ベタを飼育しよう!!省スペースでも飼えるベタの特徴と飼育方法を紹介!!
ベタは非常に美しい魚です。飼育も簡単で、種類も多いので人気です。省スペースで飼育することができるので初心者の方にオススメの熱帯魚です。今回の記事ではベタの特徴や飼育方法について紹介します。
ベタは1匹での単独飼育が基本になりますが、省スペースで飼育することができ、酸欠になることもないので、初心者の方でも簡単に飼育することができます。
大きなヒレが美しく、種類も豊富なので、とても人気の熱帯魚です。繁殖させることも簡単なので、初心者の方でも飼育から繁殖まで楽しむことができます。
今回の記事では、ベタの特徴や飼育方法を紹介するので、ベタを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。
ベタとは
ベタは飼育も簡単で見た目もとても綺麗なので、熱帯魚と言うとベタをイメージする人も多いと思います。
ベタは昔から観賞魚として人気があり、品評会が様々な場所で行われています。種類も多く、綺麗なベタがとても多いので、飼ってみたい人も多いと思います。
ベタはエラ呼吸するので、フィルターやエアレーションがなくても飼育することができます。コップやプラケースで飼育することが出来るので、省スペースで飼育することができます。
特別な道具がなくても飼育することが出来るので、簡単に熱帯魚を飼ってみたい人や飼育が簡単な熱帯魚を飼ってみたい人にはベタがとてもオススメです。
ベタは品種改良が盛んに行われているので、実にたくさんの種類がいます。品種改良が行われているベタの他にも野生のままの姿をしているワイルドベタも存在します。
一般的にベタとは改良ベタのことを指し、今回の記事でも改良ベタについて紹介します。
改良ベタは種類が多い
改良ベタは品種改良が盛んに行われているので、種類が豊富です。
種類が豊富なので全てを紹介することはできませんが、代表的なベタについて紹介します。
トラディショナルベタ
ベールテールとも呼ばれています。長くて綺麗なヒレが特徴的なベタで、ベタの中でも流通量が多くスタンダートなタイプです。
流通量が多いのでベタの中でも特に値段が安いです。
トラディショナルベタは値段が安いことが多いですが、全てのトラディショナルベタが安いわけではありません。
クラウンテール
ヒレがギザギザしていてかっこいいのがクランテールです。
このギザギザはヒレについている、軟条というものが伸びることで作られます。なので、子供の時からギザギザしているわけじゃなく、成長と共に軟条が伸びてギザギザになります。
クランテールを繁殖させて、稚魚から飼育すれば南条が伸びていくのを観察することができます。
ハーフムーン・スーパーデルタ
ベタは威嚇をするときにフレアリングと言ってヒレを広げます。
このときに尾びれが180度開く個体をハーフムーンと呼び、180度まで開かないとスーパーデルタと呼びます。
180度広がっているのにスーパーデルタとして販売されていたりもするので、名前にそこまで興味がないならそんなに気にしなくていいと思います。
ハーフムーンはトラディショナルベタに比べて南条の数が多いので、尾びれが大きく開きます。
尾びれも大きくとても綺麗なのでオススメのベタです。
プラカット
プラカットはヒレが短いベタのことを言います。
最初に紹介したワイルドベタに近いのがプラカットです。ワイルドベタのような力強さと綺麗な見た目が人気のベタです。
筋肉質なので、泳ぐのも上手で水槽の外に飛び出してしまうこともあります。他のベタも外に飛び出すことはありますが、プラカットは特に注意しておきましょう。
ベタの飼育に必要なもの
それではベタの飼育に必要なものを紹介します。
ベタはペットショップなどではコップやビンで飼育されていることが多いです。ただ、初心者の方がコップやビンで飼育するのは難しいのでやめておいた方がいいです。
ペットショップでコップやビンで飼われているベタは毎日水換えがされていて、変える水もしっかりと管理されています。
ビンやコップでは水量が少ないので、水質が悪化しやすく、水温も外気の温度に影響されやすいです。
毎日1回水換えが必要になってくるし、水温を管理しなければいけなくなるので、水槽で飼育するよりも大変です。
なので、ベタは小型の水槽で飼育して、ちゃんと飼育設備を用意するようにしましょう。
ガラス水槽
プラケースなどでも飼育することができますが、せっかく綺麗なベタを飼育するならガラス水槽がオススメです。
