ミナミヌマエビの水温は何度がいい?ミナミヌマエビを飼育するときの水温を紹介!!

2019年6月26日

ミナミヌマエビの水温は何度がいい?ミナミヌマエビを飼育するときの水温を紹介!!小さいミナミヌマエビ

ミナミヌマエビはエビの中でも飼育が簡単な種類です。飼育が簡単なので水温を細かく管理することは少ないと思います。ただ繁殖させる場合はしっかりと温度を管理して飼育するのがおすすめです。今回の記事ではミナミヌマエビを飼育するときの理想の水温を紹介します。

ミナミヌマエビは体が丈夫なので飼育が簡単で今までエビを飼ったことがない人でも簡単に飼育することができます。繁殖させることも簡単なので、初めてエビを飼う人にはとてもオススメな種類です。

ただ、ミナミヌマエビを繁殖させるためにも水温はしっかり管理する必要があります。ミナミヌマエビは水温の変化が激しかったり水温が高くなりすぎてしまうと落ちてしまうことも多いです。

今回の記事ではミナミヌマエビを飼育するときの理想の水温を紹介するのでミナミヌマエビを飼育しようと思う人はぜひ読んでみてください。

それだけミナミヌマエビを飼育するのときの理想の水温を紹介します。

ミナミヌマエビは飼育が簡単!初心者でも飼えるミナミヌマエビの飼育方法を紹介!!

ミナミヌマエビを飼育するときの水温

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビを飼育する場合は、水温は5〜26度の間にしましょう。

ミナミヌマエビは体が丈夫なので水槽の水が凍るぐらい冷たくなったり、水温が30度以上のを超えてしまわなければそう簡単に死んでしまうことはありません。

冬場の寒い時期でも、室内に水槽を設置しておけば水温は10度以下まで下がることはないので、ミナミヌマエビを飼育する場合はヒーターなどの保温器具は必要ありません。

屋外で飼育する場合でも、すごく寒い地域でなければ5度以下までが下がることは少ないので、屋外でも飼育することができます。

ただ、水温が15度を下回ってしまうとミナミヌマエビの動くが悪くなります。活性が下がり餌を食べる量が少なくなるので、いつも通り餌をあげているとすぐに水質が悪化してしまうので注意してください。

冬よりも夏場の方が注意が必要です。夏場は何もしないでいると水温が30度を超えてしまうことがあります。水温が30度を超えてしまうと、死んでしまうミナミヌマエビが出てきてしまうので注意してください。夏場はクーラーを設置して、水温が30度を超えないようにしてください。

ミナミヌマエビを繁殖させる時の水温

ミナミヌマエビ抱卵

ミナミヌマエビを繁殖させる場合は20〜24度の間で安定させるようにしましょう。

ミナミヌマエビは水温が低いと繁殖しません。

ミナミヌマエビは春から夏にかけて交尾して産卵します。冬の寒時時期は繁殖しないので、ミナミヌマエビを繁殖させたい場合には春先にミナミヌマエビを購入して飼い始めるのようにしましょう。

春先から飼育すればうまく交尾してくれれば、夏前ぐらいには産卵してくれるます。ミナミヌマエビは寿命が1年ぐらいなので、春先に繁殖しないと水槽のミナミヌマエビは少しずつ少なくなります。

通年で繁殖を目指す場合にはヒーターを設置して水温を24度前後で安定させてください。水温が20度以上あれば繁殖することができますが、24度前後が1番ミナミヌマエビが活発に活動するのでヒーターを使って水温を24度前後で安定させるようにしましょう。

飼育環境によっては2〜3年ぐらい生きることもありますが、だいたいは1年で死んでしまいます。ヒーターを設置して通年繁殖ができるようにすることで、ミナミヌマエビを安定的に増やすことができます。

ミナミヌマエビの繁殖は簡単?ミナミヌマエビの繁殖方法を紹介!!

