメの熱帯魚です。

オトシンクルス

オトシン

オトシンクルスは水槽の掃除役として飼育されることの多い熱帯魚です。

水槽のガラス面や水草に張り付いてコケを食べてくれます。アマゾン川全域に生息している小型のナマズで、寿命は3年ほどになります。

水槽の底面で生活をしているので、中層から上層を泳ぐグッピーやネオンテトラなどと混泳させることができます。性格もおとなしく色々な熱帯魚と混泳させることができるので、コケ掃除が大変な方は導入してみるのがいいと思います。

飼育の簡単な熱帯魚ですが、水合わせ時にショックを起こしてしまうことがあるので、導入時は気をつけてください。オトシンクルスの飼育について!オトシンの餌や混泳、種類について紹介!!

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