水槽のレイアウトについて!アクアリウムのレイアウトテクニックを紹介!!

2015年7月5日

水槽のレイアウトについて!アクアリウムのレイアウトテクニックを紹介!!水草

写真で見るような綺麗な水槽って憧れますよね。アクアリウムを始めるなら綺麗な水槽で熱帯魚を飼育したいという多いと思います。いくつかのポイントに注意すれば簡単に綺麗なレイアウトを作ることができます。今回の記事ではアクアリウムの基本的なレイアウトテクニックを紹介します。

アクアリウムを始めるなら綺麗な水槽で魚を飼育したいですよね。

汚い水槽よりも流木や石などを綺麗にレイアウトして、見た目も美しい水槽で熱帯魚を飼育する方が楽しいですよね。ただ、どうやって流木や石をレイアウトしたら水槽がカッコよくなるのかわかならいことも多いと思います。

今回の記事ではアクアリウムの基本的なレイアウトテクニックを紹介するので、カッコイイ水槽を作りたいと思う人はぜひ読んでみてください。

それではアクアリウムの基本的なレイアウトテクニックを紹介します。

水槽のレイアウトの基本的な構図

水槽の基本のレイアウトは凸型と凹型と三角型の3種類になります。使いたい流木や岩などをどう置いたらかっこいいレイアウトになるかを考えて、設置して見てください。大体のイメージがつかめるとかっこいいレイアウトは作りやすくなります。

レイアウトの構図
  • 凸型構図
  • 凹型構図
  • 三角構図

凸型

レイアウト

水槽の中心にレイアウトを集中させる構図です。真ん中に山があるようになるってバランスのいいレイアウトになります。

3つの構図の中では難易度が高いと言われています。水草を設置する場合はこまめにトリミングをしないといけないので、手間がかかります。

管理に手間がかかってしまったり、排水パイプを隠すのが難しいので、初心者では難しいと言われています。しっかりと管理すれば綺麗なレイアウトを作ることができるので、写真のようなかっこいいレイアウトを作りたい場合は挑戦してみるのもいいと思います。

凹型

流木

凸型とは反対で、水槽のサイドに流木などのレイアウトが集中していて、逆に真ん中が空いている構図になります。凹型は真ん中に魚が集まりやすいので、熱帯魚が観賞しやすいレイアウトになります。

凸型構図よりも維持に手間がかからず、綺麗なレイアウトを作ることができるので人気のある構図です。水槽の両サイドにしっかりとボリュームを持たせることと、中央に設置するレイアウトと両サイドで高さにメリハリをつけることでかっこいいレイアウトを作ることができます。

真ん中でしっかりとシンメトリーに分けると自然な感じが損なわれてしまうので、レイアウトを左右で6:4の黄金比になるようにレイアウトすると不自然な感じがなく綺麗なレイアウトになります。

三角型

水槽

三角型は水槽の左右どちらかにレイアウトが集中して、反対にいくにつれて徐々にレイアウトが低くなっていく構図です。ダイナミックで迫力のあるレイアウトが作りやすくて、比較的簡単に作れるので初心者の方にもオススメです。

3つの構図の中で1番簡単に製作することができるので、アクアリウム初心者の方でも作りやすいレイアウトです。

三角型のレイアウトを作る場合は、高い分と低い分をはっきりとさせると綺麗なレイアウトを作ることができます。高い部分は水面近くまで届くようにして、低い部分は底砂と同じぐらいになるように水草や石を設置すると綺麗なレイアウトになります。

綺麗な水槽のレイアウトを作る手順

綺麗なレイアウトを作るための手順について紹介します。

レイアウトを作るときの手順
  • メインのインテリアを決める
  • バックスクリーンを貼る
  • 底砂を敷く
  • 水草を設置する

メインになるものを決める

メインとして何を使うかを決めておいた方が水槽のレイアウトは決めやすくなります。メインで使うものによって、水草水槽・流木水槽・石組み水槽と呼ばれています。

もちろんどのレイアウトでも、一つの水槽に流木や水草や石組みなどを使ってもいいですが、メインとなるインテリアを決めておかないとまとまりがなくなってしまうので注意してください。

