ブッシープレコってどんな魚?ブッシープレコの特徴と飼育方法を紹介
ブッシープレコは他のプレコに比べて飼育が簡単で値段もやすいのでプレコの入門種として人気があります。セルフィンプレコのように大きく成長しないので初めてプレコを飼育する方にオススメです。今回の記事では、ブッシープレコの特徴について紹介します。
ブッシープレコは口や鼻の周りにヒゲが生えているとても可愛いプレコです。
ブッシープレコは確認されているだけで60種類以上確認されていて、ブッシープレコはアルビノブッシープレコやオレンジスポットブッシープレコなど色々な種類のが存在します。
しかも、ショップなどで適当に名前をつけて販売されている亜種のブッシープレコを入れると、すごい数が販売されています。
大きさや体の色で色々と名前が変わりますが、ブッシープレコは全般的には飼育や繁殖がしやすい種類なので、アクアリウム初心者の人でも簡単に飼育することができます。
今回の記事ではブッシープレコの特徴について紹介するので、興味をもった人はぜひ飼ってみてください。それでは、ブッシープレコの特徴について紹介します。
ブッシープレコの特徴
ブッシープレコの1番の特徴は、鼻や口の周りのヒゲです。オスの方がヒゲの量が多くて長さもあるので可愛く見えます。ブッシープレコは飼育や産卵も簡単なのでアクアリウム初心者の人は、水槽のコケ取り要因として飼われることが多いです。
体の色は、ブッシープレコの種類にとって違いますが、普通のプレコは黒字に白い水玉模様があります。
ブッシープレコは色々な種類があるので、アルビノブッシープレコな白い見た目をしていたり、体がオレンジ色のオレンジブッシープレコなどがいます。色々な見た目をしたブッシープレコがいますが、私は普通のブッシープレコが1番可愛いと思います。
他のプレコ同様にヤスリ状の口で流木や岩などにくっついてコケなどを削り取りながら食べています。タイガープレコやインペリアルゼブラプレコに比べて販売価格が安く飼育も簡単なので初心者の方に人気のある種類です。
ブッシープレコの体長について
体長は最大でも15cmほどまでしか成長しません。
セルフィンプレコに比べて体長が小さいので小型水槽のコケとり要因として飼育することができます。成長もゆっくりで生後1年ほどで10cm程度まで成長しますが、それからは1年に2cmほどしか成長しません。
ブッシープレコの寿命について
寿命は平均して10年ほどです。
体の大きさに比べて長生きなので、最後まで飼育することができるかよく考えてから飼育を始めるようにしましょう。最大で15年ほど生きることもあるので、飼育する場合は水質の悪化に気をつけて長生きさせてあげてください。
ブッシープレコの販売価格について
販売価格もそんなに高くないので、これからアクアリウムを始めようって人でも飼いやすいと思います。安いところでは500円ぐらいから、高いところでも1000円前後で購入することができます。
ブッシープレコのコケ取り能力について
ブッシープレコはプレコの中でもコケをよく食べてくれます。
水槽内に発生するコケは大体食べてくれます。水槽のガラス面に発生するスポット状の苔も食べてくれるので、水槽の掃除の頻度を減らしてくれます。
ブッシープレコはコケを食べる量が多いので、こけが不足すると水草も食べてしまいます。餌が不足しないようにコケがなくなる前に人工餌に慣れさせるようにしましょう。
ブッシープレコの種類について
一言にブッシープレコといっても熱帯魚ショップでは様々な種類のブッシープレコが販売されています。簡単に熱帯魚ショップで販売されているブッシープレコの種類について紹介します。
アルビノブッシープレコ
名前の通りアルビノのブッシープレコです。アルビノ個体なので赤い目と白い体が特徴的な種類です。突然変異な訳ではなく、アルビノの遺伝子を持った個体を掛け合わせることで生まれます。
販売価格もそれほど高くなく、ブッシープレコと同様の値段で販売されていることが多いです。
マツブッシープレコ
マツブッシープレコはブッシープレコより大きく成長する種類です。
