コリドラスが産卵したらどうしたらいいの?コリドラスの産卵から孵化までの管理を紹介!
コリドラスは実は繁殖が簡単な熱帯魚なので、複数のコリドラスを飼育しているとたまに産卵することがあります。産卵までは比較的簡単ですが、産卵してもそのままにしていたら、孵化しても繁殖するのはすごく稀です。今回の記事ではコリドラスが産卵した時の孵化のさせ方を紹介します。
コリドラスを飼育していると、たまに水槽のガラス面や水草の裏側などに卵が産みつけられていることがあります。コリドラスの卵を見つけて、孵化するのを楽しみに待っていても、ちゃんと孵化しないのがほとんどだと思います。
そのままにしていても孵化して繁殖することもありますが、確実に孵化させて繁殖させたいと思ったら、そのままにしないでしっかり管理するのが良いと思います。
そのままにしていると卵を食べられてしまったり、孵化しても餌が食べられずに死んでしまったりすることがあります。なので、コリドラスの卵を見つけたら正しい方法で管理をして、しっかり育ててあげてください。
今回の記事ではコリドラスの卵を見つけた時の正しい対処法を紹介するので、コリドラスが産卵して困っている人はぜひ読んでみてください。
それではコリドラスが卵を産んだ時の対処法を紹介します。
コリドラスの繁殖は難しい?
コリドラスは種類にもよりますが、混泳水槽でもいつの間にか産卵して子供が生まれていることがあるほで、繁殖が簡単な熱帯魚です。
ロングノーズ系のコリドラスは繁殖が難しくブリードはほとんど行われていないので、販売価格が高くなっています。なので、繁殖させたい場合は繁殖のしやすい種類を調べてから挑戦するのがいいと思います。
コリドラスはステルバイやパンダなど熱帯魚ショップでも良く販売されている種類は繁殖がしやすい種類です。
コリドラスは産卵筒を用意して、オスとメスを10匹程度飼育していれば自然と繁殖します。
コリドラスの繁殖方法についてはこちらの記事で紹介しているので、そちらも読んでみてください。コリドラスを繁殖させよう!コリドラスを繁殖させるために大切なことを紹介
それでは産卵した時の対処法について紹介します。
1、卵を隔離する
コリドラスの卵を見つけたら、まずは卵を隔離しましょう。そのままにしていると他の魚に食べられてしまうことがあります。
卵を確立する時は小さめの水槽を用意するかサテライトを用意するのがオススメです。サテライトであれば水量の多い環境で飼育することができるので、水質が安定しやすいです。
小さめの水槽で飼育する時は繁殖用の水槽の水をそのまま隔離用の水槽に移すようにしましょう。
産卵した直後であれば粘着力が弱いので簡単にガラス面や水草から外すことができますが、時間がたつと粘着力が強くなってしまうので、外すのが難しくなります。
また、時間が経つと卵が柔らかくなってしまい割れやすくなるので注意してください。
コリドラスの卵を取るには綿棒や指の腹を使って撫でるようにすると簡単に取ることができます。
卵をとったら卵が重ならないようにサテライトに移動させるようにしましょう。無精卵の卵は時間が経つとカビてしまうことがあります。カビは有精卵にも移ってしまうので、カビが映らないように卵は触れ合わないようにしてください。
もし無精卵があって、卵がカビてしまったらスポイトなどで吸い取って取り出すようにしましょう。メチレンブルーを少量入れることによってカビの繁殖を防ぐことができます。
ただ、バクテリアの繁殖も抑えてしまうので、メチレンブルーを入れる場合は小さめの水槽に移して飼育するのがいいと思います。
2、ブラインシュリンプを孵化させておく
コリドラスが孵化したら、稚魚用の餌とブラインシュリンプの両方を与えるのが良いと思います。稚魚用の餌だけでも成長させる事は可能ですがブラインシュリンプを与えた方が健康に育ちます。
ブラインシュリンプを与えることで、コリドラスの背骨がしっかりします。骨がしっかりすることで背骨が曲がって成長したりすることがすくなくなります。
稚魚は体が弱くてすぐに死んでしまうことがあるので、できれば稚魚用の餌とブラインシュリンプの両方で飼育するのが良いと思います。
可能であればコリドラスが孵化する前に、ブラインシュリンプを孵化させて与えられるようにしておきましょう。コロドラスの卵は5日ぐらいで孵化してしまいます。それよりも前に用意しておきましょう。
最初の1〜2日は稚魚用の餌を与えて、3日目ぐらいからはブラインシュリンプと稚魚用の餌を両方与えるようにしましょう。
稚魚は餌を食べる回数も多いので、餌はなるべく回数を分けて与えるようにしてください。時間がある場合は1日に4回ほど与えるのがオススメです。
ブラインシュリンプについてはこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてください。ブラインシュリンプを孵化させる方法とブラインシュリンプを与えるときの注意点を紹介!!
ブラインシュリンプ以外にはミジンコも稚魚の餌として使用されることが多いです。ミジンコも簡単に増やすことができるので、コリドラスの稚魚を育てる時にオススメです。ミジンコは稚魚の餌に最適!!ミジンコの繁殖方法を紹介!!
3、体長が1.5㎝を超えるまでは隔離して育てよう
体長が1.5㎝をこえたら、他のコリドラスと一緒に飼育することができます。ですが、他の魚と一緒に飼育する場合にはもう少し大きくなってから混泳させるのが良いと思います。
あまりに小さすぎると食べられてしまったり、虐められて死んでしまうことがあります。他の種類の魚と混泳させるためには最低でも1.5㎝以上に成長してからにしましょう
コリドラスは飼育が簡単だって言われますが、幼魚の段階では体も弱いのですぐに病気になったり、すぐに弱って死んでしまったりすることがあります。
水質が悪化するとすぐに死んでしまうので、1日に1回ほどは水換えをするのがオススメです。稚魚は水質の変化にも弱いので、水換えをする時は全水量の4分の1ほどの水を抜いて、水を入れる時は1時間ほど時間をかけてゆっくりと水を足すようにしましょう。
コリドラスの飼育方法や飼いやすいコリドラスはこちらの記事で紹介しているので、コリドラスを飼おう!飼いやすいコリドラスと飼育方法を紹介します!!こちらの記事も読んでみてください。
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コメント一覧
ベアタンクでも飼育は大丈夫ですか?
コメントありがとうございます!
コリドラスは底砂に口を突っ込んで餌を食べるので底砂は入れた方がいいですよ!
ベアタンクで飼育することもできますが、ベアタンクで飼育するとヒゲが短くなるやヒレが短くなるなどと言われています。
そこらへんを気にしないのであればベアタンクでもいいと思います。稚魚の場合は水質が安定しやすいように田砂などの底砂を使うよりフィルアーを多めにしてベアタンクで飼育するのがいいと思います。