プレコの混泳について!!混泳に向いている魚や混泳させる際の注意点を紹介!!

2014年12月20日

プレコの混泳について!!混泳に向いている魚や混泳させる際の注意点を紹介!!インペリアルタイガープレコ

プレコはよく、水槽のコケ取り要因として飼われる魚です。ただプレコの中には混泳向かない種類があったり、プレコとは一緒に入れてはいけない種類の魚がいたりします。今回の記事では、プレコを混泳させるときに気をつけて欲しいことを紹介します。

プレコはアクアリウム初心者の人でも飼いやすい熱帯魚です。水槽のコケをとってキレイにしてくれるので、アクアリウムを始めるときによく飼われる魚の一つです。

プレコの中には、縄張り意識も少なく性格もおとなしい種類もいるので、他の魚と混泳させることができます。でも、プレコを買って混泳させようと思ったら気をつけなければいけないポイントがあります。

今回の記事では、プレコを混泳させるときの注意点と混泳に向いている熱帯魚を紹介するので、プレコを飼おうと思う人はぜひ読んでみてください。

プレコを混泳させる際の注意点

プレコシェルター

まずは混泳させる際の注意点について紹介します。

混泳に向いているプレコ


プレコの中には縄張り意識が低く、おとなしい種類のプレコと、縄張り意識が高くて、すぐにケンカしてしまう種類のプレコがいます。プレコを購入して、混泳させようと思ったら、おとなしく混泳い向いている種類のプレコを購入するようにしましょう。

混泳に向いている種類のプレコは、ブッシープレコ、タイガープレコ、クイーンアラベスク、インペリアルゼブラなどです。体長が20㎝以上大きくならないような小型のプレコと同サイズの魚となら仲良く混泳させることができます。

ウルトラスカーレットトリムなどは体長が大きくなってしまう種類のプレコは混泳には向きません。大きくなってくると気性が荒くなってしまい喧嘩をしてしまうことがあります。

幼魚のであれば混泳することができますが、成長すると縄張りを作ろうとして喧嘩をしてしまうので注意してください。

隠れ家を多く用意する

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プレコを混泳させるためにはレイアウトにも気をつけましょう。プレコを混泳させようと思ったら、最低でも流木とプレコマンションは用意してください。

プレコはおとなしくてケンカが少なくても、他の魚に虐められたり他の魚に追いかけまわされる事があります。また、プレコ同士を混泳させていると喧嘩をしてしまうことがあります。

身を隠せるシェルターを用意してあげれば、縄張り争いもなくなってケンカすることも少なくなります。シェルターがプレコの縄張りになるので、プレコの数だけシェルターを作ってあげてください。プレコのストレスを減らすためにも、流木とプレコマンションは用意してあげましょう。

レイアウトの注意点

水槽の底に水草を植えていると、プレコが掘り起こしてしまうので、水草を設置する場合は流木にくくりつけるようにしてください。

また、プレコは水流がすきなので水中に水流ポンプを設置してあげると喜びます。水流ポンプを設置する場合は、メダカなどといった小さな魚とは混泳させないように注意してください。

メダカなどといった体の小さない魚は、水流が強いと流されてしまって、そのうち体力がなくなって死んでしまいます。

プレコを混浴させるなら掃除は多めに

プレコはたくさんフンをします。たくさんフンをするので、水質が悪化しやすいです。プレコをたくさん飼う場合や色々な魚と混泳させる場合は週に1度は水槽の掃除をしてあげてください。

プレコだけだったら体も丈夫なので、多少水質が悪化したぐらいで死んだりすることはありませんが、一緒に入れている魚は死んでしまうことがあるので、飼育密度は余裕をもって飼うようにして、掃除をしっかりやるようにしてください。

水槽の掃除を毎週やるのは面倒だと思います。面倒だと思う人は掃除が簡単になるように水槽をレイアウトしましょう。水槽の底に砂利を入れたり、水草を砂利の中に埋めていると掃除が面倒になります。

掃除をしやすくするためには、水草を設置するなら流木などにくくりつけるようにしたり、水槽に砂利は入れないでベアタンクで飼育するのがおすすめです。

ベアタンクで飼育しているとフンや流木のカスなどが水流によって1箇所に溜まります。1箇所に溜まったゴミを吸い出すだけで掃除することができるので掃除が楽になります。

カッコイイレイアウトにしたり、水槽には砂利を入れたり砂を入れたりしたい人は、飼育密度に余裕を持つようにして、濾過が間に合うようにしましょう。

小型のプレコの場合は60㎝水槽に5匹ぐらい入れて飼育するのがベストです。飼育密度に余裕を持つには60㎝水槽の場合3〜4匹で飼育するのが良いと思います。

体格差に注意

プレコを混泳させる場合は体格差に注意してください。

小型のプレコを混泳させる場合は同じようなサイズの小型の熱帯魚と混泳させるようにしましょう。アロワナやオスカーなど大型の熱帯魚と混泳させる場合はセルフィンプレコなどの大きくなる種類のプレコと混泳させてください。

体格差が大きく場合はプレコが襲われてしまうことがあります。プレコのヒレは硬いので、食べられたプレコが死んでしまうだけでなく、喉に詰まって食べた方の魚も死んでしまうことがあるので注意してください。最初にも紹介してますが、大型のプレコの混泳は難しいです。喧嘩など問題が起こったときに単独で飼育することができるように別に水槽を用意しておきましょう。

プレコと混泳できる熱帯魚について

ロイヤルプレコ

それではプレコと混泳できる熱帯魚について紹介します。

ネオンテトラ

ネオンテトラ

ネオンテトラは熱帯魚の中でも飼育が簡単で見た目も綺麗なので人気の高い種類です。プレコとは遊泳層が被らないので安全に混泳させることができます。

グッピー

グッピー

グッピーもネオンテトラ同様に人気の高い熱帯魚です。

飼育も簡単で遊泳層も被らないので、プレコと混泳させることができます。ただ、泳ぐのがあまりうまくないので、混泳させる場合は水流があまり強くならないように注意してください。

コリドラス

コリドラスパンダ

コリドラスはプレコと同様に水槽の底面を泳ぐ熱帯魚です。

遊泳層がかぶるので混泳させる場合は注意も必要ですが、体格差がなく隠れ家を多く作れば混泳させることができます。遊泳層がかぶるので、混泳させる場合は大きめの水槽で飼育をして餌の取り合いにならないようにしてください。

プレコの喧嘩について

プレコの喧嘩ではよく舐めるという表現をします。

プレコが喧嘩をする際は流木やガラス面にくっ付くように他の熱帯魚にくっ付きます。舐めるというと激しい喧嘩のイメージができないと思いますが、流木を食べるように他の魚の表皮や粘液をかじっているので魚が傷ついてしまいます。

プレコ同士でも舐めてしまうことがあるので、プレコが他の魚にくっ付いていないかよく観察するようにしましょう。

舐められた魚は体液が剥がれてしまうので体力が落ちて病気になりやすくなります。淡水エイやポリプテルスなど遊泳層がかぶる魚は舐められやすいので混泳させる場合は注意してください。舐められてる魚がいる場合は別の水槽に移すようにしましょう。