オトシン・ネグロの水温と水質・水合わせの方法について紹介!!

2019年10月23日

オトシン・ネグロの水温と水質・水合わせの方法について紹介!!オトシンネグロ

オトシンクルスネグロはオトシンの中でも飼育が簡単な種類で、水槽内の苔を食べてくれるので、様々な熱帯魚と混泳されることが多いです。体の丈夫な魚ですが、水温や水質の変化には弱い面があるので、飼育する際は注意が必要です。今回の記事ではオトシンクルスネグロを飼育するときの水温と水あわせついて紹介します。

オトシンクルスネグロは飼育が簡単な種類だと言われていますが、水槽に導入してから数日で死んでしまうことがあります。

飼育が簡単な種類ではありますが、水温や水質の急激な変化には弱いので、水合わせをちゃんとやらないと導入時に体調を崩してしまいそのまま死んでしまうことがあります。

寿命も3〜5年なので、それよりも早く死んでしまった場合は飼育環境に何か問題があるのかもしれません。様々な魚と混泳させることができますが、飼育する際は水温と水質に気をつけるようにしましょう。

今回の記事ではオトシンクルスネグロを飼育するときの水温と水合わせについて紹介するので、オトシンクルスネグロを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

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オトシンクルス・ネグロについて

苔を食べるオトシン

オトシンクルスネグロは南米に生息しているナマズ目ロリカリア科の熱帯魚です。

オトシンクルスよりも体が丈夫で、コケを食べる量も多いので、水槽の掃除役として飼育されることの多い熱帯魚です。

よくネグロ川に生息しているからネグロという名前がついていると思われていますが、実際は体色が黒いのでネグロという名前がついています。

体が丈夫な熱帯魚ですが、水温の変化や水質の変化によって体調を崩してしまうことがあります。ちゃんと餌を食べている場合は水温と水質にさえ気をつけておけば問題なく飼育することができます。

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オトシン・ネグロの飼育に適した水温について

オトシンクルスネグロを飼育する場合は水温は20〜28度の間で安定させるようにしましょう。

比較的低温にも強い熱帯魚ですが、10度を下回ってくると体調を崩してしまい、そのまま死んでしまうことがあるので、ちゃんとヒーターを設置して飼育するようにしましょう。

オトシンクルスネグロは飼育が簡単で様々な熱帯魚と飼育されます。メダカや金魚とも混泳されることがありますが、ヒーターがないと飼育することができないので注意してください。

また、夏場の高水温でも体調を崩してしまいます。33度以上になってくると体調を崩してしまうことがあるので、夏場はファンなどを設置して水温が上がりすぎないようにしましょう。

オトシン・ネグロの飼育に適した水質について

オトシンネグロはオトシンクルスと同様に弱酸性の水質を好みます。

弱酸性の水質を好むので、低床はソイルがおすすめです。弱酸性の水質を好む熱帯魚ですが水質の適応範囲が広いので中性付近でも飼育することができます。

水質が弱アルカリ性に傾いてしまうと体調を崩してしまうので、サンゴ砂や牡蠣殻などは水槽に入れない様にしましょう。熱帯魚を飼育して入れば水質は弱酸性に傾いていきます。

水道水は中性なので、phの下がった水槽の水換えを大量に行ってしまうとphが急に上がってしまいます。水質の急激な変化は熱帯魚にとってストレスなので、小まめに水換えをする様にして、水換えを行う前に水槽のphを確認してから行うのがおすすめです。

オトシンクルス・ネグロの水合わせについて

オトシンクルスネグロを水槽に導入する場合は点滴式で水合わせをするのがいいと思います。

水合わせには水槽に熱帯魚を袋のまま浮かべ、温度を合わせてから袋を開け熱帯魚をバケツに移し、少量ずつ水を足して水合わせを行う方法とバケツに熱帯魚を移して、エアチューブを使って点滴の様に水槽の水をポタポタと落として水あわせをする方法があります。

点滴式の方が水質の変化がゆっくりなので、水質の変化に弱いオトシンネグロの水あわせをする際は点滴式がおすすめです。

水あわせをすることで水質や水温の変化による熱帯魚へのダメージを減らすことができます。購入した熱帯魚を水槽に導入する時や別の水槽に熱帯魚を移す際はしっかりと水あわせをする様にしましょう。

点滴式のやり方について

点滴式は水槽の水をエアチューブなどで、ポタポタと点滴のように落としながら水合わせをする方法です。

購入して熱帯魚を水ごとバケツなどに移して、水槽の水をエアチューブなどでポタポタと落とすだけです。エアチューブを水槽に入れたらピンセットなどで水槽に固定したら、飼育水を軽く吸ってエアチューブ内に水を溜めて、排出側を吸い込み側よりも低くするとサイフォンの原理で水を自動でバケツに移すことができます。

エアチューブの排出側を軽く結ぶと落ちる水滴の量を調整することができます。1秒に1〜2滴ぐらい水が出る様に調整してください。点滴式はゆっくりと水合わせする方法ですが、目を離すとバケツから水が溢れてしまうことがあるので気をつけてください。

1時間ほど水合わせを行ったら水槽に生体を水槽に移すことができます。オトシンのヒレは硬くネットですくうとヒレがネットに刺さってしまい抜けなくなることがあります。

オトシンを水槽に移す際は小さなザルや手で直接つまんで水槽に移す様にしましょす。

オトシンやプレコは酸欠に弱い熱帯魚です。エアレーションを入れておかないと酸欠になってしまうことがあるので、水合わせをする際はバケツの中にエアレーションを入れておきましょう。

冬場は水温の変化に注意

点滴式で水合わせをする際は水温の変化に注意してください。

暖かい季節であれば水槽とバケツの水で水温がそこまで変わることはありませんが、気温が低い場合はバケツの水が水槽の水に比べて低くなってしまうことがあります。

気温が低い場合はエアコンなどで室温をあげておくか水槽用のヒーターを使用して水温が下がらない様にしましょう。

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