オトシンクルスのコケ取り能力とオトシンクルスが食べてくれるコケを紹介!!

2019年10月20日

オトシンクルスのコケ取り能力とオトシンクルスが食べてくれるコケを紹介!!

オトシンクルスは苔取り要因としてとても優秀な熱帯魚です。ただ、オトシンクルスが食べられる苔にも種類があるので、全ての苔を食べてくれるわけではありません。今回の記事ではオトシンクルスが食べてくれる苔の種類について紹介します。

アクアリウムをしていると水槽のガラス面や水草などに苔がついてしまうことがあります。

ガラス面に苔がつくと鑑賞性が悪くなってしまい、水草に苔がつくと水草の光合成を妨げてしまいます。なので、アクアリウムをする場合は定期的に苔取りをする必要があります。

苔掃除が面倒だなって思った時に重宝するのがオトシンクルスです。オトシンクルスは水槽のガラス面についた苔や水草についてしまった苔を食べてくれます。

ただ、なんでも食べてくれるわけではありません。

今回の記事でオトシンクルスが食べてくれる苔の種類について紹介するので、水槽に苔が生えてしまっている方はぜひ読んでみてください。

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オトシンクルスのコケ取り能力について

オトシンクルスは水槽のコケ取り要因としてよく飼育されている熱帯夜です。

体長が5cm程度までしか成長しないので、セルフィンプレコのように大きくならず、小型の水槽でも飼育しやすい種類です。

水槽のガラス面についてしまった苔や流木、水草、岩などのレイアウトについてしまった苔を主食として食べてくれるので、水草水槽との相性もいいです。

口はプレコのように吸盤になっていて、ガラス面や岩、流木などにくっついて苔を削るように食べてくれます。

水草の食害もないので、水草水槽でも安全に飼育することができます。

ただ、餌を食べる量も多いので、水槽内の苔がなくなってしまい、餓死してしまうこともあります。水槽内に苔が豊富にあれば問題ありませんが、餌を食べる量も多いので、苔がなくなってしまうことがあります。

なので、オトシンクルスを飼育する場合は苔がなくなる前に人工餌に餌付けをするようにしましょう。

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オトシンクルスが食べてくれる苔について

コケ取り要因として定番の熱帯魚ですが、全ての苔を食べてくれるわけではありません。

オトシンクルスが食べる苔は茶ゴケと斑点状藻です。簡単にそれぞれの苔の特徴を紹介します。

斑点状藻

斑点状藻はスポット藻とも呼ばれていて、水槽のガラス面や水草などに斑点状についている緑色の苔のことを言います。

どちらも水槽に発生しやすい苔なので、水槽の掃除をするのが面倒だと思ったことがある人も多いと思います。茶ゴケは簡単に取ることができすが、斑点状藻が水草についてしまうと除去するのが面倒です。

ついたばかりであれば指やスポンジでこすれば取れますが、時間がたってしまうと除去するのが難しく、葉を痛めてしまいます。

なので、水草水槽ではオトシンクルスを飼育する方が多いです。

オトシンクルスを飼育しておくことで、水草の葉に苔が生えるのを防ぐことができるので、苔掃除がとても楽になります。

斑点状藻は水質が安定していると発生しやすくなります。

日光が当たっていたり、照明の照射時間が長かったり、肥料が多いと発生しやすい特徴があります。

茶ゴケ

名前の通り茶色い苔です。

珪藻(ケイソウ)とも呼ばれていて、水槽を立ち上げたばかりの時など、濾過バクテリアが十分に発生していないときに生えやすい苔です。

ヌルヌルした苔で水草やガラス面、砂利などにも発生します。

粘着力は弱いので、軽くこすれば除去することができます。ただ、水草の数が多いと除去するのが大変になります。

茶ゴケはバクテリアが増えて飼育環境が落ち着いてくると発生しなくなってくるので、オトシンクルスの餌が足りなくなってしまうことがあります。

茶ゴケは斑点状藻と逆で照明の照射時間や光量が少ないと発生しやすい特徴があります。

また、飼育している熱帯魚の数が多かったり、餌の食べ残しが多かったりなど、飼育環境が悪化している場合にも発生しやすいので、茶ゴケが発生している場合はオトシンクルスを入れるよりも飼育環境を見直すようにしましょう。

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