リシアってどんな水草?リシアの育て方やトリミング方法を紹介!!

2018年7月17日

リシアってどんな水草?リシアの育て方やトリミング方法を紹介!! 

リシアは日本にも自生している水草です。鮮やかな水草で、気泡もたくさんつけるので、美しい水草として有名です。今回の記事ではリシアの育て方について紹介します。

シリアは前傾草として使われることが多い水草で、底床のレイアウトに使われたり、流木や石とセットで設置されていることが多いです。

育てるのもそれほど難しくなく、co2の添加と光量があれば問題なく飼育することができます。ちゃんと設備を整えれば初心者の方でも育てることができる水草です。co2を添加することによって綺麗な気泡を見せてくれるので、育てていて楽しいと思います。

今回の記事では、リシアの育て方を紹介するので、リシアを使って水草水槽を作ってみたい方はぜひ読んでみてください。

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リシアの特徴

リシアはカズノゴケと呼ばれるコケの中まで、地中に根を張ることがなく自然下では水面に浮いて生息しています。自然下では水面に浮いているので、多くの光を受けることができて、必要な二酸化炭素も空気中から摂取することができます。

アクアリウムでは浮き草として使用されることは少なく、沈水させて育成されることが多いです。ちゃんと育てることができれば、水槽の底床を絨毯のように覆うことができます。アクアリウムで水中に沈めて設置する場合は強めの光量とco2が必要になります。

リシアは成長が早い

リシアは水草の中でも成長が早いです。

シリアはウィローモスのように活着しないので、成長すると浮力が増えて浮いてきてしまうことがあります。石や流木に巻きつける場合は定期的に撒き直すようにしましょう。

水面に浮いてきたシリアを放っておくとあっという間に水面を覆い尽くしてしまうので注意してください。浮いてきたリシアはまた沈めて使うことができます。育つのが早い水草なので、簡単に底床を覆うこともできるので、前景草として使いやすいと思います。

リシアは活着しない

リシアはもともと浮き草なので、活着しません。長期間リシアを育てていると一部が浮き始めて、徐々に剥がれてしまいます。

なので、定期的に巻き直す必要があります。底床に使う場合は目の細かいネットの中にリシアを入れて設置するだけです。シリアネットという名前で、シリア用のネットが販売されているので、シリアを底床に設置したい場合は用意しておくのがオススメです。

シリアネットに入れて設置するだけなので、設置も簡単で初心者の方でも使いやすいと思います。

リシアの育て方

リシアを育てる場合はpHは6〜7水温は15〜30度程度になるようにしましょう。

シリアは水面に浮かべておくだけで簡単に増える水草です。増やすだけなら水面に浮かべておくのがオススメです。

光量が多い方が沢山の酸素を放出するので、リシアの美しい姿を見ることができます。葉の色は薄くなってしまいますが、普通に育てるだけであればそこまで強い光量は必要ありません。60cm水槽の場合は20W蛍光灯×2灯ぐらいがいいと思います。

co2は1滴/2秒ぐらいで添加するのがいいと思います。飼育はそれほど難しくありませんが、浮いて水面を覆うようになると光を遮ってしまうので注意してください。

リシアのコケ対策について

沢山気泡をつけたい場合は高光量と豊富な二酸化炭素と追肥が効果滴です。ただ、そのような環境はコケも生えやすいので、注意してください。

リシアを育てる場合はミナミヌマエビなどのシュリンプと一緒に飼育するのがいいと思います。レッドビーシュリンプも鮮やかで綺麗なエビなので、綺麗なリシアとの組み合せることで美しい水槽を作ることができます。

リシアは成長すると葉が凸凹になり複雑になるので、稚魚や稚エビの隠れ家になります。なので、エビの飼育にも相性のいい水草です。

リシアのトリミングについて

リシアは成長が早いので定期滴にトリミングをする必要があります。

リシアのトリミングはどこの部分をカットしなければいけないなど特別な決まりはないので、レイアウトを崩さないように余計な部分をカットしていきましょう。

細かい切れ端がフィルターに吸い込まれると目詰まりをしてしまうので、トリミングをするときはフィルターを止めて行うのがいいと思います。

リシアの切れ端はネットで救ったりプロホースなどで吸い出して水槽内に切れ端が残らないようにしましょう。

シリアんと相性のいい魚、悪い魚

シリアは活着しない水草なので水流の弱い環境で育てる必要があります。水流の弱い環境で飼育できるベタやグッピーなどと相性がいいです。また、エビの隠れ家にもなってくれるので、レッドビーシュリンプなどのエビ類とも相性がいいです。

逆にコリドラスなどの底砂をほじったりする熱帯魚とは相性が悪いです。底砂をいじっているときにシリアが引きちぎられてしまうことがあるので注意してください。また、プレコなど水流の強い環境を好む熱帯魚や大型の熱帯魚とは相性がよくありません。

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