最初にどんな流木を使ってレイアウトを作るかとか、どんな石を使って水槽のレイアウトを使うかを最初に考えておくと床材を敷く時とかのイメージも湧きやすくなるので、決めておきましょう。

流木や石などにウィローモス巻いたり、低床に下草を植える場合にもどこに植えればいいかやどこに巻けばいいかなど考えるときにイメージしやすいので最初にメインとなるレイアウトを決めておきましょう。

石組み水槽でも流木水槽でもメインになる流木や石などが決まっていると、そのあとのレイアウトの組み合わせがしやすくなります。なので、あらかじめ何がメインになるかを色々な水槽の画像などを見て決めるのがいいと思います。

バックスクリーンを貼る

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かっこいいレイアウトを作るにはバックスクリーンを貼るのがオススメです。

人工物が見えてしまったり、水槽の奥にあるものが見えてしまったりすると一気にかっこ悪くなってしまうので、バックスクリーンは貼っておきましょう。バックスクリーンは簡単に貼れて値段も安いので、簡単に水槽内のレイアウトを引き立てることができます。

手間もかからずにできるので、綺麗なレイアウトを作りたいと思う場合はぜひバックスクリーンを貼りましょう。バックスクリーンには色々な種類がありますが、オススメは黒か青です。黒は全体を引き立ててくれて、使い勝手がいいのでオススメです。

斜行をつけて奥行きをだす

底砂を敷く時は斜行を作ることで奥行きが出るようになります。

かっこいいレイアウトにしようと思ったら斜行を作って奥行きを出しましょう。底砂を水槽の奥に向かって斜行ができるように敷くと奥行ができて立体的なレイアウトを作ることができます。斜行は3センチぐらいが差があるとちょうどいいと思います。

石を使ったレイアウトでも、水草や流木を使ったレイアウトでも奥行きがあったほうがかっこいい水槽になるので、底砂を敷く時に奥行きをつけておきましょう。

自然を切り取ったようなカッコイイレイアウトを作る場合はちょっと凸凹に斜行を作ったほうが自然ぽい感じのレイアウトが作れるようになります。

背の高い水草は奥に設置する

水草には背の高いものと背の低いものがあります。背の高い水草と背の低い水草では設置する場所が違います。背の低い水草は手前に、背の高い水草は奥に植えるようにしましょう。

背の高い水草を手前の方に設置してしまうと、当たり前ですが水草が伸びてくると水槽の中が見えなくなってしまいます。水草を設置する時は、水草が成長した時のことを考えて植えるようにしましょう。水槽に水草を入れる時は、どう成長するのかをちゃんと調べるようにしましょう。

ウィローモスを使って色を入れる

ウィローモスはカッコイイ水槽を作るためには欠かせません。石を使ったレイアウトでも流木や水草を使ったレイアウトでも、ウィローモスを使うのがいいと思います。

ウィローモスは育ちやすくて値段も安くて、初心者の方でも簡単に手入れをすることが初めて水草を設置しようと思う方にはオススメです。

ウィローモスは1度流木や石に根ずくと勝手に成長してくれるので、面倒くさがらずに最初にウィローモスを流木や石に貼り付けて水槽に入れておくのがいいと思います。

釣り糸などでウィローモスを巻きつけるのもいいですが、釣り糸を使う場合はウィローモスが根ずいたらハサミで切って釣り糸を撤去する必要があります。

モスコットンを使えばウィローモスが根ずくぐらいに勝手に溶けてくれるので、ウィローモスを設置するのが簡単になります。

ウィローモスを設置する場合は流木や石に薄めにウィローモスのせてモスコットンを使ってしっかり巻きつけてください。

多少ウィローモスが飛び出したりしますが、気になる場合はkハサミを使ってカットするようにしましょう。

下草を植えて緑色を足す

底床に下草を植えることで自然っぽいカッコイイレイアウトになります。

下草の種類によっては植えないで置くだけでいいものもあるので、植えるのが面倒臭いと思う人は置くだけでいいキューバパールグラスなどの下草を購入するのがいいと思います。

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下草を底床に植える場合は、底床を小分けに分けて植えやすいようにしておきましょう。

下草を低床に植える場合はピンセットが必要になります。ピンセットがないと下草を植えることができません。下草を購入するときは、一緒にアクアリウム用のピンセットを購入しておきましょう。

