タイガープレコってどんな魚?タイガープレコの特徴と飼い方を紹介
タイガープレコは模様がとってもキレイなので、プレコが好きな人にはとても人気の高い魚です。値段もそれほど高くないので、アクアリウム初心者の人でも飼いやすいのがこのタイガープレコです。今回の記事ではタイガープレコの特徴と飼うときの注意点などを紹介します。
タイガープレコは値段的にも手頃で、見た目も可愛いらしく飼育も簡単なのでアクアリウム初心者の人や、水槽のコケ取り要因としてよく飼育されている魚です。
タイガープレコはブッシープレコに並んで飼いやすい種類のプレコなので、初めてプレコを飼おうと思う人やアクアリウムを初めたばかりの人にとてもオススメです。
今回の記事では、タイガープレコの特徴と飼い方を紹介するので興味をもった人はぜひ飼ってみてください。それではタイガープレコの特徴と飼い方について紹介します。
タイガープレコの特徴
分布 | コロンビア |
体長 | 15cm |
寿命 | 3〜5年 |
餌 | 人口餌 |
水温・水質 | 中性〜弱酸性・22〜26度 |
タイガープレコの1番の特徴は何と言ってもその見た目です。タイガープレコは黒地に黄色やオレンジでキレイな模様が入るとってもキレイな魚です。
生まれたばかりだったりの個体や、生後1年以内の個体だとそれほどキレイに色がでませんが、何年も飼育していると少しずつ色が濃くなって、キレイな見た目になっていきます。
体長も最大でも15㎝ぐらいまでしか成長しないので、小さな水槽でも飼いやすいので、初めてアクアリウムを始めようって思う人や小さな水槽でアクアリウムを始めようって思う人でも飼いやすい種類のプレコです。
販売価格について
値段も安く、安いものなら500円ぐらいで購入することができます。高くても1000円程度で購入することができるので、値段的にもそれほど高くないのに、見た目もきれいなのでタイガープレコは今すごく人気の高い個体です。
ただ、タイガープレコこ購入する場合は、個体の写真をしっかり見て、模様や見た目を確認した上で購入するようにしましょう。個体によっては色が薄かったりすることがあるので、個体の大きさと模様がはっきりしているかを確認しましょう。
個体が大きいのに色がはっきりしていな場合は飼育を続けても模様がはっきりでないかもしれません。なので、安すぎる場合は何か欠点があるかもしれないのでしっかり確認するようにしてください。
タイガープレコの寿命について
タイガープレコの寿命は平均で3〜5年ほどです。
これは平均なので、個体によっては5年以上生きることもあります。中には10年以上生きる個体もいるので、飼育する際はしっかりと最後まで飼育するようにしましょう。
夜行性の熱帯魚なので、ずっと明るいところにいるとストレスで寿命が短くなってしまいます。隠れられる場所を用意して日中は光を避けられるようにしましょう。
タイガープレコの飼育に必要なもの
タイガープレコを飼育する際に必要な設備について紹介します。小型の熱帯魚なので、小型水槽でも飼育することができ、初期費用も安く抑えることができます。
水槽について
ある程度大きい方が水質が安定しやすいので45cm水槽で飼育を始めるのがおすすめです。
45cm水槽であれば3匹ほどタイガープレコを飼育することができます。30cm水槽でも飼育することができますが、30cm水槽で飼育する場合は飼育数は1匹におさえて起きましょう。
濾過フィルターについて
濾過フィルターはどんなものでも大丈夫です。
ただ、流木を食べるので木くずが出やすいので、掃除がしやすいフィルターがおすすめです。外掛けフィルターや上部フィルターはメンテナンスが楽なのでタイガープレコを飼育する場合は外掛けフィルターか外部フィルターを使用するのがいいと思います。
ヒーターについて
タイガープレコを飼育する場合は水温を22〜26度の間で安定させる必要があるので、水槽用のヒーターを用意しましょう。
