ピクタスってどんな魚?ピクタスキャットの特徴と飼育方法を紹介

2015年1月29日

ピクタスってどんな魚?ピクタスキャットの特徴と飼育方法を紹介ピクタス

ピクタスは銀色の体に黒いスポット模様が綺麗な魚です。ナマズの中でも綺麗な種類で、ナマズにしては元気に泳ぎ回るので飼っていても楽しい熱帯魚です。見た目も綺麗で飼育もしやすいので、昔から入門種として親しまれています。今回の記事ではピクタスの特徴と飼育方法を紹介します。

ピクタスはコリドラスにも似た見た目をしているナマズの仲間です。見た目はコリドラスに似ていますが、特徴は全然違うので、飼うときはピクタスの特徴をしっかりと理解してから飼うようにしましょう。

導入時は病気になりやすいところがありますが、水温の管理や水質の管理がしっかりできれば病気になることもなく簡単に飼育することができます。アクアリウムに慣れてきた人はぜひ飼ってみてください。

今回の記事では、ピクタスの特徴と飼育方法を紹介するので、飼ってみたいと思う人はぜひ読んでみてください。

それではピクタスの特徴と飼育方法を紹介します。

ピクタスの特徴

ピクタスはナマズの中でも見た目の綺麗な魚です。

ナマズ系の魚は流木の隙間でじっとしていたり、水槽の底面でじっとしている魚が多いのですが、ピクタスは活発に水槽内を泳ぎ回ります。

複数のピクタスを同じ水槽で飼育すれば、群れになって水槽内を泳ぎ回る姿が見れるので、飼っていても楽しいと思います。

ピクタスには長いヒゲが付いているのが特徴的です。餌をあげるとヒゲを動かして餌を探すので、とても可愛いです。

ピクタスの尾ビレと背ビレには鋭いトゲが付いています。このトゲは刺さると痛いので、手で触れる際は気をつけてください。また、ネットで水槽から出そうとするとネットにトゲが刺さってしまいとるのが大変なので気をつけてください。

水槽を移す際はネットではなく、ザルなどを使用して移すようにしましょう。

寿命について

寿命は長いものでは10年ぐらいい生きます。

5〜10年ほど生きると言われているので、飼育する際はしっかりと水質や水温を管理して長生きさせてあげるようにしましょう。

体長について

ピクタスの体長は最大で13㎝ぐらいにまで成長します。

そこまで大きく成長することは少なく、10cmほどまでしか成長しません。生涯をとおして小さな水槽でも飼育することができ流ので、飼いやすいと思います。

ピクタスの飼育に必要なもの

ピクタスを飼育する場合は他の熱帯魚と同様の設備で飼育することができます。簡単に必要な設備について紹介します。

水槽

ピクタスは小さな熱帯魚ですが、初めて飼育する場合は60cm水槽がオススメです。

60cm水槽であれば水量を多くとることができ、水質があんてしやすいです。60cm水槽であれば4〜6匹ほど飼育することができます。

ろ過フィルター

ろ過フィルター外掛けフィルターか外部フィルターがオススメです。

ピクタスは水流のある環境を好むので、外掛けフィルターや外部フィルターを使用して水流を作るのがいいと思います。

水槽用ヒーター

水槽用のヒーターは温度調整型でも温度固定型でもどちらでも大丈夫です。

ピクタスが病気になった際に温度を上げたい時などは温度が調整できるヒーターの方が使いやすいです。値段は高くなりますが、サーモスタットとヒーターを用意するのがいいと思います。

隠れ家

流木や水草を入れておくと隠れ家にもなるのでオススメです。他にも水槽用の土管などを用意して隠れられる場所を用意しましょう。

ピクタスを飼育するときの注意点

ピクタスは入門種として人気ですが、導入時病気になってしまうことがあります。

導入時は病気になりやすいので、pHを定期的に調べたり、水温をしっかり安定させるようにしましょう。pHは7前後で安定させて、水温は26度前後で安定させてください。

短時間で急激に水温が変化してしまったり、急激にpHが下がってしまったりすると病気になってしまうことがあります。最悪の場合死んでしまうことがあるので、季節の変わり目などは水温や水質が変化していないかしっかり確認するようにしましょう。

ピクタスの餌について

餌は人工餌も食べますが、イトメや赤虫といった生き餌も好物でよく食べます。餌を与えすぎてしまうと、水質がすぐに悪化してしまうので、様子をみて食べきれる量を与えるようしてください。

人工餌を与える場合はナマズ用の餌がオススメです。ナマズ用の人工餌ではキューリンから出ている、ひかりクレストのキャットがオススメです。

ピクタスを混泳させる時の注意点

ピクタスは群れて泳ぐ種類の魚なので、ピクタスを複数飼育する場合は問題ないのですが、ピクタス以外の魚と一緒に飼育する場合には注意が必要です。

ピクタスは結構水槽内を泳ぎ回るので、神経質な魚との混泳はさせないようにしてください。

また、ピクタスの口に入るぐらい小さな魚と混泳させるのはやめてください。ピクタスは意外に凶暴なので口に入る魚は食べてしまいます。

カラシンなどと一緒に飼育すると食べられてしまうので気をつけてください。

体は小さいですが、泳ぐ力は強いので、水槽内に水草を入れていると水草のレイアウトをめちゃくちゃにされてしまうので、水草は入れないほうが良いと思います。ナマズってどうやって飼えばいいの?ナマズの飼い方を紹介

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