水槽のpHの測り方について!pHメーターの使い方と低コストでpHを測定する方法を紹介

2014年12月27日

水槽のpHの測り方について!pHメーターの使い方と低コストでpHを測定する方法を紹介ph試験紙

水槽は綺麗に見えていても水質は飼育している熱帯魚に合っているかはわかりません。飼育している熱帯魚やエビなどが元気がない場合は水質が悪化している可能性があります。熱帯魚を飼育する場合は定期的にpHを測定するようにしましょう。今回の記事ではpHの測り方や低コストでpHを測定する方法を紹介します。

pHは見た目で判断することができないので、定期的に測定をして水質の変化を正確にチェックする必要があります。pHは検査薬やpHメーターなどを使用して測ることができます。

熱帯魚を死なせないために1番大切なことは、pHを定期的に計って水質を安定させる事です。水が汚れていなくても水質が酸性やアルカリ性に傾いていることがあります。pHを測定することで水換えの頻度を少なくすることもできます。何より飼っている熱帯魚が病気になることが少なくなります。

Phメーターは高いってイメージがありますが、以外に安い値段でpHを計ることができるので、興味がある人はぜひ読んでみてください。それでは低予算でpHを計測する方法を紹介します。

pHとは

ph

pHとは水質がアルカリ性か酸性かを示す数値です。pHの数値は0から14まであり、ph7.0が中性で数値が高いほどアルカリ性、数値が低ければ酸性になります。

自然界では場所によってpHが異なるので、そこに住む魚はそのpHに適応します。アクアリウムでは熱帯魚を飼育する際に、できるだけ元の環境に近い水質に合わせる必要があるので、水槽のpHを測る必要があります。

pHが変化する要因

pHは様々な要因で上がったり下がったりします。簡単にpHが変化する要因を紹介します。

ソイルや流木を使用している

ソイルや流木を使用しているとソイルや流木に含まれる成分が水槽内に溶け出して水質を変化させます。流木はちゃんとアク抜きをしないと、タンニンという成分が溶け出します。タンニンは水質を弱酸性に傾けるので、弱アルカリ性の水質を好む熱帯魚を飼育する場合は注意してください。

水換え不足

水換えをしないと徐々に水質は弱酸性に傾きます。

アンモニアは生物濾過により亜硝酸へ、亜硝酸は硝酸塩へと毒性の低い物質に変化して行きます。硝酸塩は水質を弱酸性に傾けるので、熱帯魚を飼育していると徐々に水質が弱酸性に傾きます。

なので、定期的に水換えをして水質が下がりすぎないようにしてください。

co2を添加している

水草水槽などでco2を添加している場合はpHが下がります。

co2を添加することで水中に炭酸イオンという物質が発生します。炭酸イオンは酸性の物質なので、co2を添加するとpHが下がります。ただ、ほとんどの水草は弱酸性の水質を好むので、それほど悪影響はありません。

サンゴや牡蠣殻を使用している

サンゴや牡蠣殻にはカルシウムが多く含まれているので、サンゴ砂や牡蠣殻などを使用すると水中にカルシウムなどが溶け出すので、pHがアルカリ性に傾きます。

pHを測定するタイミングについて

熱帯魚

pHを測定するタイミングは水換えをする前に行うようにしましょう。

pHを測って硝酸塩の蓄積などでpHが下がっている場合は水換えをする必要があります。pHを測って飼育している熱帯魚の理想とするpHから0.5ほど下がっていたら水換えをしてください。

pHが急激に変わると熱帯魚が体調を崩してしまうので、pHが1以上変わる場合は水換えの頻度を多くするようにしてください。

pHショックについて

pHショックとはpHが急激に変化することによって、熱帯魚がぐったりしたり急に暴れたりする状態を言います。体力が落ちている個体だとpHショックで死んでしまうこともあるので注意が必要です。

