プレコと金魚の混泳について!プレコと金魚を混泳させる際の注意点を紹介!

プレコと金魚の混泳について!プレコと金魚を混泳させる際の注意点を紹介!ブッシープレコ

プレコは性格も大人しく、様々な熱帯魚と混泳されることがあります。水槽のコケ掃除役として飼育されることも多く人気の高い熱帯魚ですが、金魚と混泳させる場合には注意が必要です。
今回の記事ではプレコと金魚を混泳させる方法と、混泳させる際の注意点を紹介します。

プレコは水槽の掃除役として様々な熱帯魚と混泳させられることが多いです。プレコは性格が温厚で、コケを食べてくれるので金魚と混泳させたいと考える人も多いです。

金魚は食べる餌の量も多くフンも多いので、水質が悪化しやすく水槽にコケも生えやすくなります。なので、プレコと金魚を混泳させようと思う人も多いですが、プレコと金魚を混泳させるには注意も必要です。

プレコは性格が温厚な種類が多いですが、種類によっては金魚と喧嘩をしてしまうことがあるので、混泳させる場合はしっかりと喧嘩をしていないかチェックしておく必要があります。

プレコと金魚を混泳させるには

金魚鉢

プレコと金魚を混泳させることは可能です。

金魚は水槽内を泳ぎ回っていることが多く、プレコは水槽内の流木や壁に張り付いてじっとしていることが多いので、生活圏が被ることはないので、混泳させることができます。

可能ですが、混泳させるには様々な条件をクリアする必要があります。まずはプレコと金魚を混泳させるための条件について紹介します。

体格差が少ない

金魚とプレコを混泳させる場合は体格差に注意してください。

セルフィンプレコなどの大きく成長するプレコや気性の荒いプレコと金魚を混泳させてしまうと、金魚をいじめてしまうことがあります。

金魚とプレコを混泳させる場合は、ブッシープレコやタイガープレコなど小型で性格が温厚な種類のプレコを選ぶようにしましょう。

隠れ家を十分に用意する

プレコシェルター

プレコを混泳させる場合は隠れ家を十分に用意してください。

隠れ家がないと金魚につつかれたりしてストレスを溜めてしまうことがあるので、ちゃんと隠れ家を用意しましょう。

プレコの隠れ家にはプレコシェルターなどがオススメです。土管などを水槽内に設置しておくことで、プレコが虐められても隠れることができるようになります。

餌を十分に与える

ロイヤルプレコ

金魚は雑食性で餌を食べる量も多いので、プレコと金魚を混泳させていると餌不足になることが多いです。

プレコは水槽のコケを食べてくれるので、餌はあまり食べないと思われることが多いですが、コケだけでは餌が足りなくなってしまうことが多いです。

餌が不足すると喧嘩になりやすいので、金魚とプレコを混泳させる場合は餌が不足しないように十分に餌を与えるようにしましょう。

水温をしっかり管理する

金魚は低温でも飼育することができますが、プレコは熱帯魚なので26度以上の水温で飼育する場合があります。

混泳させる場合は水槽用のヒーターを用意して水温をしっかりと管理しましょう。

金魚は幅広い水温に対応できるので、水槽の水温はプレコに合わせてください。ヒーターは通年で使用するので、電気代がかかります。また、ヒーターは数年で壊れてしまう消耗品です。

急にヒーターが壊れてしまうことがあるので、ヒーターは予備も用意しておきましょう。

コケ掃除役としての飼育には向かない

ブルーフィンプレコ

プレコはコケを食べてくれますが、実際はそれほどコケを食べません。

成長するにつれて、コケを食べなくなることもあるので、コケ掃除役として飼育するのには向きません。

プレコを飼育することで水槽内のコケが綺麗になると思って飼育を始めても、それほど綺麗にはならないので、期待しすぎないようにしましょう。

プレコと金魚を混泳させる際の注意点

プレコと金魚を混泳していると様々なトラブルが発生します。トラブルが発生した場合はすぐに別の水槽に写すようにしてください。

プレコが金魚を舐めてしまう

プレコを飼育していると、よく舐めるという表現がされます。

舐めるとはプレコが魚に張り付いて、体液や体の表皮をかじってしまうことを言います。

舐めるという表現だと可愛く感じるかもしれませんが、流木を削り取るほど強い力でかじられてしまうので、舐められてしまった魚は傷ついてしまいます。

動きが早い魚は舐められることは少ないですが、動きなゆっくりな種類の金魚と混泳していると舐められてしまうことがあるので注意してください。

水流が金魚のストレスになる

プレコは水流の強い環境に生息している熱帯魚なので、プレコを飼育する場合は水流を強くして飼育する人が多いです。

プレコにとっては良い水流ですが、金魚によってはストレスになってしまうので注意が必要です。

水流を強くして飼育することができないのでプレコが運動不足になってしまうことがあります。運動不足にならないように、混泳させる場合はなるべく大きな水槽で飼育するようにしましょう。

コケ対策について

金魚を飼育する場合は単独で飼育することがオススメです。

コケ掃除役としてプレコを導入しても、それほどコケ対策にはならないだけでなく、混泳がうまく行かない場合もあります。

なので、金魚を飼育していてコケが気になる場合はしっかりとコケ対策をしましょう。

コケが生えてしまった場合はスポンジやヘラで掃除してください。また、底砂が汚れているとコケが生えやすくなってしまうので、底砂をしっかり掃除してコケが発生しづらい環境を作るようにしましょう。

まとめ

今回の記事ではプレコと金魚の混泳について紹介させていただきました。

プレコと金魚は混泳させることができますが、混泳が上手くいくには様々な条件があり、失敗してしまうこともあります。

喧嘩をしてしまい弱ってしまうこともあるので、プレコと金魚を混泳する場合は混泳に失敗した際にすぐに隔離ができるように別の水槽を用意しておきましょう。