ベタって混泳できる?ベタと混泳することができる魚と注意点をを紹介!!

2018年6月8日

ベタって混泳できる?ベタと混泳することができる魚と注意点をを紹介!!

ベタは縄張り意識が強くて気性も激しいので、基本は単独飼育になります。ただ、レイアウトに気をつけたり混泳相手に気をつければ、ベタも他の熱帯魚と混泳させることができます。今回の記事ではベタを混泳させる方法とオススメの混泳相手について紹介します。

ベタは縄張り意識が強くいので、ベタ同士を一緒に飼育すると激しく喧嘩をして、どちらかが死ぬまで喧嘩をします。

なので、ベタ同士を混泳させることができません。

ベタ同士では混泳させることはできませんが、隠れ家を用意して広い水槽で飼育してあげれば、他の種類の熱帯魚と一緒に飼育することができます。ベタの飼育方法については下記の記事でも紹介しているのでそちらも読んでみてください。

ベタを飼ってみよう!!省スペースでも飼えるベタの特徴と飼育方法を紹介

今回の記事では、ベタと混泳させることができる熱帯魚を紹介するので、ベタを混泳させたい場合はぜひ記事を読んでみてください。

ベタは混泳できる?

最初にも少し紹介しましたが、飼育条件と混泳相手によってはベタは他の熱帯魚と混泳させることができます。また、ベタはオスは気性が激しいですがメスは穏やかな性格をしているので簡単に混泳させることができます。

他の熱帯魚と混泳させたい場合はメスのベタを選択するのがおすすめです。ただ、メスでも気性が強い個体はいるので混泳させると他の熱帯魚がいじめられてしまうことがあります。いじめられている場合は他の水槽に隔離するようにしましょう。

ベタの混泳が難しい理由

ベタは基本は単独飼育で飼育します。

なので、混泳させる場合は注意が必要です。混泳にオススメの熱帯魚を紹介する前に、ベタの混泳が難しい理由を紹介します。

ベタは気性が激しい

ベタは闘魚とも呼ばれるほど気性が激しいです。

なので、ベタ同士を一緒に飼育することはできません。他にもベタに似ている熱帯魚とは喧嘩をしてしまいます。グッピーのようにベタに似た大きなヒレを持っている熱帯魚はターゲットになりやすいので注意してください。

また、ベタは個体によって気性の荒さが違います。個体によってはおとなしいベタもいますが、気性の激しいベタもいます。混泳させてみたけど、あまりに他の熱帯魚を追いかけ回している場合は単独飼育に切り替えてください。

泳ぐのが遅い

水流の弱い場所に生息しているので泳ぎはそれほど得意ではありません。なので、水槽に水流があると体力を消耗してしまい弱ってしまいます。

また、他の熱帯魚に比べて泳ぐのが遅いので、餌を混泳相手に取られてしまい痩せてしまうことがあります。泳ぐのが遅いので、他の熱帯魚に襲われることがあります。

肉食の魚と混泳させるとヒレをかじられしまうので、アベニーパファーなどの小さな肉食魚とも混泳させないようにしましょう。

ヒレを攻撃させる

オスのベタはヒレがとても長いです。ベタを混泳させていると他の熱帯魚にヒレを突かれてしまいボロボロになってしまうことがあります。ベタは泳ぐのも遅いので逃げることができないので、綺麗な状態で飼育したいなら混泳させない方がいいと思います。

ベタの混泳を成功させるには

次はベタの混泳を成功させるための条件について紹介します。

混泳させる場合は大きな水槽で

ベタを他の魚と混泳させる場合は大きな水槽で混泳させるようにしましょう。

ベタはラビリンス器官という器官をもっているので、空気中から直接酸素を取り込むことができます。なので、エアレーションがなくても飼育することができるので、小型水槽で飼育されることが多いです。

ただ、小さい水槽で混泳させると窮屈な環境になってしまい、ストレスを溜めてしまうので混泳させる場合は大きめの水槽を使用してください。

水槽のサイズは最低でも45cm水槽以上のものを使用するようにしましょう。大きな水槽を用意することで、熱帯魚がいじめられたときに逃げる場所を作ることができます。

水槽のレイアウトに注意

ヒレの大きいベタは流木や岩などにヒレを引っ掛けて傷つけてしまうことがあります。なので、ベタを飼育する場合はヒレが傷つかないように水槽のレイアウトには気をつけましょう。

ベタは水槽の上層を泳いでいることが多いので、上層はスッキリさせて、流木や石などを設置する場合は背の低いものを選ぶようにしましょう。

隠れ家を用意する

ベタに限らず熱帯魚同士を混泳させるときは隠れ家を用意しましょう。

混泳させていると喧嘩をすることがあります。喧嘩が起きた時に隠れられる場所がないとヒレがボロボロになって死んでしまったりするまで喧嘩をしてしまいます。

なので、ウィローモスを入れたり、土管などを沈めて隠れ家を用意するようにしましょう。

水流を弱くしておく

ベタは水流の弱い場所に生息している熱帯魚です。

ヒレが大きくて泳ぐのが苦手なので水流が強い環境で飼育していると疲れて体調を崩してしまいます。通常のエアレーションやフィルターからの水流でも強く感じてしまう場合があります。

