ナマズって飼える?ナマズの飼育方法について紹介!!

2018年6月15日

ナマズって飼える?ナマズの飼育方法について紹介!!

ナマズは日本に生息している淡水魚で食用としても親しまれている身近な魚です。可愛らしい見た目をしているのでペットとして飼育されることもあります。ナマズは熱帯魚屋さんでも販売していることがあり、飼ってみたい方も多いと思います。今回の記事では、ナマズの飼育方法について紹介します。

ナマズはお店でも販売していますが、自分で捕まえて飼育することができます。ただ、野生のナマズは人に慣れていないので、飼育環境に慣れずに餌を食べない方があります。

なので、ナマズを飼育する場合は人の飼育に慣れている、お店で販売されているナマズがオススメです。

今回の記事では、ナマズの飼育方法について紹介するので、ナマズを飼ってみたい方はぜひ読んでみてください。

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ナマズについて

ナマズ

ナマズはナマズ目ナマズ科に属している淡水魚です。体色には個体差があり、黒色のイメージがあるかもしれませんが、中には緑色が強い個体や黄色っぽい個体などもいます。

幼魚のときは上顎に2本下顎に4本のヒゲがありますが、成長するについれて下顎のヒゲの4本のうち2本はなくなり、上下でヒゲは4本になります。

ナマズが夜行性の魚で、昼間は岩陰などに身を隠して、夜になると餌を求めて活動します。食性は肉食でカエルや魚類、甲殻類などを食べています。肉食性なので、体長差があるナマズを混泳させると共食いしてしまうので気をつけてください。

ナマズの値段について

体長10cm以下の小さい個体であれば500〜1000円ほどで販売されています。大きく成長すると販売価格が高くなり、50cmほどの個体だと5000円以上で販売されていることが多いです。

また、日本固有のビワコオオナマズは販売価格が高く1万円以上で販売されていることが多いです。

ナマズの種類について

日本に生息しているナマズは、マナマズ、イワトコナマズ、ビワコオオナマズの3種類です。

熱帯魚屋さんなどで販売されているほとんどのナマズはマナマズで、たまにイワトコナマズが販売されていることがありますが数は少ないです。

ビワコオオナマズも販売されることがありますが、イワトコナマズと同様流通量が少ないです。どのナマズも大きく成長するので、飼育する場合は大きな水槽が必要になります。

ナマズの飼育設備について

ナマズは他の熱帯魚と同様の設備で飼育することができます。日本に生息している淡水魚で、低温にも強いですが、飼育する場合はヒーターを使って水温を管理するようにしましょう。

簡単にナマズの飼育に必要な飼育設備を紹介します。

水槽について

ナマズは種類によっても多少違いますが、飼育下でも50cmを超えることもある大きな魚です。

小さいうちは60cm水槽で飼育することもできますが、大きくなったら120cm水槽が必要になります。

熱帯魚は飼育環境に合わせて成長するので、飼育下ではそんなに大きくならないこともありますが、60cm水槽では手狭になってしまうので注意してください。ナマズは泳ぐ力も強く、暴れるように泳ぎ回ることもあるので手狭な水槽だとストレスになってしまうので注意してください。

また、ナマズは泳ぐ力も強く、飛び出してしまうこともあるので、水槽には蓋を設置して、蓋の上には水を入れたペットボトルなどの重りを載せておきましょう。

2リットルのペットボトルに水を入れて、蓋の上に乗せておけばナマズの飛び出しを防止することができます。

濾過フィルターについて

ナマズは餌をよく食べて水を汚すので、フィルターは濾過能力の高いものを選びましょう。

水をよく汚す魚には上部フィルターがオススメです。上部フィルターであれば濾過能力も高く、手入れも簡単なので大型の魚を飼育する場合は上部フィルターがいいと思います。

実際にアロワナなどの大型の魚を飼育している人は上部フィルターを使っていることが多いです。

ただ、上部フィルターは水槽の上部に設置するので見た目が悪く、水が落ちる音がずっとしているので少しうるさいです。

見た目や静音性が気になる方は外部フィルターがおすすめです。外部フィルターは値段は高いですが、見栄えがよく静音性も高いです。

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ヒーターについて

ナマズを飼育する場合は通年で20度以上になるようにヒーターを設置してください。

また、高水温もナマズのストレスになってしまうので、夏場水温が高くなってしまう場合は水槽用のクーラーやファンを用意してください。夏場は水温が28度以上にならないように注意してください。

レイアウトについて

ナマズは力が強いので、流木などを入れて入れもすぐに動かしてしまいます。

なので、水槽のレイアウトはシンプルにして、しっかりと重さのある岩などを設置するのがいいと思います。また、ナマズは夜行性で昼間は物陰に隠れていることが多いので、太い塩ビ管などを沈めて隠れられるようにしましょう。

底砂は敷いても問題ないですが、フンも多く水槽を汚しやすいので、ベアタンクで飼育して掃除がしやすいようにしておくのがいいと思います。

ナマズの飼育にオススメの餌

ナマズ

ナマズは人工餌で飼育することもできますが、生き餌も好んで食べます。

人工餌の場合はひかりクレストのキャットが使いやすいと思います。粒のサイズが大きいビックキャットもあるので、ナマズのサイズに合わせて使い分けてください。

販売されているナマズは人工餌に餌付いている場合があるので、ナマズを購入するときはなんの餌を食べているか聞いておきましょう。

小赤やカエルなどの生き餌も好んで食べるので、飼育環境に慣れていなく餌を食べない場合は生き餌を水槽に入れておくのがいいと思います。

ナマズは餌をよく食べるので、エサ代も結構かかりますが、飼う場合は最後まで責任を持って飼育するようにしましょう。

ナマズの管理

ナマズは餌やりと水換えをフィルターの掃除だけで、他にこれといってやることはありません。

ナマズは5〜28度ぐらいまでの水温であれば飼育することもできるので、ヒーターがなくても飼育することができます。ただ、水温が低いと活性が下がり餌を食べなくなったり体調を崩してしまうこともあるので、通年で20度以下にならないようにして飼育するのがおすすめです。

底水温には強いので、夏場の水温の上がりすぎに気をつけておけば、問題なく飼育することができます。夏場は水温が高くなりすぎないように注意してください。28度以上の日が何日も続くと体調を崩してしまうので28度以下でキープするようにしましょう。

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