水槽用のヒーターは急に壊れてしまうことがあるので、予備のヒーターを用意して、水温が下がっていないか毎日チェックするようにしてください。
タイガープレコの飼育方法
タイガープレコはとてもおとなしく縄張り意識も低いので、混泳もできるし体も丈夫なのでとても飼いやすい種類の魚です。普通に飼育するには何も大変なことはありませんが、模様をキレイに出そうと思うなら、色々と気を使って飼育する必要があります
餌について
タイガープレコは水槽の底に落ちた餌の食べかけや、水槽のコケや流木についているコケを食べます。ただ流木や水槽のコケをだけでは栄養が足りないので、プレコ用の人工餌を与えるようにしましょう。
しっかり栄養を与えることで、体が大きくなって模様がはっきりでるようになり、見栄えも良くなります。餌は植物性の他に赤虫やイトメをあげると好んで食べます。
水温と水質について
飼育する時の水質は水温を25度前後にして、Phを7前後に維持しましょう。タイガープレコは体が結構丈夫で、水質の変化に強いのでPhが5.5〜7.5ぐらいでも飼育することができます。
模様をきれいに出そう、健康に育てようと思ったら、Phと水温には気をつけてください。タイガープレコは白点病になりやすいので、水温が短時間で激しく変わってしまわないように注意しましょう。
水槽の中には流木や土管などを入れてあげれば、タイガープレコの隠れ家になってリラックスできるようになるので、病気になりづらかったりします。
タイガープレコの混泳について
おとなしく、水槽の底にいることの多い魚なので、ほとんど喧嘩をすることはありませんが、混泳相手には注意が必要です。
混泳におすすめの熱帯魚
タイガープレコは水槽の低層を泳いでいるので、中層や上層を泳ぐ熱帯魚とはほとんど喧嘩をしません。
グッピーやネオンテトラなどの中層〜上層を泳ぐ熱帯魚とであれば問題なく混泳することができます。タイガープレコは他のプレコに比べて体が小さいので、ディスカスなどの中型の熱帯魚と混泳させると攻撃されることがあるので、体格差には注意してください。
混泳に向いていない熱帯魚
プレコはおとなしいイメージがありますが、意外に縄張り意識が強い魚です。
生活スペースが被ってしまうコリドラスやオトシンクルスと混泳させると喧嘩をしてしまうことがあります。激しい喧嘩をするわけではありませんが、周りの魚を怖がってしまい餌が食べられない個体が出てきてしまいます。
同じ低層を泳ぐ魚と混泳させる場合はプレコが隠れられる場所を多く作って喧嘩にならないようにしましょう。
また、プレコを食べてしまう魚とは混泳することができません。食べられたプレコが死んでしまうだけでなく、プレコのヒレが喉に詰まってしまい食べた魚も死んでしまうことがあるので注意してください。
タイガープレコの繁殖方法
タイガープレコの繁殖はブッシープレコなどに比べれば難しいですが、繁殖に成功した例が無いわけではありません。タイガープレコを繁殖させたいと思うなら、タイガープレコだけの水槽を用意しましょう。
混泳させている場合はタイガープレコがストレスを感じてしまうので産卵しづらくなったり、産卵しても卵を食べてしまうことがあります。なので、ストレスをあまり感じさせないようにプレコだけで飼育する水槽を用意しましょう。
タイガープレコだけの水槽を用意して、産卵筒を用意してあげれば、運が良ければ繁殖させることが出来ます。水換えを週に何度かやってあげるとタイガープレコが刺激されて産卵しやすくなります。
どうしても繁殖ができない場合はマジックリーフを使って水質を変えてみてください。もし産卵が確認できたら卵だけを違う水槽に移して上げてください。卵が孵化したらお腹の栄養が無くなるぐらいで人工餌を砕いて与えるか、水草をつぶして上げるかしてください。餌を食べるようになれば繁殖は成功です。プレコの正しい飼い方とは?プレコを飼育する時に気をつけたい3つのこと
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