プレコを飼育する際の水流について!プレコ水槽の水流の作り方を紹介!!
プレコは水流が強い環境に生息しています。なので、アクアリウムショップではプレコの水槽には水流を起こしていることが多いです。プレコを飼育する際に水流を作っておくことで運動不足を解消したり、ヒレが大きくなると言われています。今回の記事では、プレコ水槽の水流の作り方について紹介します。
水流が少ない環境でもプレコを飼育するとができますが、プレコは水流の強い川に生息しているので、プレコを飼育する場合は水流を作ってあげるのがオススメです。
他の熱帯魚を混泳させる場合は、一緒に飼育する熱帯魚にもよっては水流を作ることはできませんが、水流があった方がプレコは飼育しやすくなります。
今回の記事では、プレコ水槽の水流の作り方を紹介するので、プレコを飼育する場合はぜひ読んでみてください。
プレコの飼育に水流が必要な理由
プレコはもともと水流の強い環境に生息しています。プレコは流線型の体格をしていて、吸盤のような口で流木や石などに強く吸い付くことで、水流の強い環境でも生きていくことができます。
小型のプレコを飼育する場合はそこまで強い水流を作る必要はないと思いますが、大型のプレコを飼育する場合やプレコを大きく成長させたい場合は水流を作って飼育するようにしましょう。
まずがプレコの飼育に水流が必要な理由について紹介します。プレコを飼育するときに気をつけて欲しい4つのポイントを紹介
運動不足の解消になる
水槽内では運動不足になることがあります。
野生のプレコは水流の強い場所に生息していて、吸盤のような口で岩などに張り付いています。水流の強い環境に生息している魚なので、水流の弱い環境では運動不足になってしまいます。
なので、強めの水流を作ることで運動不足を解消することができます。運動不足を解消することで、大きく成長させることもできるので、プレコを大きくしたい場合は水量の強い環境で飼育するのがオススメです。
プレコは泳ぐ力も強いので、飼育する場合は大きめの水槽で水流を作ってあげたほうが元気に成長します。
酸素量が増える
水流を作ることで、水中の酸素量を増やすことができます。
プレコは他の熱帯魚に比べてエラが小さいので、酸素量が多い環境を好みます。なので、水流を作って水中の酸素量を増やしてあげるのがオススメです。
水流だけでなく、プレコを飼育する場合はエアレーションを入れて酸素量を増やしておきましょう。
掃除がしやすい
プレコは水槽の掃除役として人気が高いですが、結構ゴミを出します。
プレコは流木を食べるので、流木の食べカスが水槽内に溜まったり、フンの量も多いのでフンが水槽内に溜まります。水流が無いと全体的にゴミが溜まるので掃除が面倒です。
水流を作っておくと水流の弱い場所にゴミが溜まります。溜まったゴミをプロホースなどで吸い取るだけで水槽内を綺麗にすることができます。掃除も楽になるので、水流を作っておくのがオススメです。底砂の掃除ってどうやるの?底砂の正しい掃除の仕方を紹介!
プレコ水槽の水流の作り方
水流を作るにはポンプを使う方法とサーキュレーターを使う方法があります。それぞれの方法を紹介します。
ポンプ
ポンプを設置することで、細くて強い水流を作ることができます。プレコの飼育の場合は水槽の上部に設置して、対角線に向かって水流を調整します。
ポンプは強い水流を作ることができて、音も静かなので、使いやすいです。
ただ、サーキュレーターに比べてザサイズも大きく重いので、水槽の景観が悪くなったり、外れたりすることがあります。見た目が気になる場合はサーキュレーターがオススメです。
サーキュレーター
サーキュレーターは太くて自然な水流を作ることができます。
首を回して角度を調整しやすいので、使いやすいです。ただ、周波数別に販売されているので、西日本に住んでいる方は60Hz、東日本に住んでいる方は50Hzのものを用意しましょう。
サーキュレーターはサイズも小さく使いやすいですが、ポンプに比べて値段が高いデメリットがあります。なるべく安いものがいい場合はポンプを使うのがいいと思います。
水流を作るときの注意点
水流はポンプやサーキュレーターを使えば簡単に作ることができますが、水流を作る場合は少し注意点があります。
掃除のしやすいレイアウトで飼育する
水流を作る場合は掃除がしやすいスッキリしたレイアウトで飼育するのがオススメです。
床材や水草などを設置していると床材が舞ってしまったり水草のレイアウトが崩れてしまうことがあります。なので、大型のプレコを飼育する場合など、強い水流で飼育する場合はレイアウトはスッキリとしたものにしましょう。
大型のプレコは泳ぐ力も強く底砂を敷いていると底砂を巻き上げてしまいます。大型のプレコを飼育する場合はベアタンクで飼育するのがオススメです。プレコを飼うなら掃除が簡単なレイアウトにしよう!掃除が楽になるレイアウトを紹介
水流の強さは混泳している熱帯魚に合わせる
一緒に飼育する熱帯魚によっては強い水流を作ることはできません。
メダカやグッピーなど泳ぐのがあまり上手くない熱帯魚を強い水流がある場所で飼育していると、疲れて死んでしまいます。なので、水流は混泳する熱帯魚に合わせるようにしましょう。
小型のプレコと小型の熱帯魚を混泳させて飼育する場合は水流を作らなくてもいいと思います。水流を作るとしてもエアレーションを使って弱めの水流を作るだけで十分です。
強すぎる水流は魚を疲れさせてしまうので気をつけてください。
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