石組み水槽を作ろう!石を使った水槽のレイアウトの作り方を紹介!!
水槽のレイアウトってどうしたら良いのか迷いますよね。ただ流木を入れているだけでは何だか寂しい感じもします。こんな画像のようなカッコイイ水槽にできたら、熱帯魚を飼っていても楽しいですよね。石を水槽に入れると、自然を切り取ったようなかっこいい水槽になるので、なんだか水槽が寂しいと感じる人は石を使ったレイアウトがオススメです。今回の記事では、石を使ったカッコイイ水槽のレイアウトの作り方を紹介します。
石を使うことで、より自然でかっこいいレイアウトを作ることができます。また、石を組み合わせて熱帯魚の隠れ家を作ることができるので、アクアリウムでは石を使ったレイアウトはよく使われます。
石の種類によっては水質を安定する効果もあります。石を使ったレイアウトは難しいと思う方も多いですが、実際は意外に簡単に石組みのレイアウトを作ることができます。大きな石を一つ設置するだけでも自然な雰囲気をだすことができます。
今回の記事では石を使ったカッコイイ水槽のレイアウトを紹介するので、石を使ってかっこいいレイアウトを作りたい方はぜひ読んでみてください。
それでは石を使ったカッコイイ水槽のレイアウトを紹介します。
石組み水槽を作るときの注意点
石組み水槽は簡単にレイアウト することができますが、使うときにはいくつか注意が必要です。
濡れると色が変わる
石は乾いている時と濡れている時では色合いが違います。販売されているときは乾いているので、その状態でイメージすると水槽に入れたときにイメージと合わない場合があります。なので石組み水槽を作る場合は濡れている状態の石の色合いをイメージして石を選ぶようにしましょう。
水質が変化することがある
石の種類によっては長時間水槽に入れていると水質が変化してしまうことがあります。石には色々な成分が含まれています。長期間水槽に入れているとその成分が水中に溶け出すのでゆっくりと水質が変化してしまいます。
定期的に水換えをして入ればそれほど気にする必要もありませんが、石によっては入れただけで水質の硬度をあげてしまう場合もあるので、水槽に入れる石の特徴をあらかじめ調べておきましょう。
石組みが崩れることがある
石を組み合わせてレイアウトは地震などで崩れてしまうことがあります。石組みが崩れると水槽に傷がついてしまったり、水槽が割れてしまうことがあります。石組み水槽を作る場合は不安定にならないようにしっかりと組んで、水槽のガラス面には当たらないようにしましょう。
ガラス面に石が当たってしまう場合はウールマットなどを挟んでガラスが傷つかないように対策をしましょう。
石には色々な種類がある
そもそも、一言に石といっても水槽に入れる石には色々な種類があります。石の種類によっては、色や形も全然違うので水槽のレイアウトを考える場合は、一通り石の見た目や特徴を知っておくのがいいと思います。
木化石
木化石は樹木が化石になったもののことを言います。
木が化石になっているので、茶色っぽい色をしていたり、木の質感が残っていたりするので水槽のレイアウトにはとてもオススメです。
見た目がとても綺麗なので、アクアリウムだけでなくテラリウムなど爬虫類を飼育している人にも人気の石です。
溶岩石
水質を安定させたいと思ったら溶岩石を選ぶのがいいと思います。
小さな穴がたくさん空いている石を多孔質の石と言って、穴にバクテリアが住み着いたり、水の汚れを吸着してくれるので、水槽をキレイに保つことができます。
溶岩石や木化石などの石は、見た目が茶色っぽいので水槽の見た目もカッコよくなると思います。溶岩石は溶岩が冷めて石になったもので、たくさんお穴が空いています。溶岩石の使い方について!!溶岩石を水槽に入れるメリットや使用するときの注意点を紹介!!
風山石
風山石はアクアリウムでよく使われる石です。ネットなどでも販売されていて独特の色合いがあるので、アクアリウムでよく使われています。色合いも水草との相性がいいのでオススメです。
水質や硬度の変化も少ないので水質に神経質な熱帯魚じゃなければ問題なく使用することができます。
輝板石
輝板石は板状の石です。シリコンなどを使って組み合わせやすいので、石組み水槽にも使いやすい石です。寝かせて使ったり立てて使ったりすることができる石なので、レイアウトの幅も広がるので使いやすいと思います。
あとは石を販売しているメーカーによって同じ種類の石でも名前が変わったりするので、石の見た目や色合いで自分が気に入った石を購入するのがいいと思います。
拾ってきた石を水槽の中に入れるのは避けたほうがいいと思います。石には水質に影響を与える種類の石も多いので、拾ってきた石を水槽に入れてから水質がすぐに悪化するようになるなんて事もあります。
また、石に薬品など染み込んでいる場合があるので、拾ってきた石を水槽に入れる場合は十分に気を付けましょう。
石の種類は多く、石の色も様々です。色々な石を使いたくなるかもしれませんが、石の色は1色に統一した方がかっこいいレイアウトを作りやすいです。
水槽に石を設置しよう!水槽のレイアウトにオススメの石を紹介!!
