アナカリス(オオカナダモ)の育て方!増やし方や植え方、溶ける原因を紹介!!

2018年6月24日

アナカリス(オオカナダモ)の育て方!増やし方や植え方、溶ける原因を紹介!!アナカリス

アナカリス育てるのが楽なのでメダカや金魚などの他に熱帯魚のおやつとして水槽に加えられることの多い水草です。管理も楽なので、アクアリウム初心者の方でも育てやすい種類です。今回の記事ではアナカリスの育て方について紹介します。

アナカリスは有名な水草なので、名前は知らなくても見たことはあるって方も多いと思います。

販売しているお店も多く熱帯魚屋さんやホームセンターなどで購入することができます。アナカリスはマツモやカボンバ同様にとしても人気が高い種類です。

育てるのも簡単なので、育成していると水上に白い花を咲かせることがある綺麗な水草です。

今回の記事ではアナカリスの育て方について紹介するので、簡単に育てられる水草を探している方はぜひ読んでみてください。

水草初心者でも簡単!co2や肥料がなくても簡単に育てられる水草を紹介!!

アナカリスについて

アナカリスは和名ではオオカナダモとも呼ばれている水草です。とても丈夫で値段も安いので、金魚やメダカの飼育によく使われます。マツモやガボンバと同様に金魚藻としてよく扱われています。

非常に丈夫で育てるのも簡単で水草の中でも特に増やすしやすい種類です。見た目も綺麗で、鮮やかな緑色のひらひらとした葉っぱが美しい水草です。また、水上にてだ葉っぱからは白い花が咲くことがあります。

アルゼンチンが原産の水草で生命力が強いので、アナカリスは世界各地に定着しています。日本にも定着していて、川や池などに自生しています。自生しているアナカリスを採取することもできますが、寄生虫やスネールがついていることがあるので、水槽に入れる際は殺菌をしてから数日別の水槽に隔離して、スネールなどがついていないことを確認する様にしましょう。

簡単にアナカリスの特徴を紹介します。

値段が安い

値段も安くて簡単に増やすこともできるので、1度購入すれば増えつずけてくれるので、お財布にも優しい水草です。5本セットで500円ぐらいで販売されていて、本数が増えればもっと安い値段で販売されています。

丈夫

急激に温度や水質が変化すると枯れてしまうことがありますが、水草の中でも最も丈夫な種類の水草なので初心者の方でも簡単に育てることができます。

co2や肥料の添加をも必要としないので簡単に育てることができて、成長も早いので、水槽に入れておくだけでガンガン増やすことができます。

成長が早い

成長が早いので、水槽のレイアウトを気にする場合はトリミングの頻度も増えます。

日光が当たる環境で育てるとすぐに伸びます。春〜夏の光量が多い季節は1週間で10cm程度伸びることもあります。

アナカリスは成長が早いので、春〜秋にかけてバケツにカルキ抜きをした水とアナカリスを入れて、ベランダなどに置いておけば勝手に増えてくれます。

成長も早いので、水槽内の有機物を多く吸収してくれるので水質が安定しやすくなります。

色々な使い方ができる

アナカリスは浮かせておくことが多いですが、植えることもできます。生体の隠れ家に使ったり、産卵床として使ったりすることができるので、色々な用途に使うことができます。

アナカリスの育て方

アナカリス

基本的には滅多なことでは枯れません。簡単にアナカリスの育て方を紹介します。

肥料がいらないので、低床もソイル以外の田砂などでも育成することができます。

水温と水質について

アナカリスは水温の適応範囲が広いので、13〜30度の間であれば生育することができます。

アナカリスは水温の適応範囲が広いので、屋外でも飼育することができます。凍ってしまうようか環境でなければ屋外で越冬させることができます。

水質の適応範囲も広く、ph6〜8の弱酸性から弱アルカリ性の範囲であればん問題なく生育します。

光量とco2について

アナカリスは底光量でも育成することができ、照明も20WのLEDライトが1灯あれば十分です。co2の添加も必要ないく、熱帯魚と一緒に育成していれば肥料を入れる必要もありません。

床材もソイルじゃなくても大丈夫です。田砂や大磯砂でも育成することができます。

光量が強い方が色が濃い緑色になり、光量が弱いとライトグリーンに変わります。また、栄養素が少ないと葉が小さくなります。葉を大きくしたい場合や色を濃くしたい場合は追肥したり光量の強いLEDライトを使用すrのがオススメです。