最大で25cmほどまで成長する種類で頭が大きくヒゲが太いので独特な見た目をしています。ブッシープレコよりも大きくて存在感があるプレコが良いという方にオススメです。
ミニブッシープレコ
ミニブッシープレコは体長が10cm程度で成長が止まる種類です。より小さいプレコが良い方はミニブッシープレコを選ぶのがおすすめです。
ミニブッシープレコといっても10cm以上まで成長してしまうこともあるので、飼育する際は注意してください。
ブッシープレコの飼育に必要なもの
ブッシープレコの飼育はそれほど難しくありませんが、飼育する場合はしっかりと飼育環境を整えて飼育するようにしましょう。
簡単にブッシープレコを飼育する際に必要な設備について紹介します。
水槽の大きさについて
水槽の大きさは45cm水槽がおすすめです。
30cm水槽でも飼育することができますが、少し手狭になってしまうので、45cm水槽を選ぶようにしましょう。45cm水槽であれば3匹ほど飼育することができます。
また、ブッシープレコは口がヤスリ状になっているので、水槽はガラス水槽を選んでください。アクリル水槽だと細かい傷がついてしまうので注意してください。
濾過フィルターについて
濾過フィルターは上部フィルターか外掛けフィルターがおすすめです。
プレコは酸欠に弱いので飼育する場合は水面が揺れて酸素を取り込みやすいフィルターで、掃除が簡単なものの方が使いやすいです。
ブッシープレコは流木をかじるので、流木の木クズが出ます。木クズはフィルターの目詰まりの原因になるので、掃除が簡単なフィルターを選ぶようにしましょう。
ブッシープレコの飼育方法
ブッシープレコはプレコの中では1番飼育が簡単な種類のプレコなので、それほど気を使わなくても簡単に飼育することができます。ただ、短時間で水温が大きく変わってしまったり、Phがすごく低くなってしまったりすると、病気になたり元気がなくなってしまうので気をつけてください。
水温と水質について
水温は大体25度ぐらいにして、Phは7.0にあわせておきましょう。水温は激しく上下しなければ、そんなに気にしないでも大丈夫です。水道水のPhは大体7.0なので飼育密度を適切にしていれば、週に1度か2度水換えをしてあげればPhは7.0に維持することができます。飼育密度は60㎝水槽の場合5匹か6匹が適切です。
混泳について
ブッシープレコは性格もおとなしいので他のプレコや熱帯魚と混泳することもできます。他の魚と混泳させることができるので、水槽のコケ取り要因によく使われています。
ただ、他の魚に襲われることがあるかもしれませんので、ブッシープレコが隠れられるように流木を入れたり、土管を入れたりしてあげてください。プレコを飼育するときの水槽のレイアウトはこちらの記事で書いているので、よかったら読んでみてください。プレコを飼育する時の理想のレイアウトを紹介
ブッシープレコの繁殖方法
ブッシープレコはプレコの中で1番繁殖が簡単種類です。オスとメスのペアを水槽に入れておくだけでも、勝手に産卵して繁殖することがあります。
オスとメスの見分け方は体のサイズで見分ける方法とヒゲの長さと量で見分ける方法があります。体のサイズで見分けるのはちょっと難しいと思うのでヒゲの長さと量で見分けるようにしましょう。
オスの方がヒゲが長く、量が多いです。ただ、生まれてから1年以内の個体だとオスとメスの特徴がしっかりでないので、生まれてから1年以上立っている個体でオスとメスの選別をするようにしてください。
プレコを繁殖させるためには、水槽の中に産卵筒を設置するようにしてください。産卵筒があれば、生まれた卵を隔離したりするときに便利です。卵が水流に流されて濾過器の中に流されて死んでしまうことも少なくなるので多くの個体を孵化させることができるのでオススメです。
プレコの繁殖方法はこちらの記事で書いているので、繁殖させたいと思う人はぜひ読んでみてください。プレコを繁殖させたいと思ったら気をつけたい3つのこと!
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