石を使ったレイアウトの作り方
石を使ったレイアウトには細かい石をシリコンなどで組み合わせてレイアウトを作る方法と石を配置してレイアウトを作る方法があります。シリコンを使った方法では好きなように石を組み合わせることができるので、自分のイメージしたレイアウトを作ることができます。
自分のイメージにあった方法で石組みのレイアウトを作って見てください。水槽のレイアウトについて!アクアリウムの基本的なレイアウトテクニックを紹介!!
水槽に入れる石は1種類にする
水槽に石を設置する場合は1種類にしましょう。
素材の違う石をレイアウトすると統一感がなくなり雑多な印象になってしまいます。同じ素材の石同士を配置することで統一感が出て綺麗なレイアウトを作ることができます。
石の他にも水草や流木など色合いが多くなると配色がどんどん難しくなります。配色が難しいと感じたら使う色の数を減らすようにしましょう。
石を配置してレイアウトを作る方法
底砂を敷いて石を設置するだけでもかっこいいレイアウトを作ることができます。
ソイルなどの上に石を配置してレイアウトを作るときは、大きさのバラバラな石をいくつか用意して配置するとかっこいいレイアウトを作ることができます。
石を配置するときはメインになる大きな石をどこに設置するのかを最初に決めましょう。石をおくときは一度仮置きして、水槽から離れて全体のバランスをみて配置を決めるといい感じになります。メインの石は少し高くなるように配置すると奥行きもでます。なので、高さが足りない場合はメインの下に石などを入れて高さを出すようにしましょう。
メインの石の場所が決まったら、次は大きな石から順番に配置する場所を決めましょう。石を配置する置きはレイアウトの構図を意識して配置するとかっこいいレイアウトになります。構図についてはこちらの記事で紹介しています。水槽のレイアウトについて!アクアリウムのレイアウトテクニックを紹介!!
また、奥にある石を小さくして、手前の石を大きくすると遠近感が出て奥行きのあるレイアウトを作ることができます。
大き目の石を配置して、ある程度レイアウトが固まってきたら、ソイルなどの床材を慣らして小さい石を配置していきましょう。
これだけで石組み水槽のレイアウトは終わりです。意外に簡単にできるので、初心者の方でも作りやすいと思います。
水草を植える場合は背が高くなると石組み水槽の見た目も悪くなってしまうので、背の低いグロッソスティグマなどの水草を植えるようにしましょう。
石を組み合わせてレイアウトを作る方法
石を組み合わせて水槽のレイアウトを作る場合は、石を使って魚の隠れ家が作ることと、水槽に段差を作ることを考えるのがいいと思います。
水槽に段差を作ることで、段差の低いと所に集まる魚と段差の高い所に集まる魚に分かれるので、混泳させている場合は喧嘩する回数が減ったりします。
石組み用の接着剤が販売されているので、石を接着する場合は石組み用の接着剤を用意しましょう。
大きな石を水槽にレイアウトするよりは、小さい石やウールマットなどで固定しながら自分好みのサイズと形を作る方が水槽内のスペースを有効活用することができるのでオススメです。
石を接着させるときの接着剤について!オススメの接着剤を紹介!!
簡単にできる石を使ったレイアウト
水槽のレイアウトには凸構図と凹構図と三角構図の3種類があります。レイアウトの中では三角構図が1番簡単に作ることができます。
水槽の片側に石を組んで、徐々に石を低くしていくだけでいいので簡単に石組み水槽を作ることができます。
石組み水槽は田砂と組み合わせるだけでかっこいいレイアウトを作ることができます。田砂を使えば、日本の川のようなどこか懐かしくなるようなレイアウトを作ることができます。
田砂を敷いて、いろいろなサイズの石を何個か田砂の上に落として、水槽のサイドに大きな岩を置くだけで日本の川を切り取ったようなレイアウトになります。このレイアウトは水草がなくてもカッコイイし初心者でも簡単に作ることができるのでオススメです。
田砂に石やオブジェを置くだけで日本庭園のようなレイアウトになっています。
田砂に大小様々な石をレイアウトして、ところどころ水草をレイアウトすればかっこいいレイアウトになります。
アクアリウム初心者でかっこいいレイアウトが作りたいと思ったら田砂を石や岩を使ったレイアウトがオススメです。適当に石を配置してもかっこいいレイアウトになるので是非試してみてください。
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