ゴールデン・デルモゲニーってどんな魚?飼育や混泳、繁殖方法などを紹介!!

2018年7月18日

ゴールデン・デルモゲニーってどんな魚?飼育や混泳、繁殖方法などを紹介!!
ゴールデン・デルモゲニーは体の表面に発色バクテリアを住み着かせる魚で、体色が美しいことで有名な熱帯魚です。体型も変わっているので近年人気の種類です。見た目も美しく、飼育も比較的簡単なのでペットとして人気があります。今回の記事ではゴールデン・デルモゲニーの飼育方法を紹介します。

ゴールデン・デルモゲニーは飼育も簡単で繁殖も簡単に行うことができるので、普通に飼育していると稚魚が生まれることもあります。見た目も綺麗で体型も面白くて、飼育も比較的簡単なので、ペットとして人気の高い熱帯魚です。

ペットショップで見かけることも多く、比較的値段も安いので手軽に変わった熱帯魚を飼育してみたい人にオススメです。

今回の記事ではゴールデン・デルモゲニーの特徴と飼育方法を紹介するので、ゴールデン・デルモゲニーを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

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ゴールデン・デルモゲニーとは

ゴールデン。デルモゲニーはタイやマレーシアなどの東南アジアに生息している熱帯魚でダツ目サユリ科に分類されている熱帯魚です。

海に生息しているサユリの仲間ですが淡水に生息している熱帯魚です。

サユリ同様に細い体と細い口をしています。シルバーメタリックな体色をしているので、とても美してい魚です。独特な見た目をしているので、熱帯魚の中でも比較的人気の高い種類です。

綺麗な体色は体の表面に発光バクテリを寄生させているからと言われていて、飼育期間が長いと徐々に色が剥れてきてしまいます。成長すると尻尾に黄色や赤色などの綺麗な色が出てきます。

5cmほどのゴールデン・デルモゲニーが比較的安価で販売されています。高くても1000円以下で購入することができます。

ゴールデン・デルモゲニーの飼育について

水槽

ゴールデン・デルモゲニーは見た目は独特ですが飼育は簡単な熱帯魚です。一般的な熱帯魚と同じ方法で飼育することができるので初心者の方でも飼育することができます。

体長は大人になっても5cmほどと小さいなので45cm水槽で十分飼育することができます。30cm水槽で飼育することもできますが、水槽が小さいと水質も安定しづらいので、少し大きめの45cm水槽を選ぶのがいいと思います。

水面を泳いでいることが多く、驚くと水面から飛び出してしまうことがあるので、飼育する際はちゃんと蓋をして飛び出さないようにしましょう。

性格が温厚なので、他の魚と混泳させることができますが、同種同士だと縄狩り争いをすることがあります。弱っている個体は端に追いやられて衰弱死してしまうことがあるので注意してください。

水面にいることがほとんどなので、他の魚のように逃げることができません。デルモゲニーを飼育する際は生体を入れすぎないようにしましょう。

ゴールデン・デルモゲニーの寿命

ゴールデン・デルモゲニーの寿命は1〜2年と言われています。体長も5〜7cm程度までしか成長しない小型の熱帯魚です。

5cm程度と小さいので30cm水槽で飼育することができます。ただ水量が多い方が水質が安定するので、45cm水槽で飼育するのがいいと思います。

30cm水槽で飼育する際は2匹程度、45cm水槽であれば4匹ほどに抑えて置くのがいいと思います。

ゴールデン・デルモゲニーの混泳について

ゴールデン・デルモゲニーは縄張り意識の強い魚なので混泳させるときは注意してください。

そんなに凶暴な魚ではないので、どんな魚とも混泳させることができますが、近ずいた魚には攻撃してしまいます。

ゴールデン・デルモゲニーは上層〜中層を泳ぐ魚なので上層を泳ぐ魚とは混泳させないようにしましょう。また、喧嘩をしないように水草や流木などを多めに入れて隠れ家を増やしておきましょう。

上層〜中層を泳ぐ魚なのでプレコやコリドラスなどの低層を泳ぐ魚と混泳させることができます。もしゴールデン・デルモゲニーが低層に泳いでいるようなら体調不良の可能性があるのでよく観察するようにしましょう。

先ほども紹介しましたが同種同士だと喧嘩してしまうことが多いので、水槽に生体を入れすぎないようにしましょう。

水温と水質について

水温は25度前後で安定させるようにして、夏場は30度以上にならないようにしましょう。夏場はクーラーやファンを使用して水温が上がりすぎないようにして、冬場はヒーターとサーモスタットで水温を安定させるようにしましょう。

水質は中性から弱アルカリ性を好みます。ソイルを使用すると水質が弱酸性に傾いてしまうので、水草水槽なので飼育する場合やソイルを使用する場合は注意してください。

ゴールデン・デルモゲニーの餌について

ゴールデン・デルモゲニーは上層を泳いでいる魚なので、底に沈んだ餌は食べません。なので飼育する場合は浮上する餌を使用するようにしましょう。

アカムシもよく食べるので、冷凍の赤虫を与えるのもいいと思います。

ゴールデンデルモゲニーは口が上向きについています。なので、冷凍のアカムシも沈んでしまうと食べないので、ピンセットなどで水面に浮かべて与えるようにしてください。

すくい上げるのが面倒な場合はフィーダーカップと言って、冷凍餌を入れて置くことができる容器が売っているので、それを使用するのがいいと思います。

人工餌で飼育する場合は、ゴールデンデルモゲニーが食べやすいように浮上性の餌を使用するようにしましょう。

ゴールデン・デルモゲニーの繁殖について

ゴールデン・デルモゲニーはメダカやグッピー同様に卵胎生の繁殖方法をとります。卵胎生とはメスが卵を孵化するまでお腹の中で育てて、孵化した稚魚を産む産卵方法です。

稚魚になってから生まれるので、卵を他の熱帯魚に食べられることがなく、比較的繁殖は簡単です。ただ、稚魚は他の魚に食べられてしまうことがあるので、繁殖させる場合は稚魚を隔離するようにしましょう。

繁殖が近くなるとメスのお腹が大きくなるので、産卵箱に隔離して繁殖させるのがいいと思います。

稚魚の餌にはブラインシュリンプを与えるのがいいと思います。ブラインシュリンプは人工餌に比べて栄養価も高く、いつでも食べることができるのでオススメです。

稚魚の餌の他には稚魚用の人口餌や親に与えている餌をすり潰したものを与えることができます。ブラインシュリンプとは?ブラインシュリンプの与え方や孵化について紹介

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