水草を植える時は多少スカスカになるように植えましょう。初めて水草を植える時にやりがちな失敗は、過密状態で水草を植えてしまうことです。スカスカだと見た目も悪いので過密に植えたくなる気持ちもわかりますが、水草は育つので、スカスカな状態で植えても成長して増えていきます。

過密に植えてしまうと水の通りが悪くなって、光が当たらないところも出てきます。結果的にスカスカに植えて置いた方が水草もよく育ちます。

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下草を低床に植えるときは、斜めに植えてください、まっすぐ垂直に植えてしまうと浮力によって抜けてしまうことがあります。

斜めに植えれば多少浮力に耐えることができるようになるので抜けずらくなります。水草ってどうやって植えればいいの?水草の正しい植え方を紹介!

水槽のインテリアについて

水槽のレイアウトを作るときは流木や石などが使用されます。流木や石などのインテリアを選ぶ際には注意も必要なので、簡単にインテリアの種類や組み合わせについて紹介します。

流木の種類と組み合わせ


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流木は大きく分けるとブランチウッドとホーンウッドの2種類があります。

ブランチウッドは細くて枝分かれしています。この枝を生かしてレイアウトを作ることでかっこいいレイアウトになります。ブランチウッドは水槽に入れると大木のような雰囲気を出すこともできるのでオススメです。

ホーンウッドは太くて枝分かれが少ないのが特徴の流木です。太くて枝分かれが少ないので、存在感がある流木です。一つで存在感があるので、凸型の構図によくあう流木になります。

流木を使ってかっこいいレイアウトを作ろう!流木の種類やレイアウト方を紹介!!

石の種類と置き方


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石には様々な種類があります。よく使われるのが、木化石・溶岩石・山風石です。それぞれ見た目が違いので、自分で気に入ったものを使うのがいいと思います。

石を水槽に設置する時は水草とは逆で、大きなものを手前に置いて、小さいものは奥に設置しましょう。小さいものを奥に設置することで、遠近感が生まれて実際よりも奥行きがあるように見えます。水槽のサイズを大きく見せることができるのでオススメです。

石組み水槽を作ろう!石を使った水槽のレイアウトの作り方を紹介!!

水槽内の配色について

かっこよくて綺麗なレイアウトを作るためには水槽内の配色も大切です。水槽内の配色で重要なのが水草です。水草には色々な種類があって色も様々なので、水草を使って綺麗な配色を作ることができます。

水草を使った配色方法には緑色系の水草を使って明暗による配色をする方法と緑色と赤色を混ぜた配色があります。この配色に流木や石を使ってアクセントをつけることでかっこいい配色になります。

緑色系の水草で明暗の配色をする場合には明るい緑の水草と暗い緑の水草を使います。例えば、ウィローモスは暗い色の水草になり、キューバグラスは明るい色の水草になります。この色の明暗を生かして配色していくことで緑色系の水草だけでも奥行きを作ることができかっこいいレイアウトを作ることができます。

緑色がメインの中に赤色の水草を入れることで水槽内が華やかになって綺麗なレイアウトになります。ただ、あまり入れすぎると配色のバランスが崩れてしまうので気をつけてください。赤色の水草は多くても3割ぐらいに抑えて置いた方がバランスがいいと言われています。

水槽のバランスが取りやすい中央付近に赤色の水草を入れて置いた方がバランスが取りやすくなります。

流木や石を設置する際も色々な種類を配置せずに、色合いを統一することで綺麗なレイアウトを作ることができます。流木も種類によって黒いものや白っぽいものがあります。色合いの違うレイアウトを設置すると統一感がなく雑多な感じになってしまうので気をつけてください。

自然の風景を観察する

綺麗なレイアウトを作るとために1番大切なのが自然の風景をよく観察することです。

自然をよく観察することで、自然の配置がわかってきます。川を流れる石や岩は大雨の時にどう流されて、どう配置されるのか、水草はどういう場所に生えるのかをよく観察して、水槽内で再現することで綺麗なレイアウトを作ることができます。

自然に近い綺麗なレイアウトを作りたいと思ったら、休日に自然に出かけてみて、よく観察してみてください。