アナカリスの簡単な育て方

先ほどもすこし紹介しましたが、水温が下がりすぎなければ、バケツなどに浮かべておくだけで増やすことができます。

ただ、日差しが当たりすぎると水温が上がりすぎてしまうので、日差しがあたりすぎないように注意してください。水面が凍るほど水温が下がってしまうとかれてしまうので、秋ぐらいになったら室内に移動させるようにしましょう。

水槽での育て方

餌の食べ残しや生体のフンなどの有機物がある環境の方がよく育つので、さらに成長が早くなります。

水中に植えることもできる水草ですが、水中に浮かべておいたほうが増えやすいです。金魚やザリガニと一緒の水槽に入れていると食べられてしまうことがあるので注意して下さい。

アナカリスが溶ける原因

アナカリス花

アナカリスはとても丈夫な水草ですが枯れたり溶けてしまうことがあります。枯れたり溶けてしまう場合は育成環境を見直す様にしましょう。

水温と水質があっていない

アナカリスが溶けてしまう場合はまずは水温と水質を確認してください。凍ってしまうほど水温が低い場合や30度を超える高温だとアナカリスは溶けてしまいます。

室内に水槽を設置しておけば凍る程水温が下がることはありませんが、夏場は水温が30度を超えてしまうことがあります。夏場は水温が高くなりすぎない様に冷却ファンを設置してください。

水質は過度に弱酸性や弱アルカリ性に傾かない様にしてください。牡蠣殻やサンゴなどを水槽に入れていると水質がアルカリ性に傾いてしまうので注意してください。

ライトの点灯時間が短い

LEDライトの点灯時間が短いと光合成が十分にできずに必要な栄養素を作ることができません。短くてもダメですが、長すぎても良くありません。24時間ライトをつけていると成長が阻害されることがあるので、注意してください。

アナカリスを育てる場合はタイマーを使ったり、決まった時間で点灯と消灯を切り替える様にしましょう。

栄養が不足している

アナカリスは育てやすい水草ですが、栄養素が足りないと枯れてしまうことがあります。

熱帯魚と一緒の水槽に入れておけば栄養素が足りなくなることは少ないですが、水草だけだと栄養素が足りなくなってしまうことがあります。

飼育環境に問題がないのにアナカリスが溶けてしまう場合は栄養素が足りていない可能性があるので、水草用の追肥をする様にしましょう。

アナカリスの増やし方

アナカリスを増やすのは簡単です。成長が早いので簡単に増えてくれます。アナカリスが成長したらトリミングをして株分けをするだけで簡単に増やすことができます。

簡単にアナカリスの増やし方を紹介します。

アナカリスの株分けの仕方

アナカリスは適当に切っても勝手に伸びてくれるので株分けも簡単です。

アナカリスの節の下部からカットをしてカットしたアナカリスを低床に植えると、切った節から根を出して成長します。また、カットした下部のアナカリスを残しておくと新しい目を出します。

ある程度成長してくると茎から新芽が出てくることがあります。新芽がまだ若いときに切ってしまうと枯れてしまうことがあるので、新芽は5cm程度まで伸びてから株分けするのが良いと思います。

新芽の他にも茎からも根も伸びます。この根っこは切ってしまっても問題ないので、見た目が気になる場合は切ってしまうのがいいと思います。

アナカリスの植え方

アナカリスはポットで販売されていたり、ロックウールが巻かれて販売されています。ロックウールに巻かれたままだとその部分から腐食して水質を悪化させてしまうので、水槽に植える際は取り除くようにしましょう。

ロックウールを取り除くのが面倒な場合はロックウール部分を切り取っても大丈夫です。ロックウールを取り除いたら残留農薬を取り除くためにバケツなどに水を溜めてその中につけておくか、水草その前になどの薬剤を使用して残留農薬や卵などを取り除くようにしましょう。

下処理が終わったら水槽内に植えてください。植える際は1本ずつアナカリスをピンセットなどで掴み、底床に斜めになるように深く埋めてください。まっすぐ植えるよりも斜めに植えた方が抜けにくくなります。

アナカリスなどの有茎水草は節の部分から根が出てくるので、節の部分までちゃんと植えるようにしましょう。根はでてきますがしっかりと根ずく訳ではないので植える際は熱帯魚に抜かれないように気をつけてください。

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