ミナミヌマエビと混泳できる熱帯魚を紹介!!

2020年3月25日

ミナミヌマエビと混泳できる熱帯魚を紹介!!小さいミナミヌマエビ

ミナミヌマエビは水草水槽と相性が良く、熱帯魚の餌の食べ残しを食べてくれるので、様々な熱帯と混泳させることができます。ただ、熱帯魚の種類によってはミナミヌマエビが食べられてしまって混泳させることができません。今回の記事でミナミヌマエビとの混泳にオススメの熱帯魚を紹介します。

ミナミヌマエビは水草についてしまう苔を食べてくれたり、熱帯魚の餌の食べ残しを食べてくれるので、水槽の掃除役としてもオススメの生体です。

ただ、混泳させる相手によってはミナミヌマエビが食べられてしまうこともあるので注意が必要です。

今回の記事ではミナミヌマエビの混泳相手にオススメの熱帯魚を紹介するので、ミナミヌマエビを混泳させてみようと思う方はぜひ読んでみてください。

ミナミヌマエビについて

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビは日本に生息しているヌマエビで、静岡県よりも西方向の河川や沼地に生息しています。

日本以外でも台湾や中国などにも生息しています。

体長は2〜3cmほどの小さいエビです。高めの水温で餌をしっかりと与えることで体長を大きく成長させることができます。

寿命は野生下では1年ほどですが、水温が安定した環境であれば2年ほど生きることがあります。

寿命の短い生体なので、長く飼育する場合は繁殖させるようにしましょう。繁殖は簡単で飼育環境さえちゃんと作ってあげれば自然と繁殖してくれます。

混泳させていると稚エビが食べられてしまうので、繁殖させる場合は混泳させずに繁殖用の水槽を作るのがいいと思います。混泳させている状態で繁殖させたい場合は稚エビが隠れられる場所を多く作るようにしましょう。

ウィローモスを丸めてたくさん入れておくことで、隙間に稚エビが隠れられるので、繁殖させやすくなります。

ミナミヌマエビの混泳について!オススメの生体や混泳の注意点を紹介

ミナミヌマエビとの混泳にオススメの生体

それではミナミヌマエビとの混泳にオススメの生体について紹介します。

シュリンプ類

レッドビーシュリンプ

レッドビーシュリンプなどの小型のエビとは問題なく混泳させることができます。同じ水槽で様々なエビを飼育するのも楽しいと思います。

ビーシュリンプは様々な見た目のものが販売されているので、飼育していても楽しいです。シュリンプ同士でも稚エビは食べられてしまうことがあるので、繁殖させる場合は混泳させない方がいいと思います。ビーシュリンプを飼おう!!ビーシュリンプの飼育方法について紹介!!

メダカ

メダカとアヌビアス

ミナミヌマエビと特によく混泳されているのがメダカです。

メダカは口も小さくて性格もおとなしいので大人のミナミヌマエビを食べることはありません。

メダカの生活圏は水槽の中層〜上層で、ミナミヌマエビの生活圏は底面になので、生活圏がかぶることがなく、接触する機会が少ないです。

自然下でも同じ環境に生息していることの多い生体なので、水槽内でも共存してくれます。ただ、稚エビの場合はメダカでも食べてしまうので、注意してください。

ウィローモスを丸めたものをたくさん入れておくと稚エビの隠れ家になるので、稚エビが食べられてしまうことを少なくすることができます。

ネオンテトラ・カージナルテトラ

ネオンテトラ

熱帯魚の中でも特に有名なのがネオンテトラとカージナルテトラです。

メダカと同様に性格が大人しくて、生活圏が被らないので混泳にオススメです。また、体長も小さく口も小さいので大人のミナミヌマエビであれば食べられてしまうことはありません。

カージナルテトラとネオンテトラも隠れ家を多く設置することで、混泳させていても繁殖することがあります。

グッピー

グッピー

グッピーもミナミヌマエビとは生活圏がかぶることがなく、大人のミナミヌマエビを食べることができないので、一緒に飼育することができます。

グッピーは他の熱帯魚にいじめられてヒレがボロボロになってしまうことがあります。ミナミヌマエビはグッピーを襲うこともないので、綺麗なヒレの状態で飼育することができます。

オトシンクルス

オトシン

オトシンクルスも大人しい熱帯魚なのでミナミヌマエビと混泳させることができます。ただ、生活圏がかぶってしまい餌の取合いをしてしまうことがあります。

オトシンクルスも苔を食べてくれるなので、水草水槽でよく混泳されますが、餌が少ないとオトシンクルスが餓死してしまうことがあります。

プレコ用の餌などを与えてもミナミヌマエビが持っていてしまうことがあります。

なので、オトシンクルスとミナミヌマエビを混泳させる場合は水草を多めに入れて餌が足りなくならないようにするのがオススメです。オトシンクルスの飼育について!オトシンの餌や混泳、種類について紹介!!

プレコ

インペリアルゼブラプレコ

プレコも苔を食べてくれるので、苔掃除役として飼育されることの多い熱帯魚です。

プレコは流木やガラス面についていることの多い熱帯魚で、性格も大人しいのでオトシンクルスと喧嘩したりすることはありません。

ただ、プレコに様々な種類がいて、セルフィンプレコやロイヤルプレコなど大きく成長する種類とは混泳に向いていません。プレコを飼育するときに気をつけて欲しい4つのポイントを紹介

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