オトシンクルスの餌について!餌の種類や餌付け方法などを紹介!!
オトシンクルスはガラス面のコケや水草に付いているコケを食べてくれるので、水槽の掃除役として色々な魚と混泳されます。しかし、水槽の中のコケだけでは、すぐに食べきってしまいます。オトシンクルスを安定的に飼育するためには、餌付けが欠かせません。今回の記事では、オトシンクルスにはどんな餌をあげればいいのかを紹介します。
オトシンクルスは値段も安いし、飼育も簡単なのでアクアリウム初心者の人でも飼いやすい魚です。飼育が簡単で水槽や水草のコケを食べてくれるので水槽の掃除役として飼われている人も多いです。
飼い始めの頃は、餌をあげなくても水槽のガラス面や水草についているコケを食べて成長しますが、いずれ水槽内のコケを全部食べきってしまいます。
コケがなくなったら、他の魚の餌の食べ残しなどを食べることもありますが、餌に気付かずどんどん痩せていってしまうことがあります。
最悪の場合餓死してしまうことがあるので、水槽内のコケがなくなってきたなって思ったら、オトシンクルスに餌をあげて、ちゃんと餌を食べるように餌付けしましょう。
今回の記事では、オトシンクルスが良く食べる餌と餌付けの方法を紹介します。オトシンクルスを飼ってみようと思ひとはぜひ読んでみてください。
オトシンクルスの飼育方法は下記で紹介しているので、そちらも読んでみてください。【オトシンクルスを飼おう!!】オトシンクルスの特徴と飼育方法を紹介!!
オトシンクルスについて
オトシンクルスは南米に広く生息しているナマズの仲間です。
吸盤状の口で石や流木、ガラス面に張り付き、ヤスリ状の口でコケを削りながら食べます。綺麗に苔を食べてくれるので、水槽の掃除役として様々な熱帯魚と混泳される人気の熱帯魚です。
体長は小さくて10cmほどまでしか成長しない小型の熱帯魚です。体長も小さくて性格も大人しく、喧嘩をすることもないので、様々な熱帯魚と混泳することができます。
オトシンはヒレが硬いので、オトシンを食べた魚が喉に詰詰まらせてしまうことがあります。混泳させる場合はオトシンが口に入らないサイズの熱帯魚と混泳させるようにしましょう。
オトシンクルスは何を食べる?
オトシンクルスは雑食性ですが、苔などの植物性の餌を好んで食べます。
自然界では川の流れのある場所や水草が多い場所に生息しています。水草などが多い環境のいい場所で、コケを主に食べていますが、実はオトシンクルスは雑食性です。
飼育していると他の魚のヒレを舐めて食べてしまうこともあります。自然環境でもコケの他に、流木や水生昆虫、魚の死骸などを食べています。
主にコケを食べるので、水槽の掃除役として飼育されることが多いです。ただ、餌を食べる量も多いので、コケ掃除として水槽に入れても、数日でコケを食べきってしまいその後餓死してしまうことが多いです。
オトシンクルスを飼育する場合は与える餌が重要です。草食性の強い魚ではありますが、タンパク質も必要になるので、飼育する場合はタンパク質もちゃんと摂取することができるようにしましょう。
餌が少ないと他の熱帯魚の体に張り付いて体を舐めてしまうことがあるので、餌不足には注意してください。それでは簡単にオトシンクルスの飼育にオススメの餌を紹介します。
オトシンクルスにオススメの餌
それではオトシンクルスを飼育するときにオススメの餌を紹介します。
キューリンプレコ
オトシンクルスにオススメの餌はキョーリンのプレコがオススメです。
コケを食べる熱帯魚ですが、飼育しているとコケを食べきってしますので、なるべく早く人工餌に餌付けするようにしましょう。
オトシンクルスはガラスや水草に張り付いて餌を食べるため、水槽の底に落ちたフレーク状の餌などはなかなか食べません。
ガラス面についているコケなどよりは食いつきは悪いですが、人工餌の中ではキョーリンのプレコが1番オススメです。
オトシンクルスは雑食性の熱帯魚ですが、植物性の食べ物を好みます。キョーリンのプレコは植物性の餌なので、オトシンクルスも食べることができます。
また、フレーク状の人工餌に比べてタブレット状の餌の方が食べやすいようなので、オトシンクルスに餌を与える場合はキョーリンのプレコがオススメです。
食べ残しが残ってしまう場合は餌を割って与えてください。草食性の餌ですが、そのまま水槽に入れておくと水質が悪化する原因になります。飼育しながらどのぐらい食べるか確認して与えすぎには注意しましょう。
オトシンクルス用の人工餌
オトシンクルス用の人工餌も販売されています。
オトシンクルス用の人工餌は練り餌になっていて、水と混ぜて練ってから、水槽のガラス面や流木などに貼り付けます。
好きな場所に貼り付けることができるので、オ餌の場所が覚えやすく餌付けがうまく行きやすいのでオススメです。
オトシンクルスは痩せやすくて、痩せてしまっても気づきにくいので、痩せて餓死してしまわないように色々な餌を与えてみるのもいいと思います。
赤虫
雑食性の熱帯魚なので、植物性の餌以外にも冷凍の赤虫なども食べます。
冷凍の赤虫は嗜好性も高いので他の熱帯魚と混泳させていると、オトシンが食べる前に食べられてしまうので注意してください。
冷凍の赤虫を与える場合はスポイトなどで吸い取ってからオトシンの近くに吐き出して与えるのがオススメです。
赤虫などの動物性の餌は水質を悪化させやすいので食べ残しがある場合はスポイトなどで取り除くようにしましょう。
野菜
野菜を入れておくことで、野菜を食べてくれることがあります。
野菜はキュウリの皮を切ってから与えたり、ほうれん草を茹でてから与えるのがいいと思います。野菜を水槽に入れていると水を悪くしてしまったり、野菜が腐ってしまうので毎日交換するようにしましょう。
どうしても人工餌を食べない場合は野菜を入れて飼育するのもおすすめです。野菜には農薬がついています。農薬がついてついている野菜を水槽に入れると他の生態にも悪影響を与えてしまいます。
エビ類は農薬に弱いので、エビ類を一緒に飼育している場合は野菜は与えないようにするか無農薬の野菜を与えるようにしましょう。
コケを用意する
少し面倒になりますが、コケを用意するのもいいと思います。
バケツなどに水を張ってその中にセパレーターを入れて、日の当たる場所に置いておくとセパレーターに苔が付きます。
苔がついたセパレーターを水槽に入れておくとオトシンクルスが食べてくれます。中々オトシンクルスが餌を食べない時はコケを用意してしまうのがおすすめです。
セパレーターをいくつか用意して、苔がなくなったら交換するようにすれば餌がなくて餓死してしまうことは少なくなります。オトシンクルスの餌にはコケがオススメ!簡単にコケを作る方法を紹介!!
