ロイヤルプレコってどんな魚?ロイヤルプレコの特徴と飼うときの注意点を紹介
プレコが好きな人にとってはとても人気のあるのがロイヤルプレコです。模様もキレイだし、愛着のある見た目が可愛いプレコですが、購入するさいには気をつけなければいけないことがあります。今回の記事ではロイヤルプレコの特徴と飼うときの注意点を紹介します。
ロイヤルプレコは色々な見た目があって、模様の違いや肌の色によって様々な名前が付けられています。
水玉模様がキレイなスポットロイヤルプレコやハーフロイヤルプレコや黒地に緑色の模様があるグリーンロイヤルプレコなどが有名です。他にもプラチナロイヤルプレコやゴールデンプラチナロイヤルプレコなど人気です。
ロイヤルプレコはヒレも大きくて長いので見た目も優雅なので、プレコの飼育に慣れてきた人は、ロイヤルプレコを購入してみようと考えることもあると思います。
飼育になれて、大きめの水槽を置く場所さえあれば、ロイヤルプレコを全シリーズコンプリートするのも良いと思います。ただ、ロイヤルプレコを購入するには注意しなければいけないことがあります。
ロイヤルプレコを購入しようと思う人は、今回の記事を読んでから購入するかどうか決めてみてください。それではロイヤルプレコの特徴と飼うときの注意点を紹介します。
ロイヤルプレコの特徴
ロイヤルプレコはコロンビアやベネズエラなどの南米に生息しているプレコです。
プレコの中でも体高があり盛り上がった体をしていて、体も模様がとても美しい種類です。山岳部の渓流など流れがあり倒木などの多い場所に生息しているプレコです。
野生下では倒木などの柔らかい部分を餌として食べていて、飼育下でも流木やクヌギの木を食べることで知られています。
最近では小さなロイヤルプレコも販売されていますが、ロイヤルプレコは大型のプレコなので、購入する人は大きくなることを理解した上で購入するようにしましょう。
ロイヤルプレコは最低でも体長が40㎝ぐらいまで成長してしまいます。なので、飼育するためには60㎝以上の水槽が必要になります。
体が小さいうちは60㎝水槽に複数のプレコと一緒に混泳させることができますが、体長が20㎝を超えると気性が荒くなるので。他の種類のプレコとは別の水槽で飼育するようにしてください。
ロイヤルプレコ同士なら、20㎝を超えても混泳させることはできますが、流木などを入れて隠れがをちゃんと作ってあげるようにしてください。
ただ、中には縄張り意識がすごく強い個体もいるので、あまりにケンカをしている場合は単独で飼育して上げてください。
また他のプレコよりも、長生きして10年以上は生きるので購入するさいには長く飼うことを前提に購入しましょう。
ロイヤルプレコの飼育について
ロイヤルプレコは水質の変化にも強く飼育のしやすい種類です。
水質は弱酸性〜中性を好むので、飼育する際は水質が弱アルカリ性に傾くようなろ材や床材を使用しないようにしましょう。
水流の強い場所に生息しているプレコなので、水槽内には強めの水流を作ってあげるのがオススメです。ロイヤルプレコはサイズが大きくなると力も強くなるので、床材を敷いていると床材を巻き上げてしまうことがあります。
また、餌を食べる量も多く、フンも多いので、ロイヤルプレコを飼育する際はベアタンクでの飼育がオススメです。水流を作っておくことで、水流の弱い場所に流木の食べカスやフンが集まります。
ベアタンクであれば水換えの時にフンなどを吸い取るだけで掃除することができるのでメンテナンスが簡単です。
ロイヤルプレコの餌について
また、先ほども紹介しましたがロイヤルプレコは流木を食べるので、流木は多めに入れておくようにしましょう。
ロイヤルプレコは流木の他にもクヌギなどの柔らかい木を食べることができます。クヌギの木はクワガタの産卵用に販売されているのでそういったものを使用するのがいいと思います。
ロイヤルプレコは体も大きくなって力も強くなるので、水中を泳ぐだけで流木を動かしてしまいます。なので大きなロイヤルプレコを飼育する場合は、流木に吸盤を付けて水槽に固定して上げてください。
クヌギの木も最初は水に浮いてしまうので、吸盤を使ったり重りを使って浮いてこないようにしましょう。人工餌にもよく餌付くので、流木やクヌギの他にプレコ用の餌を与えておくようにしましょう。ロイヤルプレコは何を食べる?ロイヤルプレコにオススメの餌を紹介!!
ロイヤルプレコを飼うときの注意点
大きな水槽を置く場所もあるし、長く飼育する覚悟もあるから、さっそくロイヤルプレコを購入しようと思う場合は、飼育する時の注意点を確認してから飼育してください。
ロイヤルプレコを飼育する場合は気をつけなければいけないことがあります。1番気をつけなければいけないことが、水槽の種類です。
ロイヤルプレコは水槽に吸盤の様な口で吸い付いてくっついています。アクリル水槽の場合、ロイヤルプレコの歯で傷ついてしまって水槽の中が見えづらくなってしまいます。なので、ロイヤルプレコを飼育する場合はアクリル水槽じゃなくて、ガラスの水槽を用意しましょう。
流木が浮いてしまう場合の対処法はこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてください。流木が浮いてしまってうまくレイアウトできい時の正しい対処法を紹介
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。プレコの飼育方法、参考にさせていただいています。ロイヤルのエサですが、私はクワガタの産卵用の朽木を使っています。よく食べているようですが、実際のところ、どうなのでしょうか?
井村さん、コメントありがとうございます。
産卵用の朽木を使うっていうのは始めて聞きました。普通の流木を入れていても流木のカスが濾過器や水槽の底に溜まるので、朽木となると結構ゴミが出そうですが、そういうのはどうなのでしょうか?
よく食べるなら私も1度やってみたいと思います。
コメントありがとうございます。
朽木をエサにすると、削りかすはたくさん出ます。でも、普通の流木とあまり変わらないと思います。糞の色も、流木と朽木では明らかに違うのでとてもよくわかりますが、朽木の方が食べがよいように感じます。しかも、1本100円程度で、4ヶ月くらいは十分持つので安上がりです!