小さいガラス水槽には25cmのキューブ水槽があります。見た目も良くてインテリア性もあるのでオススメです。
水槽を用意するときは最低でも20cm以上のものを用意するのがいいと思います。ビンやプラケースで飼育することもできますが、始めて飼育する場合は小さくても良いので、水槽を用意するのが良いと思います。
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フィルター
水質を安定させることができるので、フィルターを用意しましょう。
ベタは単独飼育をすることになるので、25cmのキューブ水槽を使えばそこまで水を汚しません。なのでフィルターは外掛けフィルターやスポンジフィルターで十分です。
ベタは水流に弱いので、フィルターを設置したら水流が強くなりすぎないように調整してください。スポンジフィルターを使う場合はエアーポンプも必要になるのでエアーポンプも一緒に用意しましょう。
フィルターは絶対に必要なわけではないので、水替えの頻度などが気にならない場合は特に設置しなくても大丈夫です。
ヒーター
ベタは他の熱帯魚と同じで25度前後が適水温になるので、ヒーターを用意して通年15度前後で安定させましょう。
夏場に水温が上がりすぎてしまう場合は冷却ファンを用意しましょう。
25cm水槽は水量も少なくすぐに水温が上がってしまうので、季節の変わり目や朝と夜で気温が大きく変わるときは気をつけるようにしましょう。
またベタは隙間が好きなので、ヒーターと水槽の隙間に入ることがあります。なので、ヒータにはちゃんと火傷を防止するヒーターガードをつけておきましょう。
ビンや金魚鉢などで飼育する場合は下に敷くパネルヒータータイプのヒーターもあるので、そういったものを使用しましょう。
ネット
ベタは水槽の蓋の隙間から外に飛び出してしまうことがあります。
なので、ネットを用意して隙間ができないようにしておきましょう。ベタは水面に口を出して呼吸をするので、水面を覆ってしまうと呼吸ができなくなってしまいます。
なので、ネットは水面を覆ったりしないように設置してください。
ベタの飼育方法
ベタは他の熱帯魚の飼育方法と基本は同じです。簡単にベタの飼育方法を紹介します。
ベタの餌
ベタを飼育するときは餌のあげすぎには注意してください。
ベタは餌を食べすぎてしまうので、餌を食べるからといって、ずっとあげていたらベタは食べすぎてしまいます。
ベタ用の餌には1日○粒〜○粒と書かれているので、それを見てあげるようにしましょう。
最初は少なめにあげて様子を見るのがいいと思います。ベタも人間と同様に食べ過ぎが病気の原因になってしまいます。
餌は食べきれる量にして食べ残しが出ないようにしましょう。
水槽の掃除
水槽の底にはベタのフンがたまります。
ベタの飼育で使う水槽は小さいので、プロホースを使うとすぐに水が抜けてしまいます。ベタを飼育する場合は水槽の掃除用のスポイトを用意するのがいいと思います。
フィルターを使って水槽で飼育している場合は週に1回か2週に1回程度水換えを行ってください。ビンなどで飼育する場合は水量にもよりますが、最低でも1週間に1回ほどは水換えをするようにしましょう。
水量が少ないと、水温も変化しやすくなるので、水替えのときは水温を合わせてから水を足すか、ゆっくり水を足すようにしましょう。
フィルターの掃除
フィルターは定期的に掃除する必要があります。
ちゃんと水槽を掃除していればそんなに頻繁にやる必要はありません。月に1回を目安に汚れてきたら掃除をするようにしましょう。
水道水で掃除をするとフィルターに生息しているバクテリアが死んでしまうので、水槽のを少し取って軽く流すか、カルキ抜きした水を使うようにしましょう。
フレアリング
最初にもしょうかしましたがベタは威嚇をするときにヒレを大きく広げます。これをフレアリングと言います。
ベタはフレアリングをしないとヒレが癒着してしまいます。なので、毎日にフレアリングをする必要があります。フレアリングをさせることで、運動にもなり美しく育てることができるので、毎日フレアリングをさせましょう。
フレアリングをさせる方法は鏡にベタを写すしたり、ベタの画像や写真を見せる方法があります。
他には水槽に入っているベタを並べてフレアリングをさせる方法があります。
ベタ水槽を並べるときは仕切りを入れてお互いが見えないようにして、フレアリングさせたい時だけ仕切りを取りましょう。
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