水槽のフィルターは何を選ぶべき?自分にあったフィルターの選び方を紹介!!

2015年10月5日

水槽のフィルターは何を選ぶべき?自分にあったフィルターの選び方を紹介!!アナカリス水槽

水槽のフィルターは何を選ぶべきかって迷いますよね。水槽のフィルターには色々な種類があるので、アクアリウムを始めたばかりだったりすると何がいいのか迷いますよね。今回の記事では水槽のフィルターは何を選ぶべき?自分にあったフィルターの選びからを紹介します。

水槽のフィルターには本当に沢山の種類があります。

アクアリウムを始めるには水槽とフィルターが絶対に必要です。水槽は設置する場所に合うサイズや飼いたい魚を飼えるサイズの水槽を選べばいいので簡単ですが、フィルターは種類も多いので選ぶのは難しいですよね。

フィルターは色々な種類があるし、水槽のサイズや底砂の種類なんかによっても相性があって、相性が悪いと濾過機能を十分に発揮することができなかったります。

濾過機能が低く十分に水槽の水が濾過できていないと魚が病気になってしまったり、しっかり生物濾過がおこなわれずにすぐに水質が悪化してしまったりすることがあります。

今回の記事では、どんなフィルターを選ぶのがいいのか迷っている人に向けて、各フィルターのメリットとデメリットを紹介するので、これからアクアリウムを始めようと思うひとはぜひ読んでみてください。

水槽の濾過フィルターについて

熱帯魚を飼育していると水槽内はフンや餌の食べ残しなどで、水質は少しずつ悪化していきます。

水質を悪化させないようにするためには濾過フィルターが必要です。濾過フィルターを設置していても少しずつ水質は悪化していきますが、水が汚れにくくなり水換えの頻度を少なくすることができます。

濾過フィルターに水を通すことで小さなゴミや有害な物質を取り除き水質を綺麗にすることができます。濾過フィルターには小さいゴミをスポンジナフォを使って取り除く物理濾過、バクテリアの力によって不要な有機物を取り除く生物濾過、活性炭などで水の黄ばみなどを取り除く化学濾過があります。

濾過フィルターの種類と特徴について

濾過フィルターは種類も多く、種類によって一長一短があります。人によってどのフィルターが使いやすいかは変わってくるので、使用する環境に合わせて選ぶようにしましょう。

上部フィルターの特徴

上部フィルターは水槽のフィルターの中でも最もポピュラーなフィルターです。

特にこだわりなどがない場合は上部フィルターを選ぶのがいいと思います。上部フィルターは濾過機能も高くメンテナンスも簡単なので人気のある濾過フィルターです。

値段も安いので、アクアリウムを始めたばかりで簡単に熱帯魚を飼育したいと思う人には上部フィルターがオススメです。安い水槽セットなどにはよく上部フィルターのセットがついてきます。安価にアクアリウムを始めるには上部フィルターセットの水槽を購入するのがいいと思います。

ただ、水槽の上部を塞いでしまうので、見た目は少し悪くなります。綺麗な見た目の水槽を作りたいと思ったら上部フィルターじゃないものの方がいいと思います。

上部フィルターのメリットとは?使い方やメリットとオススメの上部フィルターを紹介!

外部フィルターの特徴

外部フィルターは上部フィルターに比べて値段は高いですが、濾過能力も高くサイズも小さく音も静かなので、水槽の見た目をスッキリしたい肩にオススメです

外部フィルターは給水と排水のパイプを水槽内に入れておけばいいだけなので見た目もとてもすっきりして、綺麗レイアウトを作ることができます。

水草を植えたりして水槽のレイアウトをカッコよくしたいと思う人には外部フィルターがオススメです。外部フィルターは密閉状態で水を回すので、他のフィルターに比べてCO2が外に逃げずらい構造になっています。co2を添加している場合は外部フィルターを選びましょう。

上部フィルターに比べてメンテナンスが面倒だったり、外部フィルターを設置する場所を用意しなければいけないので、上部フィルターより場所をとります。水槽台があればスッキリと収納させることができるので、外部フィルターを使用する場合は水槽台も用意するのがオススメです。

また、外部フィルターは他のフィルターに比べて、値段が高いです。60センチ水槽をろ過するぐらいの外部フィルターだったら1万円以下で購入することができますが、それ以上のサイズの水槽をろ過しようと思うと2万円ぐらいする外部フィルターが必要になります。

60センチ水槽で水草を入れてかっこいいレイアウトの水槽を作ろうと思ったら外部フィルターがオススメです。

外部フィルターのメリットとデメリット。外部フィルターの選び方やオススメの外部フィルターを紹介!!

外掛け式フィルターの特徴

外掛けフィルターは水槽に引っ掛けて使用する濾過フィルターです。

外掛けフィルターは小型のものが多く、取り外しがしやすいのでメンテナンスが簡単な濾過フィルターです。メンテナンスがしやすいのでアクアリウム初心者の方にオススメです。

ろ材も差し込むだけで設置することができるので、掃除がすごく簡単です。

デメリットは濾過濃色があまり高くないことです。入れられるろ材の量も少ないので、飼育する熱帯魚の数が多いと水質がすぐに悪化してしまうので注意してください。

また、空気に触れる機会が多いので、酸素は取り込みやすいですが二酸化炭素は外に出てしまうのでco2を添加している方は使いづらい濾過フィルターです。

底面フィルターの特徴

底面フィルターは水槽の底に設置して、その上にソイルなどのバクテリアの住処になるろ材を敷いて、水を循環させることで水質を綺麗にするフィルターです。

底砂全体をろ材として使用するので生物濾過の能力が高いフィルターです。水槽の上部に何も設置しなくていいので、見栄えがよくて、音も静かな濾過フィルターです。

ただ、底面から水を吸い上げるので、水草を設置すると水草の根がフィルターに絡んでしまうので、水草水槽では使いずらいです。底面フィルターは空気に触れることがないので、使用する場合はエアレーションを設置する必要があります。底面フィルターは濾過能力が高い?底面フィルターのメリットとデメリットを紹介!!

オーバーフロー式濾過の特徴

濾過能力が1番高いのがオーバーフロー式濾過です。

オーバーフロー式濾過は、水槽の下に濾過槽を設置して水槽から濾過槽に水が落ちてきて、濾過槽で綺麗になった水を水槽に戻す方式の濾過方法のことを言います。

オーバーフロー式濾過をするには、濾過槽とポンプが必要になるので、濾過槽の中でも最も値段が張ります。

オーバーフロー水槽は沢山のろ材を入れることができ、大きな濾過槽を使用することで水量を多くとることができるので、濾過能力が高く水質が悪化しづらいです。

濾過能力が高いので、大型水槽で熱帯魚を飼育する場合やアロワナなどの肉食の魚を飼育される方は、オーバーフロー式濾過を使用されることが多いです。

メンテナンスも楽だし、パイプもゴチャゴチャしないので綺麗でかっこいいレイアウトが作りやすくなるります。

ただ、値段はすごく高いので、アクアリウムを始めてもっと大きな水槽でかっこいいレイアウトを作りたいと思うようになるまではオーバーフロー式濾過は必要ないと思います。ベアタンクで飼育するのメリットとデメリットを紹介

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