水換えをする前にpHを測って、理想の数値よりも大きく離れている場合は水換えの量を減らしてください。いつも通り水換えを行うとpHショックを起こしてしまうことがあるので注意してください。

pHが下がりすぎている場合は普段の半分ほど水換えをして様子を見ながら徐々に水換えを行うようにしましょう。

水槽のサイズや飼育している熱帯魚にもよりますが、基本的には水換えの頻度は2週間に1回ぐらいの頻度で行います。なんで最低でも2週間に1回はpHを測るようにしましょう。

pHを測るために必要なもの

次はpHを計測するために必要なものとそれぞれの方法について紹介します。

pH試験紙を使って測定する方法

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テトラテスト6in1よりも低予算でpHを計ることができる商品はいくつありますが、1番簡単にpHが測れるのは、このテトラテスト6in1です。

1枚の試験紙でpH、炭酸塩硬度、総硬度、亜硝酸塩、硝酸塩、塩素の6つの濃度をテストすることができます。ただ、誤差もあるようなので、液体状の検査薬の方が正確に計ることができるのです。pHを計るだけと考えるなら、それほど問題でもありません。

6in1の1番の良い所は、何と言っても検査が楽なことです。液体状の検査薬は結果が出るまでに20分とかかかってしまいますが、6in1は1分で結果がわかるのでとても便利です。

また、液体状の検査薬は何mlの水に対して、検査薬1を何滴、検査薬2を何滴などが決まっていて、多すぎると正しい数値が出ないので、間違えて入れてしまうとやり直しになったりしてめんどくさいです。

そのてん6in1は水槽の水につけて1分待てば良いだけなので、急がしときでも簡単に検査することができます。水質の検査は定期的にやらなければいけないことなので、検査が簡単なのを選ぶのが良いと思います。

25枚入りでだいたい1200円前後で購入することができるので、1回の値段は48円になります。中には試験紙を半分に切って分けたり、3枚に切って分けたりする人もいます。

半分に分けて使う場合は1回25円で、3枚に分ける場合は1回16円になります。水槽を立ち上げたばかりの場合は、週に何度かpHを計測した方が良いですが、1度水質が安定すれば、そんなに計測しなくていいので、1つ購入すれば1年は持ちます。

水質が1度安定した場合は、台風や大雨があった次に水換えをする場合や新しい魚を水槽に入れた後や季節の変わり目にpHを計るだけで大丈夫です。

少し心配だなって思う人は水質が安定したあとは、週に1度ぐらい水質をチェックしてください。3等分にした場合は75回使えるので、週に1度検査しても1年間持ちます。

pH検査薬を使って測定する方法

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テトラから液体の検査薬も出ています。アンモニア濃度をテストすることができる検査薬とpHを検査することができる検査薬が販売されています。

値段の安さではテトラテスト6in1よりも、液体の検査薬の方が安いです。ただ、使い方が面倒で5mlの飼育水に対して、検査薬を7滴入れて検査します。

7等分して、0.7mlの飼育水に対して検査薬を1滴入れても同じ結果になります。pHを検査することができるテトラテストは、1つで50回分はいっているので、1つ1200円で購入したと考えると、1回3円ぐらいでpHをチェックすることができます。

値段的には液体の試験薬を使ってpHを図るのが1番安上がりですが、1滴でも検査薬を多く入れてしまうとやり直しになってしまったりしてめんどくさいので私は6in1の方がオススメです。

pHメーターを使って計測する方法

pHメーターという機材を使って水槽のpHを測ることができます。pHメーターは色々な種類があって安いものでは2000円ぐらいで購入することができます。

pHを計りたいときに水槽の水につけてpHを計測するものと、水槽に設置していつでも水槽のpHを確認できるものがあります。仕事が忙しいとか、簡単にpHを計測したい人は水槽に設置するタイプのpH測定器を購入するのがいいと思います。

pHメーターの使い方は簡単で小さい容器に水槽の水を取り出してpHメーターの電極部分を水に差し込んでボタンを押すだけです。pHメーターには標準液が入っているので、使用前にメーターの数値を調整してください。また、数年使用していると誤差が出てくるので、誤差が出ている場合は標準液を使用して数値を調整してください。

水槽に設置するタイプのpH測定器はニッソーpHモニターがおすすめです。見た目もかっこいいので、水槽に設置するとメカニックな感じになります。

値段は7000円と高いですが、毎日いつでも水槽のpHを確認することができると思いえば、安いと思います。PHとはなんなのか、プレコを飼育する上で大切な水質の管理方法を紹介