ミナミヌマエビを飼育するときの温度の管理について

ミナミヌマエビは30度を超えて、32度ほどになると落ちてしまいます。また、水が凍るほど冷たくなると死んでしまうので、冬場と夏場はちゃんと温度管理をしないといけません。

夏場気温が高くなってくると何もしないと水温が32度を超えてしまうことがあります。

簡単に水温を管理する方法を紹介します。

夏場の水温管理について

室内で飼育している場合は扇風機の風や水槽用の冷却ファンを設置することで温度を下げることができます。

水が蒸発するときに水温が下がります。夏場は水位が下がりやすいのでこまめに水を足すようにしましょう。夏場は何もしないと水温が32度ぐらいまで上がってしまいます。

熱帯魚は平気でも混泳させているミナミヌマエビだけ落ちてしまうこともあるので注意してください。

屋外で飼育する場合は直射日光が当たらないように日陰で飼育するようにしてください。浮き草を入れることで水草が蒸発しづらくなります。

屋外で飼育する場合は水草を入れておくのがいいと思います。

冬場の水温の管理について

ミナミヌマエビは寒さに強いので、水温が5度を下回らなければ問題なく飼育することができます。

ただ、水温が15度を下回ってくると活性が下がってきて、10度を下回るとほとんど動かなくなります。5度を下回ってくると落ちてしまう個体も出てくるので、5度を下回らないように気をつけてください。

室内で飼育して入れば5度以下まで水温が下がることがないので、そのままでも飼育することができます。ただ、活性が落ちてしまうので、ヒーターを設置して、水温が24度前後になるようにするのがおすすめです。

冬場、水温が外気よりと高いとどんどん水が蒸発するので、冬場も水位が下がりやすいです。なので、冬場は水が少なくならないようにちゃんと足す水をしておくようにしましょう。

屋外飼育について

ミナミヌマエビは屋外でも飼育することができます。屋外飼育では水温が変化しやすく、ミナミヌマエビにとってはダメージが多いです。屋内飼育で水温を安定させていると2〜3年ほど生きるミナミヌマエビも屋外飼育だと寿命は1年ほどになります。

屋外飼育では太陽光が当たるので、照明を設置しなくても水草を育てることができます。夏場直射日光が当たっていると水温が高くなりすぎてしまうので、夏場は飼育ケージは日陰に設置したりすだれを設置して直射日光が当たらないようにしましょう。

屋外で飼育する場合は水が凍らないように注意してください。水深が浅いと水が凍りやすいので、なるべく水深が深く水量の多い環境で飼育しましょう。発砲スチロールなどを使用して飼育することで、水温が下がりづらくなります。

ミナミヌマエビを飼育する際の水質について

ミナミヌマエビを飼育する際は水質に関してはそこまで気を使わなくても大丈夫です。

ミナミヌマエビはph6〜7の弱酸性から中性の水質であれば問題なく飼育することができます。日本の水道水は中性で、アクアリウムでは牡蠣殻などを入れなければ弱アルカリ性になることもないので、水道水にカルキ抜きを使用して、定期的に水換えをするだけで問題なく飼育することができます。

ミナミヌマエビはphショックになりやすいので、水槽に導入する際や別の水槽に移す際には注意が必要です。急激に水質が変化することによってphショックを受けてしまいます。

導入する際や別の水槽に移す際はしっかりと水合わせをしてからにしましょう。

水合わせのやり方について

水合わせをする際は点滴方で水合わせをしましょう。

点滴方で水合わせする際はバケツなどにミナミヌマエビを入れて、バケツの中には酸欠にならないようにエアレーションを入れておきましょう。

ミナミヌマエビを導入する水槽から少しずつバケツに水を移すことで水温と水質を合わせます。エアーチューブを使ってサイフォンの原理で水を移すことで簡単に水合わせを行うことができます。

エアーチューブの先を結ぶことで水量を調整することができます。水量は1秒間に2〜3滴ほどに調整して、バケツがいっぱいになったら水を捨てることを繰り返すことで水合わせを行うことができます。

ミナミヌマエビを繁殖させよう!ミナミヌマエビの産卵と繁殖方法を紹介!!

ミナミヌマエビと混泳できる熱帯魚を紹介!!