アカムシとイトメのメリットとデメリットと保存方法について紹介!!
アカムシとイトメは熱帯魚の飼育ではポピュラーな生き餌です。色々な熱帯魚に与えられていますが、どうやって与えればいいのか、どうやって保存すればいいのかわからない方も多いと思います。今回の記事ではアカムシとイトメについて紹介します。
アカムシとイトメは色々な熱帯魚に与えられていて、熱帯魚によって稚魚を飼育するために欠かせない場合もあります。
栄養価も高いので、肉食魚の飼育にはとてもオススメな餌です。餌の食いが悪く、元気のない魚にもオススメです。
今回の記事ではアカムシとイトメについて紹介するので、保存方法や与え方がわかならい方はぜひ読んでみてください。
アカムシ
アカムシはユスリカという蚊の幼虫です。蚊の幼虫はボウフラが有名ですが、それとは又違った種類です。
栄養価が高いので、アロワナなどの肉食魚のベビーの飼育によく使われています。生き餌としても販売されていますが、他にも冷凍や乾燥しているものが販売されています。
アカムシのメリット
アカムシは栄養価が高いです。中でもタンパク質が豊富で嗜好性が高い餌です。
熱帯魚の他にも金魚や川魚、カエルなど様々な生体を飼育するときに使われています。また、冷凍のアカムシも販売されていますが、冷凍よりも生きているアカムシの方が栄養価が高いと言われています。
値段もイトメに比べて安く、流通量も多いので色々なペットショップで販売されています。低温を好むので、数日間であれば冷蔵庫で飼育することができます。
また、アカムシは冷凍のものも販売されているので、冷凍のもので冷蔵庫に入れておくだけでいいので、簡単に保存することができます。
アカムシのデメリット
デメリットは保存がきかないことです。
保存させるためには低温の水とエアレーションが必要になります。冷蔵庫で保存する場合は3日ぐらいまでしか持たないので数日したらまた買いに行く必要があります。
イトメ
イトメはイトミミズのことを言います。イトミミズは田んぼなどの泥の中に生息していて、土を食べてフンとして排出することで土を耕してくれます。
アカムシと同じくよく与えられている生き餌です。アカムシよりも小さくて細いので、小さな熱帯魚でも食べることができます。稚魚の飼育や餌を食べない魚にオススメの餌です。
イトメも乾燥餌が一般的ですが、生き餌もペットショップで販売されています。こちらも栄養価の高い餌で、タンパク質が豊富で嗜好性の高い餌です。
イトメのメリット
栄養価もよくて、美味しいのか魚の食いつきもいいです。
栄養価がいいので、肉食魚やナマズの稚魚の飼育によく使われています。弱っている魚にも最適なので、餌の食いが悪い場合は与えてみるのがいいと思います。イトメは水槽内で固まるので与えるときは、バラして与えてください。
飼育の難しい稚魚などを育てる場合は水槽内でイトメをバラしておくと勝手に食べてくれるので、元気に育てることができます。
イトメのデメリット
イトメはアカムシ以上に保存が難しいと思います。
水槽用のクーラーを使ってエアレーションを入れておけば保存することができますがそれでもロスは出ます。しかも水をすぐに汚すので毎日水換えをしないといけないので大変です。
エアレーションを入れているとエアレーションの周りにくっつくので、酸素が必要なんだと思います。また、アカメを水槽に入れると丸くまとまります。丸くまとまった中心のイトメは死んでしまうので、毎日丸まってるのをひっくり返して、死んでしまったイトメはプロホースなどで吸い出すようにしましょう。
水槽やクーラーを用意しない場合はアカムシと同じで、冷蔵庫に入れて保管してください。
あと臭いです。
ショップにもよりますが、汚い場合は洗浄する必要があります。イトメは団子状に丸まっています。そのままバケツなどに入れて、水道の水で洗ってください。
バケツに水道水を入れると水流でイトメが撹拌されてゴミが上の方に浮いてきます。そうしたら浮いているゴミを水と一緒に流してください。これを数回続けることで、イトメが綺麗になってきて、臭いも少なくなります。
そうしたらタッパーなどに移して冷蔵庫で保管するのがいいとおもいます。タッパーで保存する場合もタッパーの水は毎日交換するようにしましょう。
イトメ・アカムシの保存方法
イトメやアカムシを保存する場合は冷蔵庫で保存するのが一般的です。
イトメとアカムシは高温に弱く、水温が高くなるとすぐに死んでしまいます。夏場の気温が25度を超えてくると死んでしまうので、水質が悪化しないように冷蔵庫で保存されます。
冷蔵庫で保存することができない場合は水槽用のクーラーを用意して、水温を10度ほどで維持する必要があります。イトメもアカムシも酸欠に弱いので水槽で保存する場合はエアレーションを入れるようにしましょう。水槽用のクーラーを使用するとコストも高くなるので、冷蔵庫で保存するのがいいと思います。
イトメは泥の中に生息しているので、ソイルを細かく砕いた底床を入れて保存する方法もあります。細かい底床を入れることによって、底床の中に潜るので、丸まって死んでしまうことが少なくなります。
酸素が少ないと底床から出てきてしまうので、水槽にはエアレーションを入れておくようにしましょう。
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