プレコの模様をキレイに出すために大切な5つのこと!!
プレコには色々な模様の種類のプレコがいます。個体の遺伝子によってヒレなどの模様は大体決まってきますが、飼い方によっては模様をキレイに出すことができます。今回の記事では、プレコの模様をキレイに出す方法を紹介します。
プレコは遺伝によって、個体の模様が大体決まってきますが、飼育方法によっても、多少模様をキレイにだすことができます。どうせ飼うならキレイな模様にしたいですよね。
色揚げ用のフードをあげたり、落ち着く環境を作ってあげたりすると、体の色がキレイにでて模様がはっきりしてきます。個体によっては模様や色の出方は違いますが、ウルトラスカーレットトリムなどを飼育している人は、やってみて損はないと思います。
それでは、プレコの模様をキレイに出す方法を紹介します。
1匹だけで飼育する
色をキレイに出したい、模様をはっきりさせたいって思う個体を1匹だけ違う水槽で飼育させてください。水槽が小さい方が水質の管理もやりやすいし、餌をどれだけ食べているかもわかりやすくなります。
色をキレイにだすには、phを低く維持してこまめにpHを計測する必要があります。
水槽のサイズが大きい方が水質が安定しやすく、水質も悪化しづらいですが、phを下げたり水換えの量が増えるので飼育が大変です。他の熱帯魚と混泳させるより、1匹で飼育した方がストレスも減り色揚げにも効果的なので、別の水槽を用意して単独で飼育するのがオススメです。
pHは5〜6の間にあわせる
プレコの模様をはっきりさせたり、プレコの色をキレイに出すためには、色揚げ用のフードも大切ですが、水質も大切です。プレコを飼育するための理想の水質はpHが7前後ですが、色をキレイに出したい場合は、5〜6前後がいいと思います。
プレコはpHが低い方が色が良く出るようです。ただ、低すぎるとプレコの体には悪いので、6ぐらいで安定させておくのが良いと思います。
pHを下げるためには、テトラからpHを下げる薬剤が販売されているので、汲み置きしている水道水に入れて、pHを下げてから水槽に入れると飼育水のphを下げることが出来ます。
他にも牡蠣の殻を使ってpHを下げる方法などがあります。水槽や濾過槽に直接入れても良いですが、入れる量は少なめにして、水質を調整しながら入れてください。
pHが下がりすぎてしまうと最悪の場合飼っているプレコが死んでしまうので気をつけてください。
水流は弱めにする
水流が強いとプレコはすぐに成長してしまいます。体を大きくしたいって思う人は水流の強い水槽に入れるのが良いと思いますが、色を出したい人は、水流は弱くしましょう。
成長が早くなると、体の模様が薄くなってきて、ヒレなどは黒っぽくなってきます。幼魚のうちに色を出したほうが、キレイに色ができるので、まずは成長を遅らせてキレイに色を出すようにしましょう。
流木を入れて落ち着く環境を作る
プレコの模様や色をキレイに出す為には、リラックスできる環境を作ってあげるのが大事です。リラックスできる環境であれば、餌の食いつきもよくなるので、流木を入れてあげてください。
流木はなるべく大きいものを入れるようにしましょう。プレコの体がすっぽり隠れるぐらいの流木だと、プレコは安心してリラックスすることができます。
色あげ用の餌をあげる
プレコの模様をキレイに出す為の環境が整ったら、色あげ用の餌をあげるようにしましょう。色あげ用の餌は咲ひかりがオススメです。色あげ用の餌は色々あるので、色を出したい模様をはっきりさせたいって思うプレコにあっている餌を選んであげてください。
ウルトラスカーレットトリムなどは、飼い方次第では綺麗に色を出すことができます。色あげ用の餌をあげるのはもちろんですが水温や水質などにも気をつけて、水流も強すぎないようにしましょう。プレコの正しい飼い方とは?プレコを飼育する時に気をつけたい3つのこと
底砂を敷く
プレコを飼育する場合は底砂を敷かないで飼育されることが多いですが、色揚げをしたい場合は底砂を敷くのがオススメです。
ヒラメなどと同様のプレコも環境に合わせて色が濃くなったり薄くなったりします。底砂が明るい方が体色も明るくなるので、プレコの体色にあった底砂を敷いておきましょう。
底砂を敷くと底砂の間にフンが溜まってしまうので、底砂は毎日掃除をするようにしましょう。プレコは意外に餌を食べる量が多く、フンも多いです。
水質を綺麗にする
綺麗な水で飼育するのは熱帯魚を飼育する上で基本的なことです。
綺麗な水質とは亜硝酸や硝酸塩が少なく、寄生虫や病原菌が少ないことです。見た目が透明で綺麗で、それがプレコにとっていい環境とは限りません。綺麗な飼育水は色揚げにも影響していると言われているので、基本的なことですが、いい水作りから始めるようにしましょう。
綺麗な水質を維持するには餌を与えすぎない、フンや食べ残しはこまめに取り除く、サブフィルターを用意して濾過能力を上げるなどです。
餌の食べ残しは水質の悪化の主な原因です。水質が悪化しないようにプレコが食べきれる量を与えるようにしましょう。
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