レッドビーシュリンプの特徴と飼育方法を紹介!!
レッドビーシュリンプはエビの中でも見た目が美しくとても人気の高い種類です。飼育が難しいと言われていますが慣れてしまえばそれほど大変ではありません。繁殖させることもでき、飼育環境をちゃんと整えれば飼育も簡単です。今回の記事では、レッドビーシュリンプの特徴と飼育方法を紹介します。
レッドビーシュリンプは赤と白のバンド模様がとても綺麗なエビです。
水草との相性がいいので水草水槽にいれてレッドビーシュリンプの繁殖を楽しんでいる人も大勢います。見た目がとても美しいので水槽に入れれば見た目も映えるのでオススメです。小型の水槽で飼育することが出来るので大きな水槽を設置することが出来ない人でも飼育を楽しむことができます。
飼育環境さえちゃんと整えてあげれば、飼育はそれほど難しくありません。
今回の記事ではレッドビーシュリンプの特徴と飼育方法を紹介するのでレッドビーシュリンプを飼ってみたい人はぜひ読んでみてください。
それではレッドビーシュリンプの特徴と飼育方法を紹介します。
レッドビーシュリンプの特徴
レッドビーシュリンプの特徴は赤と白のバンド模様です。
赤と白のバンド模様がとても綺麗なエビですが、レアな模様のレッドビーシュリンプ同士を掛け合わせて珍しい模様のレッドビーシュリンプを作れるもの魅力の一つです。
レッドビーシュリンプには色々な模様があって、模様によって販売されている値段が変わります。透明な部分が少ない方が値段が高くなったりするので、レッドビーシュリンプを購入する際は白部分がしっかりあって透明になってないものを購入するのがいいでしょう。
繁殖させたのを販売してお金を稼ごうと思うと水槽のサイズを大きくしたりしなければいけなくなるので大変ですが、色々な模様のレッドビーシュリンプを作って楽しむだけなら、30センチ水槽で足りるので飼育していて楽しい生体です。
レッドビーシュリンプの大きさ
大きな個体だと、オスだと2.5cmメスだと3cmほどまで成長します。
レッドビーシュリンプの寿命について
寿命は1〜2年ほどになります。
1年半ほど生きることが多いですが、寿命が短い個体だと1年ぐらいで落ちることがあります。
販売価格について
昔は数十万円ほどで販売されていることもありましたが、近年は販売価格も安定して、比較的安価になってきています。
新しい品種の方が販売価格は高くなりますが、普通のレッドビーシュリンプであれば1匹1000円以内で購入することができます。値段の高い品種でも1万円ほどで購入することが出来ます。
レッドビーシュリンプの飼育に必要なもの
まずはレッドビーシュリンプを飼育する際に必要なものについて紹介します。
- 水槽
- フィルター
- エアレーション
- ヒーター
- 底砂
- 水草
水槽
ビーシュリンプは小さいので小型の水槽で飼育することが出来ます。大きな水槽の方が水質は安定しやすいですが、管理が大変なので、最初は30cm水槽で飼育するのがオススメです。
混泳すると他の生態に食べられてしまうことがあるので、単種で飼育するようにしましょう。
フィルター
稚エビがフィルターに吸い込まれてしまうことがあるので、フィルターにはスポンジトレーナーをつけるようにしましょう。外掛けフィルターでもいいですが、水草水槽を作る場合は外部フィルターがオススメです。
エアレーション
エビは酸欠に弱いので、エアレーションを設置しておきましょう。
水温が高いと水中の酸素濃度が下がってしまい酸欠になってしまうことがあります。飼育数が少なくても酸欠になってしまうことがあるのでエアレーションを設置してください。
ヒーター
ビーシュリンプを飼育するときの最適な水温は20〜25度前後です。冬場は水温が下がってしまうので、ヒーターを用意して水温が下がらないようにしましょう。
底砂
田砂などでも飼育することが出来ますが、ビーシュリンプを繁殖させる場合はソイルを敷きましょう。
ソイルには栄養素が含まれている栄養系のソイルと、アンモニアなどを吸着する吸着系ソイルのソイルがあります。栄養系のソイルにはミネラルなどの水草やビーシュリンプに必要な栄養素が含まれていて、繁殖もしやすくなります。
ただ、栄養系ソイルは亜硝酸をソイルが放出するので立ち上げ時に水質が悪化しやすくなります。ソイルから亜硝酸の放出が収まり、水槽内のバクテリアが定着して水質が安定するまで1〜2ヶ月ほどかかります。
立ち上げまでは時間がかかりますが、繁殖には栄養系ソイルの方が効果的なのでエビを繁殖させたい場合は栄養系ソイルがオススメです。早く立ち上げたい場合は吸着系ソイルを使用するのがいいと思います。
水草
水草の新芽や水草についてコケがビーシュリンプの餌になります。
餌だけでなく、知恵エビの隠れ家にもなるので、繁殖させる場合は多めに水草を入れておきましょう。水草はウィローモスがオススメです。ウィローモスは増やしやすく、丸めて入れておけば隠れ家にもなるので、エビとの相性はすごくいいです。
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レッドビューシュリンプの飼育方法
水温について
レッドビーシュリンプを飼育するときに一番気をつけなければいけないのが水温です。
レッドビーシュリンプは水温が下がりすぎてしまえば活動が落ちてしまって死んでしまうことがあるし、水温が高くなりすぎても死んでしまうことがあります。
水温が30度を超えてしまうと死んでしまうレッドビーシュリンプがでてくるので、レッドビーシュリンプを飼育する場合は水温が30度を超えないように注意してください。
28度を超えたあたりからポツポツと死んでいきます。いきなり全滅することはありませんが、水温が高すぎるとそのうち全滅してしまうので水温が28度を超えないようにするのがいいでしょう。
水温は24度前後が理想です。20度を下回ると繁殖に影響がでてくるので20度を下回らないように注意してください。
水質について
phは6.5〜6.8ぐらいがよく、総硬度はあまり下がらないようにしましょう。
総高度とはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの含有量のことで、GHで表されます。GHの数値が高いほどミネラルが多い水質となります。エビなどの甲殻類はGHが低いと脱皮不全になってしまうことがあります。
GHを計測する試験紙もあるので、低い場合は牡蠣殻やサンゴ砂を使用したり、添加剤を使用して総硬度をあげるようにしましょう。
レッドビーシュリンプの飼育にオススメの餌
餌はレッドビーシュリンプ用のものも売っていますが値段が高いのでザリガニ用の餌でも飼育するのもいいと思います。
値段をあまり気にしない場合は、レッドビーシュリンプ用の餌でもいいですが、レッドビーシュリンプは基本的に何でも食べるのでそこまで餌にはこだわらなくても大丈夫です。
レッドビーシュリンプは水草も食べるのでレッドビーシュリンプを飼う時は水草も入れてあげてください。
水草はウィローモスがオススメです。レッドビーシュリンプは硬い水草は食べることができないので、レッドビーシュリンプが食べられるウィローモスを水槽に入れてあげてください。
流木に巻いて設置するのが一番いいですが、面倒だと思う人はそのまま水槽に入れてもかまいません。ウィローモスはレッドビーシュリンプの餌にもなるし、隠れ家にもなるのでウィローモスを入れて暮らしやすい環境を作ってあげてください。ミナミヌマエビに餌はいる?餌を与える頻度や量、オススメの餌について紹介!!
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