セルフィンプレコの寿命はどのぐらい?寿命と体長について紹介!!
セルフィンプレコは意外に長生きな熱帯魚です。ホームセンターなどでは5cm程度の小さいセルフィンプレコが販売されていますが、体長も大きくなり長生きなので飼育する際は注意が必要です。今回の記事ではセルフィンプレコの寿命と体長について紹介します。
セルフィンプレコは水槽のコケ取り役として有名な熱帯魚です。ただ、体長が大きくなるので、飼育する場合は大きな水槽が必要になります。
ホームセンターなどでも販売されていて、販売価格も安いですが体長が大きくなり、寿命も長いので手軽に飼育することができる熱帯魚ではありません。
飼育しきれなかったセルフィンプレコが川に捨てられてしまい、沖縄では野生化してしまっているので、セルフィンプレコを飼育する場合は最後まで飼育するようにしましょう。
今回の記事ではセルフィンプレコの寿命と体長について紹介するので、セルフィンプレコを飼ってみようか考えている方はぜひ読んでみてください。
セルフィンプレコについて
セルフィンプレコは南米に生息しているナマズの仲間です。非常に体が丈夫で底水温でも飼育することができるので、飼育が簡単な熱帯魚です。
体が丈夫で飼育の簡単な熱帯魚ですが、体長が大きくなったり、寿命が長いので、飼いきれなくなって河川などに逃がされてしまうことが多いです。
飼いきれなくなったセルフィンプレコが放流されて、沖縄では野生化してしまっています。
底水温に強いので、沖縄以外でも野生化する可能性があり、生態系に影響を与えてしまうので、飼いきれなくなっても逃がしたりしないようにしましょう。
水槽のコケ取り役として飼育されることの多い熱帯魚ですが、大きくなると雑食性が強くなり、コケをあまり食べなくなってきます。なので、水槽のコケ対策として熱帯魚を飼育するなら、セルフィンプレコよりも小型のプレコやオトシンクルスがオススメです。
セルフィンプレコの寿命について
セルフィンプレコの寿命は平均で10年ほど、長いと15年ほど生きるので、しっかりと最後まで飼いきれるかよく考えてください。
ストレスがかかる環境で飼育していると寿命が短くなってしまうので注意してください。
セルフィンプレコは水温や水質の適応範囲も広く、体も丈夫なので病気になったりすることは少ないですが、水質の悪化や急激な水温の変化は体調不良や病気の原因になるので気をつけてください。
また、混泳していると他の熱帯魚にいじめられてしまうことがあるので、長生きさせたい場合は単独で飼育するのがオススメです。
プレコ同士で混泳させていても、プレコが他のプレコの上に乗って、体液を舐めてしまうことがあるので、気をつけてください。体を舐められていると体力を余計に使ってしまうので、弱ってしまいます。
セルフィンプレコは寿命が近づいてくるとヒレがピンと張らなくなったり、目が濁ってきたりします。動きもゆっくりになり、あまり動かなくなるので水流を弱めにして体力をあまり使わなくていいようにしましょう。
セルフィンプレコの体長について
セルフィンプレコは飼育下でも50cmほどまで成長する大きな熱帯魚です。
野生下だと60cmほどまで成長しますが、飼育下では50cmほどまでしか成長しないことが多いです。
ホームセンターなどで販売されているときは5cmほどですが、飼育から1年ぐらいで30cmほどまで成長するので、あらかじめ大きな水槽を用意しておくようにしましょう。
体長が大きくなると力も強くなるので、水槽のレイアウトを壊してしまうことがあります。低床を動かしてしまうことがあり、水草を食べてしまうことがあるので、水草水槽とは相性が悪いです。
セルフィンプレコは体が大きくて力が強いので、飼育するときはベアタンクの水槽に流木だけ入れて飼育するのがいいと思います。
セルフィンプレコは流木も食べます。飼育していると流木が小さくなってくるので、小さくなってきたら新しい流木を入れましょう。
セルフィンプレコを飼育する際の水槽のサイズについて
セルフィンプレコは60cm以下の水槽では飼育することができません。
小さい時は30cm水槽や45cm水槽で飼育することもできますが、1年ほどで30cm程度まで成長してしまうので、初めから60cm水槽を用意して飼育するのがおすすめです。
50cmほどまで成長したら60cm水槽でも手狭になってしまうので、90cm水槽が必要になります。セルフィンプレコは40cmほどまで成長するとそれからは成長スピードはゆっくりになるので、無理をすれば60cm水槽で生涯飼育することもできます。
ただ、60cm水槽で飼育する場合は単独飼育で、ソイルや流木などを設置せずにベアタンクで飼育する必要があります。
セルフィンプレコを大きくしない方法はある?
熱帯魚を大きくしない方法として水槽の大きさを小さくする、餌をたくさん与えないなどの方法があります。
アロワナやピラルクーなどの大型の魚を飼育する際に、大きさを制限したい飼い主によってよく行われている方法です。餌や水槽のサイズを制限して飼育すると、背骨が曲がってしまったり、目が大きくなったりなど、成長障害が起きることが多いです。
餌を制限したり、小さい水槽で飼育をしていると栄養不足やストレスで死んでしまうこともあるので、おすすめできる方法ではありません。
さらにセルフィンプレコは餌を食べる量も多く、プレコは痩せているのかの見分けが難しく餓死もしやすい魚なので、餌を制限して飼育するのは難しいです。
プレコは痩せてくると目がくぼんできます。目がくぼんでくると餓死が近いのでちゃんと餌を与えて飼育する様にしましょう。
セルフィンプレコが飼いきれなくなったら時の対処法
セルフィンプレコが大きくなりすぎて飼いきれなくなってしまった場合は熱帯魚ショップに相談してみましょう。
熱帯魚ショップによってはセルフィンプレコを引き取ってくれます。ある程度大きく成長したセルフィンプレコは大型魚を飼育している方に需要があるので引き取ってくれるショップも多いです。
アロワナなどの大型魚を販売しているショップに相談してみると引き取ってくれるところもあるので、逃してしまう前に相談してみてください。
セルフィンプレコは水草水槽では飼えない!飼育するときの注意点を紹介!
マーブルセルフィンプレコってどんな魚?マーブルセルフィンプレコの特徴と飼育方法を紹介
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません