水草のトリミングについて!トリミングのやり方やメンテナンスの方法を紹介!!
水草を綺麗に育てるにはトリミングがかかせません。トリミングをしないと光量が足りなくなってしまい水槽の下にある水草がしっかりと育ちません。今回の記事では水草のトリミングとメンテナンスの方法を紹介します。
水草を健康な状態で育てたい場合や水草のレイアウトを綺麗な状態で保ちたい場合には水草のトリミングが欠かせません。水草のトリミングをしないでいると、水草に苔が生えてしまったり、枯れた水草が水質を悪化させてしまったりします。
トリミングをすることで、水草を健康な状態で育てることができたり、水草を増やすことができます。水草を育てる場合はトリミングの方法を知って、トリミングに慣れる必要があります。
今回の記事では、水草のトリミングとメンテナンスの方法を紹介するので、水草水槽を作ろうと思う人はぜひ読んでみてください。
それでは、水草のトリミングとメンテナンスの方法を紹介します。
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トリミングに必要な道具
トリミング用のハサミやピンセットなどが販売されているので、水草水槽を作る場合は必要な道具を用意しましょう。簡単にトリミングに必要な道具について紹介します。
ハサミ
切ることができればどんなハサミでも構いません。
先端が細い方が細かい細かい作業がしやすいので、トリミング用のものがおすすめです。トリミング用のハサミは先端が細く、肢が長いので水中にあまり手を入れないでも水草をカットすることができます。
水中に手を入れるのが嫌じゃなければ100均の安いハサミでも構いません。
ピンセット
カットした水草を植え替えるときに必要になります。
ピンセットもトリミング用のものは販売されています。トリミング用のピンセットは長くてまっすぐなので水に手をあまり入れないでも植え替えをすることができます。
ピンセットを用意すれば水草の隙間に差し込むのも簡単なので用意しておきましょう。
トレー
なくても大丈夫ですがあった方が便利です。
抜いた水草や切った水草をトレーの上においたり、トレーの上で水草をバラしたりするときに使用します。濡れた水草を置いておく場所があると便利なので、100均などでトレーや大きなタッパーなどを用意しておきましょう。
アミ
トリミングをした後に水槽の中に漂っている水草を除去するときに必要になります。
そのままにしているとカットしたときに出た水草の切れ端が腐ってしまって水質を悪化させてしまうので、トリミングが終わったさアミで水草の切れ端を取り除いてください。
アミはどんなものでも大丈夫です。熱帯魚を取り出し用のものが販売されているので用意しておきましょう。
水草のトリミング方法
水草のトリミングはそれほど難しいものではありません。
トリミングは基本的には、伸びすぎてしまった水草を切ることを言います。
まずは、トリミングに慣れるように、難しいことを考えないで、伸びてしまった水草を着ることから始めるのがいいと思います。水草の種類によってカットする場所が変わってくるので、水草の種類によってどこをカットすればいいのかを覚えましょう。
有茎水草のトリミング方法
有茎系の水草は茎があって節目がある水草のことを言います。
有茎草は茎の節から葉を伸ばして、茎は水面に向かってまっすぐ伸びます。有茎系の水草をトリミングする場合は、茎の中間でカットしましょう。カットした方の茎は、また、底砂に植えることで根が生えて成長してくれます。
植えるときは切断してから2節程度の葉はカットしてから植えてください。葉をカットしないで植えてしまうと、葉が腐ってしまうことがあるので、注意してください。
トリミングをすることで水草を増やすことができるので、伸びてきたら積極的にトリミングをして水草を育てるようにしましょう。
有茎草はカットしたところから新芽がいくつか出てくるので、トリミングを繰り返すことでボリュームが増えていき、より美しく見えるようになります。
ヘアーグラスなどのトリミング方法
ヘアーグラスなどの前景草をトリミングする場合は水草の根元のところからカットしましょう。
節目のない一枚葉は一度カットしてしまうとそこから新しく草が生えることがありません。カットしたところはカビが生えてしまったり、見た目が不自然になってしまいます。
なので、ヘアーグラスなどの水草をトリミングする場合は水草の根の方からカットしてあげてください。
アマゾンソードなどのトリミング方法
アマゾンソードなどのロゼット型の水草をトリミングする場合は、外側の葉からカットしましょう。
アマゾンソードなどの水草は、水草の中心の方が新しい葉で、外に行くほど古い葉になります。古い葉には苔が付いていたり、枯れてしまっていたりすることがあります。
1度枯れてしまうと元に戻るとはないので、すぐにトリミングしてあげてください。アマゾンソードなどの水草をカットする時は、外側の葉の根元をカットしてください。
水草のメンテナンス方法
水草のメンテナンスは、主に水草に生えてしまった苔をとることです。
コケが水草についてしまうと光合成の妨げになってしまうので注意してください。水草をメンテナンスする場合はエビと貝を飼育するのがおすすめです。水槽のガラス面に生えた苔は掃除すればいいですが、水草についてしまった苔は自分の手で取ろうとすると水草を傷つけてしまうので自分で取るのは難しいです。
イシマキガイなどの貝を飼っていれば水草についた苔を食べてくれるので、水草をいい状態で育てることができます。なので、水草を設置する場合はビーシュリンプなどのコケを食べてくれる生き物を一緒に飼育するようにしましょう。オトシンクルスの飼育方法は下記で紹介しているので、そちらも読んでみてください。
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水草の植え方について
カットをして余った水草は再度水槽に植えることができます。
余った水草は長さを揃えて、ピンセットを使って植えてください。水草の密度が少ない場所に植えることで、ボリュームを増やすことができます。
このときに狭い場所に差し込むために長いピンセットがあると便利です。
水草のボリュームを増やそうと思って沢山水草を植えると日が当たらない場所が出てきます。光が当たらない有茎草の下の部分は葉が生えずに茎だけになってしまうことがあります。
葉が生えてこなくなったら一度抜いて、葉が生えていない部分をカットして植え直すようにしましょう。
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