綺麗な花を咲かせる水草!ブセファランドラの育て方と活着方法を紹介!!

2018年6月2日

綺麗な花を咲かせる水草!ブセファランドラの育て方と活着方法を紹介!!

ブセファランドラは水中で花を咲かす水草です。活着させることもできて、アクアリウム初心者でも育てやすい水草です。今回の記事では、ブセファランドラの特徴と活着や増やし方を紹介します。

ブセファランドラは陰生植物なので、強い光量が必要なく、co2を添加しないでも育てることができるので、初心者の方でも育てやすい水草です。

流木や岩などに活着させることができるので、トリミングがしやすく管理が楽なので、とても人気のある種類です。

今回の記事では、ブセファランドラの特徴と活着方法や増やし方を紹介するので、ブセファランドラを育てようと思う方はぜひ読んでみてください。

水草の育て方については下記の記事でも紹介しているのでそちらも読んでみてください。

水草ってどうやって育てたらいいの?水草の育て方を紹介!!

ブセファランドラの特徴


(水草) ブセファランドラsp.グリーンウェービー(インボイス)(水上葉)(1株) 本州・四国限定[生体]
ブセファランドラはボルネオ島に自生している水草で、槽内で花を咲かせる珍しい水草です。種類も多いのでバリエーションが豊富で、コレクション性が高くて人気の水草です。

2020年11月から寄生虫の混入により輸入が規制されています。種類の多い水草でしたが、現在は輸入規制がされているので希少な種類は売り切れていることが多く、なかなか購入することができません。

日本で栽培する分には大丈夫なので、今でも安心して栽培することができます。

水中で花を咲かせることができて、岩や流木活着させることができるので、水槽のレイアウトに使いやすい水草です。

アヌビアスナナなどが飼育することができる環境であれば問題なく育てることができるので、初心者でも簡単に育てることができます。

簡単に飼育することができて、綺麗な花を咲かせて綺麗な水草なので、ぜひ育ててみてください。

ブセファランドラの飼育難易度

丈夫な水草で、光量や肥料の要求量も少ないので、飼育難易度は低いです。

光量が弱すぎると育たないので、ライトは必要になりますが、co2や肥料はあれば良い程度なので、初めてでも育てやすいと思います。

もともと東南アジアの暖かい場所に生息している植物なので、冬場気温が低くなると活性が落ちてしまい枯れてしまうことがあります。

気温が下がると活性が下がってしまうのでビオトープで育成するのは難しいです。冬場だけヒーターを使って水温が25度ほどになるようにして育成しましょう。

ブセファランドラの成長速度について

ブセファランドラは成長が遅い植物です。

ブセファランドラを絨毯のようにレイアウトしようと思ったら育成環境によっては数年かかってしまうことがあるので気をつけてください。

成長速度が遅い植物でコケも生えやすいので、ブセファランドラを育成する場合はコケが生えたらなるべく早く取り除くようにしましょう。

ブセファランドラの花について

ブセファランドラは花が咲くことで有名な水草です。

ただ、飼育下で花が咲くことは稀です。ブセファランドラに快適な環境を作ることで花が咲いてくれることがありますが、水槽の飼育下で花を咲くことはあまりないので、咲いたら良いなぐらいで育てているのが良いと思います。

ブセファランドラの育成方法

ブセファランドラは簡単に育てることができて、繁殖も簡単です。

ブセファランドラの育成方法
  • 水温について
  • 光量について
  • 肥料について
  • 植え方
  • 早く成長させる方法

について紹介します。

ブセファランドラに最適な水温

ブセファランドラは色々な種類がありますが、ほとんどのブセファランドラは20〜28度の水温で育てることができます。

ただ、20度以下でもすぐに枯れるわけではなく、成長が遅くなる程度です。

また、30度を超えてくると枯れてしまうことがあります。夏場は水温が高くなりすぎてしまうことがあるので、夏場の水温には気をつけてください。

長時間風通しの悪い暑い部屋に放置していると、夏場はすぐに水温が上がってしまいます。夏場は水温が高くなりすぎないように冷却ファンを用意しておきましょう。

冬場気温が低くなりすぎてしまう場合も活性が下がってしまい枯れてしまうことがあるので、冬場はヒーターを使い水温が25度ぐらいになるようにしましょう。水槽の暑さ対策ついて!水温の下げ方や良くあるトラブルについて紹介!!

