オトシンクルスを混泳させる時の餌の与え方について紹介!!

2019年10月29日

オトシンクルスを混泳させる時の餌の与え方について紹介!!オトシン

オトシンクルスは水槽のコケ掃除役として様々な熱帯魚と混泳されます。ただ、他の熱帯魚と混泳させていると餌を取られてしまい、餓死してしまうことがあります。今回の記事ではオトシンクルスを混泳させるときの餌の与え方について紹介します。

オトシンクルスは飼育が簡単で、水槽の掃除役として飼育されることが多いです。体も丈夫で飼育しやすい熱帯魚なので様々なの熱帯魚と混泳させることができます。飼育の簡単な熱帯魚ですが、混泳させていると餌が食べられなくて死んでしまうことがあります。

混泳している熱帯魚によってはオトシンクルスの餌を食べてしまうことがあるので注意が必要です。

今回の記事では、オトシンクルスを混泳させるときの餌の与え方について紹介するので、オトシンクルスを混泳させてみようと思う方はぜひ読んでみてください。

オトシンクルスの餌について

苔を食べるオトシン

オトシンクルスは草食性の強い雑食性の熱帯魚です。

草食性の強い熱帯魚ですが、草食性の餌だけよりも少し肉食性の餌も必要になります。

草食性の餌を好んで食べるので、水槽のガラス面に発生するコケや水草に発生するコケを食べてくれるので、水槽の掃除役として水草水槽でも良く飼育されます。

ただ、水槽内の苔はいずれ食べ尽くしてしまうので、コケを食べ尽す前に人工餌に餌付けをする必要があります。プレコやコリドラス用のタブレット状の餌を与えていると餌に気づいて食べてくれるようになります。

オトシンクルスだけで飼育して入れば、餌付けも簡単にできるし、餌を食べられてしまうこともありませんが、混泳させているとオトシンクルスの餌が取られてしまって痩せてしまうことがあります。

なので、オトシンクルスを混泳させる場合は餌の与え方に注意してください。

オトシンクルの混泳相手にオススメの熱帯魚を紹介!!

オトシンクルスを混泳させるときの餌の与え方について

オトシンクルス

生息圏の被らない熱帯魚や餌の取り合いにならない熱帯魚との混泳であれば普通に餌を与えても問題ありませんが、エビ類や同じ低層を泳ぐコリドラスやドジョウと混泳させる場合は注意が必要です。

それではオトシンクルスを混泳させるときの餌の与え方について紹介します。オトシンクルスの餌について!餌の種類や餌付け方法などを紹介!!

水草を多めに設置する

オトシンクルスを混泳させるときは餌の取り合いにならないように水草を多めに設置するのがおすすめです。

ドジョウやコリドラスは苔を食べないので、水草を多めに設置して、苔が生える場所を多くしておくのがいいと思います。

ミナミヌマエビなどのエビ類も水草についてコケを食べます。エビ類と混泳させているとコケの取合いになりますが、苔が生える場所を増やすことで、餌が足りなくなってしまうことを予防することができます。

ただ、この方法でも飼育しているエビやオトシンクルスの数が多いと餌が足りなくなってしまうので、飼育数を増やさないように注意が必要です。

単独で飼育して人工餌に慣れさせる

最初はオトシンクルスだけで飼育をして、人工餌に慣れさせるのがおすすめです。

オトシンクルスは餌を食べるのが遅くて、餌を見つけるのも上手じゃありません。最初から他の熱帯魚と混泳させているとオトシンクルスが餌に気づく前に他の生体に取られてしまいます。

オトシンを飼育しているとオトシンクルスの餌付けがなかなかうまくいかず、餓死してしまうことがあります。まずは人工餌に慣れてもらうように単独で飼育して、人工餌に慣れてもらうようにしましょう。オトシンクルスの餌付けは難しい?オトシンクルスの餌付けの方法について紹介!

フードキーパーを使用する

そこまで効果があるとは言えませんがフードキーパーを用意するのもいいと思います。

フードキーパーは水面に浮かべてることのできる容器で、その中に餌を入れておくことで、餌がバラけるのを防ぐことができます。

エビ類は泳ぐスピードはオトシンクルスよりも早いですが、餌を探すのはあまり上手くないので、フードキーパーにある餌に気づかなくて、餌の取り合いになることを防ぐことができます。

ただ、実際には水面ほどまではミナミヌマエビなども泳げるので、餌を持ち去ってしまうこともあるので、フードキーパーを使えばからなず上手くいきわけではありません。

オトシンクルスの餌の頻度や量について紹介!!

飼育数を抑えて飼育を始める

餓死してしまわないようにするには飼育数を抑えて飼育をするのがおすすめです。

水槽の掃除役として飼育されることが多いので、水槽に苔が多いからと言ってオトシンクルスを沢山水槽に入れてしまうとすぐに苔がなくなって餓死してしまいます。

オトシンクルスは小型の熱帯魚ですが、餓死しやすいので30cm水槽であれば1匹程度、45cm水槽であれば2匹程度に飼育数を抑えて置くようにしましょう。

オトシンクルスの給餌の頻度や量について

オトシンベビー

餓死しやすいと言われている魚ですが、特にたくさん餌を与えなければいけないわけではありません。

簡単に餌の量と頻度について紹介します。

餌の量について

特にたくさん餌を与えなければいけない訳ではありません。

オトシンクルスがちゃんと餌を食べて、お腹が膨らんでたらそれ以上与える必要はありません。オトシンクルスがガラスに張り付いている際にお腹の膨らみを確認してください。

食べ残しは水質を悪化させてしまうので、腹八分目を目安に食べ残しが出ないようにしましょう。オトシンクルス1匹に対してヒカリクレストのプレコだったら4分の1ほど与えるのがちょうどいいと思います。

餌を与える頻度について

餌の頻度は1日2回与えるのがおすすめです。

1日に1回でもいいですが、1度にたくさんの餌を与えると食べ残しも出やすく、水質が悪化しやすいので少量を1日2回与えるのがおすすめです。