流木の種類について!流木の種類とレイアウト方法について紹介!!
アクアリウムをやっていると、水槽のレイアウトをもっと格好良くしたいって思うことってありますよね。流木を使うだけで、水槽のレイアウトはすごく格好良くなります。ただ、一言に流木と言っても様々な種類があります。今回の記事では、流木を使って水槽のレイアウトを格好良くする方法を紹介します。
流木を使えば、水槽のレイアウトをすごく格好良くすることができます。アクアリウムを始めたばかりだと、適当に流木に選んで水槽に入れることもあると思います。
しかし、最初にレイアウトを決めて流木を選んだり、流木をアレンジしたりするだけで、水槽のレイアウトはすごく格好良くなります。水槽のレイアウトを格好良くしたい人は、ぜひ読んでみてください。
それでは、流木を使って水槽のレイアウトを格好良くする方法を紹介します。
流木の種類を知ろう
一言に流木といっても流木にはいくつかの種類があります。流木の種類を理解して、それぞれの流木の特徴を理解するれば、自分のイメージにあったレイアウトを再現することができます。
流木は意外に種類が多くそれぞれに特徴があるので、水槽に流木をレイアウトする場合はどんな流木がイメージにあうか考えてみてください。
自分が思い描く水槽のレイアウトには、どんな流木を何処に置けばいいのかを考えて見ましょう。流木の種類がわかれば、どんなレイアウトにするか想像もしやすくなると思います。
水槽のレイアウトを格好良くしようと思ったら、まずは自分がカッコイイと思うレイアウトを想像してみましょう。
ホーンウッド
ホーンウッドとは、名前の通り動物の角のような形をした流木のこと言います。よく水槽のレイアウトに使われる流木はこのホーンウッドになります。
ブランチウッドに比べて枝が少ないので、複数のホーンウッドを組み合わせることで熱帯魚の隠れ家にもなり自然なレイアウトを作ることができます。もちろん一つだけでも迫力があるので、アクアリウム初心者には人気の流木です。
ブランチウッド
ブランチウッドは、枝がいくつも生えている流木のことを言います。木の枝や木の根っこの流木です。適当に水槽に入れてあげると、枝の間を魚が泳いだりするので、見てて楽しいレイアウトになります。
枝が沢山生えているので枝流木とも呼ばれています。複雑な形状をしているのも多く水草を活着させやすい流木です。
枝の先端や根元部分が切られているので、自然なレイアウトを作るには先端を丸く削ったり切り口を隠して配置する必要があります。
塊状流木
塊状流木は枝がない流木のことをいいます。幅広のものが多く迫力のある流木なのでテラリウムで使われることの多い流木です。
切り株流木
切り株流木は名前の通り切り株状の流木のことになります。切り株流木やスタンプウッドといった名前で販売されています。中が空洞になっているものが多く、中に水草や観葉植物を設置することができるので、アクアリウムだけでなくテラリウムでもよく使われます。
空洞になっていて、様々な生態が隠れられることができるので、エビ類の飼育でも使いやすい流木です。
かっこいい流木の使い方
流木はそのまま水槽に入れてもかっこいいレイアウトを作ることができますが、一手間加えるだけでよりかっこいいレイアウトにすることができます。
色合いを統一する
先ほど紹介しましたが流木には様々な種類があります。
種類によって流木の色は様々です。いろいろな流木を組み合わせてレイアウトを作りたくなるかもしれませんが、色合いの違う流木を組み合わせると統一感がなく不自然なレイアウトになってしまいます。
使い流木や色合いが増えるとレイアウトが難しくなってしまうので、慣れるまでは統一感を持たせてシンプルなレイアウトを作るようにしましょう。
コケや水草で色を付ける
水槽に底砂と流木を入れているだけでは、見た目が地味なのでカッコイイレイアウトにはなりません。なので、どんな流木を何処に置くかが決まったら、どうやって水槽に色を付けるか考えましょう。
コケや水草は流木に巻き付けることができます。ただの流木でも、コケや流木を巻き付けるだけでとても格好良くなります。カッコイイレイアウトにしたいと思ったら、流木にコケや水草を巻き付けるのは必須です。
流木に水草やコケを巻き付けるのはそれほど大変ではありません。用意する物は、巻き付けたいコケや水草と釣り糸です。流木にコケや水草を巻き付ける時は、モスと呼ばれるコケを使うのが1番一般的です。
モスを流木につける場合は、付けたい位置にモスを置いて、流されないように優しく釣り糸で縛ってください。時間がたつにつれて、流木に根をはっていきます。
モスは水槽に入れていれば、自然に繁殖をします。なので、最近増えてきたな、長くなってきたなって思ったら、適度にカットしてあげてください。
プレコを飼育する場合には、モスを流木にくくりつけると全部食べられてしまうことがあります。なので、飼っている魚によってはモスを巻いた流木を設置することはできません。
モス以外にも流木と合わせるとかっこいい水草はたくさんあります。プレコなどを飼育していてモスが食べられてしまう場合は他の水草をモスコットンや釣り糸などでくくりつけてあげれば流木に根付きます。水草を活着させよう!!水草を活着させる方法を紹介!!