混泳させる場合はエアレーションやフィルターからの水流は弱く設定するようにしましょう。

ちゃんと餌を食べられるようにする

ベタは泳ぐのがゆっくりなので、餌を見つけても食べるまで時間がかかってしまいます。

小型の熱帯魚は動きも速く俊敏なので、餌を与えるとベタが食べる前に餌を食べ尽くしてしまいます。熱帯魚と混泳させる場合はベタにちゃんと餌が行き渡るように工夫して餌を与えるようにしましょう。

ベタを混泳させる場合はまず沈下性の餌を与えて、沈下性の餌を他の熱帯魚が食べている時にベタに浮上性の餌を与え流のがおすすめです。餌を与える際はベタがちゃんと餌を食べられているか確認するようにしましょう。

隔離ケースを用意する

混泳を始める前に隔離水槽でベタを飼育して様子を見てください。

いきなり他の熱帯魚と混泳させると喧嘩をしてしまうことがあるので、気をつけてください。隔離水槽で飼育していて、近くに熱帯魚を着た時に攻撃的になるなら混泳させないで単独で飼育するようにしましょう。

ベタと混泳させられる熱帯魚

それではベタと混泳させることができる熱帯魚について紹介します。

今回紹介する熱帯魚もベタによっては攻撃することもあるので、喧嘩が絶えないようであれば、別々の水槽に移してあげるようにしましょう。

ネオンテトラ


(熱帯魚) ネオンテトラ(20匹) 本州・四国限定[生体]
ネオンテトラは性格が温厚なので、混泳向きの熱帯魚です。ネオンテトラはベタよりも泳ぐのが早いので、いじめられることは少ないです。

ただ、ずっと追いかけ回されているとストレスになってしまうので、追いかけ回されている場合は別の水槽に移しましょう。ネオンテトラは初心者にオススメ!!ネオンテトラの飼育方法を紹介!!

オトシンクルス

オトシンクルス

オトシンクルスは水槽内のコケ対策として人気の高い熱帯魚です。

吸盤のような口で水草や水槽のコケを食べています。ベタをいじめることもないし、ベタもあまり気にしていないので、混泳させることができます。オトシンクルスの飼育方法は下記で紹介しているので、そちらも読んでみてください。

【オトシンクルスを飼おう!!】オトシンクルスの特徴と飼育方法を紹介!!

コリドラス

ステルバイ

コリドラスは水槽の掃除役として人気の高い熱帯魚です。水槽の低層を泳ぐ魚なので、ベタと泳ぐ範囲が被らないので、喧嘩にもなりづらいです。

ただ、ベタにいじめられることがあるので、コドラスが入ることができる隠れ家を用意して置くようにしましょう。

コリドラスを飼おう!コリドラスの飼育方法とオススメの種類を紹介!!

メダカ

メダカとも混泳させることができますが、メダカが小さいとベタに食べられてしまうので、混泳させる場合は成長した成魚を用意するようにしましょう。

ちょっとしたきっかけでメダカが食べられるようになってしまうことがあるので、メダカが食べられている場合は他の熱帯魚との混泳に切り替えるのがいいと思います。

プレコ

セルフィンプレコ

プレコは水槽のコケ掃除役として飼育されることの多い熱帯魚です。

外皮が硬いのでベタに攻撃されても怪我をすることがないので混泳させることができます。ただ、大型の種類だと気性が荒いので混泳させる場合は小型のプレコを選ぶようにしましょう。

プレコは性格も大人しくして低層にいることが多くベタと生活圏も被らないので喧嘩になることも少ないです。

ベタと混泳できない生体

ベタ同士や気性の荒い熱帯魚とは当たり前ですが混泳させることはできません。他にもベタと混泳させることができない生体がるので紹介します。

グッピー

グッピーはベタと混泳させることができません。グッピーもヒレの長い熱帯魚なので、ベタはグッピーを見ると同種だと思って喧嘩をしてしまいます。

激しく喧嘩をしてしまうのでグッピーとベタの混泳はできません。

ヤマトヌマエビ

小さいミナミヌマエビ

ベタはエビを食べてしまうので、ヤマトヌマエビなどのエビ類と混泳させるとエビが食べられてしまうので注意してください。

どうしてもエビと混泳させたい場合はウィローモスも丸めて入れて隠れられる場所を多く作ってあげてください。

金魚

金魚のヒレにもベタは反応して攻撃してしまいます。ベタよりも大きな金魚とであれば混泳がうまくいくこともありますが、ベタのヒレを突かれてしまうこともあるので金魚との混泳は避ける方がいいと思います。

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