ブセファランドラに最適な光量について

ブセファランドラは光量が少ない環境でも育てられますが、光量が強すぎると葉が茶色く変色してしまうことがあります。

また、光量が強すぎる環境はコケが生えやすい環境になるので注意が必要です。日焼けしてしまうともとに戻すことができないので、茶色く変色してしまったらトリミングをしましょう。

ブセファランドラに最適な肥料について

ブセファランドラは肥料が必要ないと言われていましが、栄養が不足してしまい白化してしまうことがあります。

白化は栄養不足になるとよく見られる欠乏症です。追肥することで治すことができるので、カリウムから追肥をし、様子を見ながら肥料を足して行くのが良いと思います。

追肥しすぎるとコケが生えすぎてしまうので注意してください。

ブセファランドラの植え方

ブセファランドラは流木や岩などに活着させて使うことが多いですが、植えて育てることもできます。

植えて育てるのはそれほど難しくなく、根を底砂に植えるだけで育てることができます。

栄養素が少ない状況で育てることができる水草なので、ソイルなどの栄養素が含まれる底砂じゃなくても育てることができます。

早く成長させたい場合は?

早く成長させたい場合はco2を添加して育てるのがいいと思います。co2を添加することで、より早く大きく育てることができます。

ブセファランドラはco2だけでなく、HCO3も栄養として利用することができます。co2を添加しても無意味という訳ではないので、なるげく早く成長させたい場合はco2を添加するのが良いと思います。水草初心者でも簡単!co2や肥料がなくても簡単に育てられる水草を紹介!!

ただ、co2を添加するとコケも生えやすくなるので注意してください。コケが生えてしまった場合はオトシンクルスなどのコケを食べてくれる正体を一緒に飼育するのがいいと思います。オトシンクルスの飼育方法は下記で紹介しているので、そちらも読んでみてください。

【オトシンクルスを飼おう!!】オトシンクルスの特徴と飼育方法を紹介!!

ブセファランドラはコケの被害に合いやすい

ブセファランドラは簡単に育てることができる種類の水草ですが、成長が遅いのでコケが生えやすいです。

成長の遅い水草はコケが生えやすいので、水草を育てるときは、コケを食べてくれる生体を一緒に飼育するようにするのがいいと思います。

コケ取り生体を入れすぎると、水草の葉っぱまで食べてしまいますが、ブセファランドラは葉っぱが硬いので食べられず、食害にあうことがありません。

ミナミヌマエビやオトシンクルスなどを入れておけば、コケを食べてくれるので、数匹入れておきましょう。

ブセファランドラを活着させる方法

ブセファランドラはアヌビスナナなどと同じ方法で活着させます。

ブサファランドラの根を2〜3cmに切って活着させたい流木や岩などに固定してください。

根を切っておくことで、根が伸びながら岩や流木に絡みついて活着するので、ちゃんと切っておきましょう。

ブセファランドラは成長が遅いので、活着が遅いです。なので、ブセファランドラを固定させるときは、木綿糸ではなくビニールタイや釣り糸で固定させるようにしましょう。

詳しい活着方法はこちらで紹介しているので、こちらも読んでみてください。水草を活着させよう!!水草を活着させる方法を紹介!!

ブセファランドラの増やし方

ブセファランドラは株分けさせたり、脇芽を切り離すことで増やすことができます。

葉と茎と根がセットになっている状態で、メインの茎をカッターやハサミで切り分けて増やします。ただ、ブセファランドラは成長が遅いのでなかなか株分けさせることができません。

株分けさせる場合は切り取る株に葉が3枚ぐらい付いていて、根がしっかりしていれば問題なく育てることができます。

株分けをしたらピンセットで低床に植えるだけで大丈夫です。根っこはなるべく切らないようにして低床に植えてください。