流木を組み合わせてレイアウトを作る
水槽のレイアウトは大きく分けて凸構図、凹構図、斜め構図の3種類になります。凸構図は中央に流木をおくレイアウトで、凹構図は水槽の中央にスペースを作り、左右に流木を設置するレイアウトです。
斜め構図は名前の通り水槽の片側に流木を寄せて、流木が三角形になるように設置するレイアウトです。
斜め構図は流木を対角線に設置することによって、空間を広く見せることができます。
凸構図は迫力のある構図なので、メインになる流木があればかっこいいレイアウトを作ることができますが、左右に空いたスペースをどうするかが難しい構図です。
凹構図はアクアリウムで斜め構図に続いてアクアリウムでよく使われている構図です。凹構図は遠近法を使うことによって奥行きを演出することができるので、水槽内を広く見せることができません。
色合いの統一感と構図を意識してレイアウトを作ればかっこいい水槽を作ることができます。水槽のレイアウトについて!アクアリウムの基本的なレイアウトテクニックを紹介!!
高低差をつけて奥行きを出す
ソイルや低床を奥に向かって高く敷いて傾斜をつけることによって奥行きが出て立体的なレイアウトを作ることができます。
簡単にできるのでソイルを入れる場合はぜひ傾斜をするようにしましょう。少しやりすぎかなってぐらい傾斜をつけたほうが流木や水草を設置したときに立体感が出てかっこいいレイアウトになります。
カッコイイ流木を見つけよう
流木の種類がわかって、流木に水草を付けることができるようになったら、カッコイイ水槽のレイアウトを作ることはできると思います。流木と水草の組み合わせだけでも、色々なレイアウトが浮かんでくると思います。
それでも、まだ物足りない、もっとカッコイイレイアウトにしたいって思う人は、カッコイイ流木を見つけましょう。流木には今回の記事で紹介した以外にも、木の根っこを使った切り株流木など色々なタイプの流木があります。
他にも、水槽からはみ出すぐらい大きな流木を拾ってきて、水槽に入れるのも一つの手かもしれません。拾ってきた流木でも、しっかり掃除してあく抜きをすれば、水槽の中に入れることもできます。
自分が気に入った流木を見つけて、好きに切ったりモスを張り付けたりすれば、すごくカッコいい流木になります。大きな流木はなかなか売っていないので、大きな流木が欲しい人は河原などの探すのが良いと思います。
大きな流木は売っていてるものでも大体灰汁抜きされていません。
流木を購入したさいは1度自宅で灰汁抜きをしてから水槽に設置したほうが水槽の水が茶色くなったりしないのでいいと思います。灰汁は水カビの原因になるので、大きな流木を購入したり拾ってきたりした場合はちゃんと灰汁を抜くようにしましょう。
流木の灰汁抜き方法はこちらの記事で書いているので、ぜひ読んでみてください。
流木のあくを抜くにはどうすればいいのか?流木のあく抜きを簡単にやる方法を紹介
流木が浮いて沈まない!!水槽内で浮いてしまう流木を沈める方法を紹介!!
拾った流木を水槽に入れるのはダメ?水槽で使う流木の処理方法と注意点を紹介!!
ディスカッション
コメント一覧
記事、参考にさせていただきました。
一つ質問なのですが、実際に水槽から流木がはみ出すレイアウトをしていますが、
流木が水槽から出ている部分が水を吸い上げ、湿っている状態になっています。
まだ、そうなったわけではありませんが、この出ている常に湿った状態の部分にカビが発生しないか心配しているのですが、そうなる可能性はありますでしょうか?
コメントありがとうございます。
流木が水に浸かっていなくても湿っていればカビが生えることはあります。
ただ、カビが生えたからと行ってすぐに魚が水カビ病になるわけではないので、そんなに心配しなくてもいいと思います。
流木の裏などにカビが生えてしまって、気付かないうちにカビがたくさん生えているなんてこともあると思うので、定期的にチェックしてみるのがいいと思います。