プレコの飼育設備について!プレコを飼育する際に必要な設備を紹介!!

2014年12月28日

プレコの飼育設備について!プレコを飼育する際に必要な設備を紹介!!ブッシープレコ

プレコは種類が多く熱帯魚の中でも人気の高い種類です。綺麗な種類も多く飼ってみたい方も多いと思います。プレコを飼育する場合はプレコに適した環境を整える必要があります。今回の記事では、プレコを飼育するために必要なものを紹介します。

プレコは飼育が簡単だといわれていますが、それでも色々と準備をしてしっかり飼育しなければすぐに死んでしまいます。

水槽のコケ取り役に良いなんて、色々なブログで書かれていて、飼育が簡単そうなイメージがありますが、水温や水質があわなければすぐに死んでしまいます。

プレコが死なないように、病気にならないように飼育する場合には、絶対に用意しなければ行けないものがいくつかあります。今回の記事ではプレコの飼育に必要なものを紹介するので、プレコを飼いたいって思う人はぜひ読んでみてください。

それでは、プレコの飼育に必要なものを紹介します。

プレコの水槽について

プレコに限らず、魚を飼育するには水槽が必要です。そんなの当たり前だよって思われそうですが、プレコを飼う場合には、プレコにあった水槽を選ばなければいけません。

水槽の素材について

水槽にはアクリル水槽とガラス水槽の2種類の水槽があります。プレコを飼育する場合には、絶対にガラスの水槽を購入するようにしてください。

アクリル水槽はガラス水槽よりも柔らかいので、簡単にキズが付いてしまいます。例えばスポンジでアクリルの表面をこするだけでもキズが付いてしまうことがあります。

プレコは吸盤の様な口で流木などに吸いついて、流木を削りながら食べます。プレコは水槽にも吸い付いて水槽の表面を削ることがあります。

ガラスの水槽なら、削れることはないのですが、アクリル水槽だと柔らかいのですぐにキズがついてしまいます。細かい傷がつくと白く曇ってしまい水槽の中が見えづらくなります。プレコを飼育する場合には傷がつかないようにガラス水槽を選ぶようにしてください。

水槽のサイズについて

また、水槽を選ぶ時はサイズにも気をつけましょう。

小型のプレコを1匹飼うだけなら、小さい水槽で飼育することもできますが、複数のプレコを同じ水槽で飼う場合には60㎝の水槽がおすすめです。

60㎝の水槽なら、小型のプレコを4〜5匹混泳させることができます。違う種類の魚と混泳させることを考えている人や、色々な種類の小型のプレコを混泳させようと考えている人は60㎝以上の水槽にしましょう。

水槽を購入することは、濾過フィルターのがセットになっている商品を購入するのが良いと思います。

濾過フィルターについて

プレコは餌を食べる量も多く、常に流木をかじっています。流木を常にかじっているので、流木のゴミが水槽内に散乱しやすいです。ゴミやフンが散乱しているので、フィルターが目詰まりしやすいです。

プレコを飼育しているとフィルターが目詰まりしやすいのでメンテナンスがしやすい濾過フィルターがおすすめです。上部フィルターや外部フィルターであれば掃除が楽でメンテナンスも簡単なのでプレコの飼育に最適です。

水槽の底にはゴミが溜まりやすいので、濾過フィルターを選ぶ場合は水槽の底から水をくみ上げる底面フィルターは選ばないようにしましょう。

水流について

プレコは酸欠に弱く水流の強い環境を好みます。

流木などに張り付いてじっとしていることが多いので、ある程度水流があっても疲れることはありません。また、水流がある環境の方がヒレが綺麗に成長するとも言われているので、プレコを飼育する場合は水流を作ってあげるのがおすすめです。

上部フィルターが外掛けフィルターでは水流が弱い場合は外部フィルターやウォーターポンプなどを使用して水流を作るようにしましょう。

適度に水流を作っておくことで、水槽の底に溜まった流木のカスやプレコのフンなどが一箇所に溜まって掃除がしやすくなります。大きなプレコを飼育する場合はフンや流木のゴミも多いのでベアタンクで飼育をして掃除をしやすくしておくのがおすすめです。

ヒーターについて

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プレコを飼育するには、ヒーターが絶対に必要です。プレコは水温の変化に弱いので、ヒーターがなければすぐに病気になって死んでしまいます。

ヒーターの種類について

ヒーターにはサーモスタット機能がついているものとついていないものがあります。サーモスタット付きのものはヒーターとサーモスタット両方購入するよりも安上がりですが、ヒーターが壊れた時にヒーターだけ交換することができません。

長期的に使用することを考えるとヒーターとサーモスタットを別々に購入して、ヒーターが交換できるようにした方が安上がりです。

ヒーターの交換時期について

ヒーターは1年ぐらいで壊れてしまうので、壊れてしまったときにすぐに交換できるように、予備のヒーターも用意しておきましょう。

冬場に急に壊れてしまうと水温が下がってしまい、プレコが体調を崩してしまうことがあります。ヒーターの予備の他に水温計を設置して水温が下がっていないか毎日確認するようにしてください。

水槽用ヒーターの選び方

ヒーターを選ぶ時は水槽のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。大きな水槽なのに少ないワット数のヒーターを入れていても水温を上げることはできません。

60㎝水槽の場合は150W以上のヒーターを選んでください。60㎝以上の水槽の場合は200W以上のヒーターにしてください。60㎝以下の水槽の場合は100Wのヒーターを選んでください。

流木&シェルター

クイーンインペリアルタイガープレコ

プレコは臆病な魚なので流木とシェルターを用意しましょう。

プレコを1匹だけで飼育する場合はシェルターは必要なく、流木だけで大丈夫ですが、複数のプレコを混泳させる場合はシェルターも用意してあげてください。

熱帯魚専門店などに行けば、魚が隠れる用の土管が販売されているので、たくさんのプレコを同じ水槽で飼育する場合は購入して水槽に入れて上げてください。

プレコは流木の隙間などの隠れられる部分を自分の縄張りにします。隠れられる場所が少ないと縄張り争いが起きてしまうので、複数のプレコを飼育する場合は、みんなが隠れられるように土管を入れて隠れ場所を作ってあげてください。プレコの正しい飼い方とは?プレコを飼育する時に気をつけたい3つのこと