オトシンクルスの餌付けについて
オトシンクルスは熱帯魚の中でも人工餌への餌付けが難しい魚です。
水槽の掃除役として飼育されることが多い魚ですが、水槽内のコケを食べつくすとそのまま餓死してしまうことが多いです。オトシンクルスを飼育する場合はしっかりと餌付けをして飼育するようにしましょう。
餌付けをする際は少量のほうれん草と人工餌を一緒に与えてください。オトシンクルスはほうれん草などの柔らかい野菜を好んで食べるので、野菜と一緒に人工餌を食べさせて、人工餌は食べられるものだと覚えてもらってください。
ほうれん草などの野菜をそのまま入れると農薬がついている可能性があるので、よく洗ってから1分ほど茹でてあくを抜いてから水槽に入れてください。
そのままにしていると水質の悪化の原因になるので、野菜を与える際は夜に与えて朝には取り除くようにしましょう。
オトシンクルスの餌の量と頻度について
餌の量と頻度について紹介します。餌の与えすぎは水質の悪化に繋がってしまうので、オトシンクルスに餌を与える際は与えすぎに注意してください。
餌の量について
餌が足りているかどうかはオトシンクルスのお腹を見て確認してください。
餌をちゃんと食べられていないとオトシンクルスのお腹は凹んでいます。餌がちゃんと食べられていればお腹は膨れます。
ガラスに張り付いているときにお腹の膨らみを確認してください。ちゃんとお腹が膨らんでいれば餌の量は十分です。
餌の頻度について
餌の頻度は1日に1回で大丈夫ですが、一度にたくさん与えると食べ残しが出やすく、水質が悪化の原因になります。
食べ残しが出ないように1日に2回以上に分けて与えるのがおすすめです。オトシンクルスは夜行性なので、電気を消す前に餌を与え、朝餌がなくなっていたらまた餌を与えるようにしましょう。
オトシンクルスが人工餌を食べない時の対処法
タブレット状の人工餌を与えていても全然食べないことがあります。餌付けをしてもなかなかうまくいかない場合は飼育環境を見直してください。
水草を入れる
オトシンクルスは水草も食べることができます。固い葉は食べることができませんが新芽であれば食べるころができます。水草についてコケも食べるので、オトシンクルスを飼育する場合は水草水槽を作るのがいいと思います。
オトシンクルスは基本的に水槽の側面についていることが多く、人工餌などを水槽に入れても気づいてくれなかったり、食べてくれないことも多いです。餌をあげているのに餓死してしまうこともあります。
水草を設置しておくと水草にくっついてくれるので、餌を食べてくれることが多いです。人工餌を食べてくれない場合や野菜などを食べてくれない場合は水草水槽を作って、オトシンクルスにとっていい環境を作ってあげてください。
オトシンクルスを飼いすぎないようにする
オトシンクルスを安全に飼育するには、オトシンクルスを飼いすぎないようにしましょう。
飼育環境によって発生するコケの量は変わってきますが、60㎝水槽の場合は1匹か多くても2匹ぐらいにしておくのがオススメです。
多く飼いすぎてしまうとすぐに水槽内のコケを食べきってしまいます。
オトシンクルスは飼育密度さえ守って飼えば、水槽内のコケがなくなるまで時間がかかるので、人工餌に餌付けしやすくなります。飼育密度に気をつけて、飼いすぎないように注意してください。
混泳相手に気をつける
オトシンクルス以外にも他の魚と混泳させる場合は注意してください。
他の熱帯魚と混泳させていると餌を食べられてしまって餌を食べられないことが多いです。混泳させていると餌を与えても底に落ちる前に食べられてしまいます。
混泳させる場合は、他の熱帯魚が食べられないような沈下性のタブレットの餌を与えたり、コケを用意して飼育するようにしましょう。
オトシンクルスにオススメの餌も紹介しているので、興味がある人はぜひ読んでみてください。オトシンクルスの餌付けは難しい?オトシンクルスの餌付けの方法について紹介!
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