溶岩石の使い方について!!溶岩石を水槽に入れるメリットや使用するときの注意点を紹介!!

2020年3月23日

溶岩石の使い方について!!溶岩石を水槽に入れるメリットや使用するときの注意点を紹介!!レイアウト

溶岩石は水槽のレイアウトによく使われている石です。ショップでも購入することができ、とても使いやすい石です。今回の記事では溶岩石の特徴や使い方、レイアウトについて紹介します。

アクアリウムでは水槽のレイアウトとして様々な石が使われています。種類によって見た目も違うので、それぞれ特徴があります。

石を入れるだけで自然なかっこいいレイアウトを作ることができるので、かっこいいレイアウトで熱帯魚を飼育するなら石を入れておくのがオススメです。

様々な種類がある石の中でも溶岩石は特に使われることが多く、使いやすいのでオススメです。

今回の記事では溶岩石の特徴や使い方、レイアウトについて紹介するので、溶岩石を使ってみようと思う方はぜひ読んでみてください。

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溶岩石について

溶岩石は名前の通り溶岩が固まってできた石のことを言います。

見た目は黒くて小さい穴が空いていて、表面はザラザラとしています。アクアリウムで使われることの多い溶岩石ですが、アクアリウム以外でも様々な場所で使用されています。

溶岩石は細かい穴が沢山空いていて、多孔質になっています。細かい穴が空いていて質の良い溶岩石はステーキなどを焼くために使用されることがあります。

他にもヨガや岩盤浴をするときに床に溶岩石を敷いておくと体を温める効果かがあると言われているので、使用されていることも多いです。

また、ガーデニングにも使用されることの多い石なのでホームセンターでも販売されています。

溶岩石の種類について

溶岩石は溶岩が固まってできた石なので、噴火したことがある山には溶岩石があります。日本では富士山、阿蘇山、浅間山などで採取されています。

溶岩石は採取される場所によって、色合いが違うことがあります。穴の大きなどの山地によって違ったりします。同じ色合いの溶岩石を使って、引き締まったレイアウトを作るのもいいですし、差し色として色合いの違う溶岩石を入れるのもいいと思います。

溶岩石を使用するメリットについて

熱帯魚

溶岩石は多孔質になっていて、表面もザラザラとしていてたくさんの凹凸があります。

凹凸が沢山あり、細かい穴が沢山空いているので、バクテリアが繁殖しやすく、溶岩石に定着しやすいので水質が安定しやすくあります。

バクテリアが増えることによって水質の悪化を防ぎ、水質を安定させることができます。バクテリアの住処が増えて水質を安定させてくれるので溶岩石はアクアリウムにもとてもオススメです。

多孔質になっているので、細かく砕いて低床として使用されることもあります。ソイルのように使用していると形が崩れてしまうことがないので、汚れたら洗ってまた使用することができます。水槽のバクテリアはどうやったら増やせる?バクテリアの増やし方について紹介!!

溶岩石を使用した時のphの変化について

水槽に石を入れているとい水質がアルカリ性に傾いてしまうことがあります。

長期間石を水槽内に入れていると石からカルシウムやマグネシウムが溶け出してしまい、それが原因でphが高くなってしまいます。

ただ、溶岩石は珍しく長期間水槽内に入れていてもphにほとんど影響を与えません。

phには影響ありませんが、水の硬度を少しあげてしまうことがあるので、軟水を好む水草などを育てている水槽に入れるときは注意してください。

水質が変化してしまうことがほとんどなく、水質を綺麗に保ってくれるので、アクアリウムではとても使いやすいレイアウトです。PHとはなんなのか、熱帯魚を飼育する上で大切な水質の管理方法を紹介

溶岩石を使う前の処理について

溶岩石を使用する場合はしっかりと洗ってから水抜きをしましょう。溶岩石はphをあげたりすることはありませんが、水質を中性に近づける効果があります。

なので、phの低い水槽に溶岩石を入れるとphが急激に上がってしまい飼育している熱帯夜がphショックを受けてしまう場合があります。

また、水質の硬度をあげてしまうことがあるので、使用する前にアクを抜いておく必要があります。やり方は流木のアク抜きと同じで、水に入れて数日〜数週間放置しておくだけです。

また、先ほども紹介しましたが、水質を浄化する作用があるので、水質が悪化している水槽に入れると急にphが上がってしまいます。

なので、溶岩石を入れる場合は日頃からphを測って水質が悪化しないようにしておきましょう。phが低いようなら水換えをして、数日してから溶岩石を入れるのがいいと思います。

溶岩石を使用する時の注意点

ビーシュリンプ

溶岩石はphへの影響もなく、水質を浄化する作用もあるので、アクアリウム でとても使いやすい石です。ただ、表面が凸凹していてザラザラしているので、魚がこすってしまってけがをしてしまうことがあります。

水槽内でいじめられていると逃げているときなどにぶつけてしまうことがあるので、混泳させる場合は気をつけてください。

また、床材に使う場合も注意が必要です。コリドラスなどの低層を泳ぐ熱帯魚を飼育するときに使用すると体を傷つけてしまうことがあるので使用しない方がいいと思います。

溶岩石のレイアウトについて

溶岩石はそのまま水槽に入れてもかっこいいレイアウトを作ることができます。

溶岩石は凸凹していて穴も多いので水草が活着させやすいです。

ウィローモスなどの水草を溶岩石に巻きつけて、タコ糸などで巻いておくと水草が活着した溶岩石を作ることができます。

自分で活着させることもできますが、水草が活着されているものも販売されています。いくつか用意して水槽に入れておくだけで、かっこいいレイアウトを作ることができます。

水槽のレイアウトは手前を低く、奥を高くすることが基本です。手前を低く奥を高くすることで遠近感が出て、水槽内を広く見せることができます。

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